撥弦楽器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 00:24 UTC 版)
ダン・バウまたはダン・ドック・フイェン(Đàn bầu、Đàn độc huyền) - ツィター属の単弦楽器。主にC3に調弦される。しばしば他の調弦もされる。 ダン・ダイ(Đàn đáy) - 長棹リュート。歌手が用いる。胴は台形で三つの弦はG3 C4 F4に調弦される。 ダン・グエットまたはダン・キム(Đàn nguyệt、nguyệt cầm、đàn kìm、Quân tử cầm) - リュート属。月のような形の楽器。二つの弦は完全四度、完全五度、または短七度になるよう調弦される。ニャー・ニャックに用いられる。 ダン・サン(Đàn sến) - 二弦のリュート属の楽器。 調弦は様々。 ダン・タム(Đàn tam) - フレットのないリュート属の楽器。両面に蛇の皮が貼られた共鳴胴をもつ。三つの弦を F3 C4 F4に調弦する。中国の三弦に似る。ニャー・ニャックに用いられる。 ダン・チャイン(Đàn tranh) - 板型ツィター属の長い楽器。16弦の金属弦を持つ。 ダン・ティ・バ(Đàn tỳ bà、Đàn tyba) - 洋なしのような形のリュート属の楽器。四つの弦はC4 F4 G4 C5に調弦される。ニャー・ニャックに用いられる。 ダン・トゥまたはダン・ドアン(đàn tứ、Đàn đoản) - 丸型または四角い形の四弦の楽器。背は平らである。短棹リュート属。 C3 G3 D4 A4に調弦される。 Guitar phím lõm (lục huyền cầm, ghi-ta phím lõm,Đàn ghita) - ベトナム仕様に変えられた五弦のアコースティックギター又はエレクトリックギター。主にcải lương(現代のベトナム民族劇場)で用いられる。調弦はC3 F3 C4 G4 C5。 Đàn đáy と同じ形のベースギター。 ダン・ティンまたはティン・タオ(Đàn tính、tinh tâu) - 長棹リュート属。ひょうたんの胴と2、3本の絹の弦をもつ;タイー族やヌン族(Nung)、またタイの民族によって用いられる。 Bro - ツィター属。フレット付き。竹の胴とひょうたんの共鳴器を持つ。中部高原の少数民族が用いる。 Goong - ツィター属。胴は竹の管でできている。中部高原の少数民族が用いる。 チョン・クアン(trông quân) - ベトナム北部のツィター Đàn tre - 撥弦楽器。Đàn tínhに似る。Nguyễn Minh Tâmによって作られた。80センチの針金を弦として23本持ち、それらはホースバンドによって竹の管の最上部のへりに固定される。4リットルの長方形のオリーブオイルの空き缶が下部に取り付けられ、これは共鳴器として機能する。この楽器はベトナム音楽も洋楽も演奏することが出来る。オーストラリア国立博物館では、この楽器の見物ならびに作者による演奏の録音を聞くことが出来る。 ダン・バウダン・ダイダン・チャインダン・ティ・バダン・トゥダン・ティンGoong
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撥弦楽器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 20:53 UTC 版)
カチャピやシトゥル、チェレンプンが有名である。スンダのカチャピ・スリンは、日本の尺八と琴の二重奏とほぼ同一の演奏形態であり青銅楽器は存在しないが、これもガムランである。
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撥弦楽器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 05:30 UTC 版)
グラヂャプピー (กระจับปี่) - 古代のフレット付リュート ヂャケー (จะเข้) - 鰐型のフレット付三弦ツィター ピン (พิณ) - 東北タイ地域で用いられる三弦のリュート ピンピヤ (พิณเพียะ) - 北タイ地域で用いられる共鳴器付ツィター スン (ซึง) - 北タイ地域のリュート ピンハイ(พิณไห) もしくは、 ハイソン (ไหซอง) - 大小異なる素焼きの壷の口に輪ゴムを渡したもの ヂャケー スンの演奏者。チェンマイ県メーオーン郡
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撥弦楽器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 00:59 UTC 版)
管弦楽において使用される撥弦楽器は、主にハープ、マンドリン、ギター、バンジョー、ツィターなどである。このうち最も一般的な楽器はハープである。 ハープはマリー・アントワネットが愛奏したように、古典期から既に独奏楽器としての地位を得ているが、演奏会用純音楽としてオーケストラにハープが編入され特徴的な活躍を見せるのは、ロマン派初期のベルリオーズの『幻想交響曲』第2楽章が最初期の例である。ワーグナーは同時に6台ものハープを要求し、音量を補強した。またダブルアクション・ハープの発明により、近代以降ではより頻繁に使用されるようになった。また近代ではハープは2台が組になり交互に演奏することで、より拡張的な書法を見せることも多い。また通常音色だけでなく、叩いたり擦ったりハーモニクス奏法も、他の楽器と組み合わせるのに好んで用いられる。 ツィターはオーストリアの民族楽器であり、ヨハン・シュトラウス2世などのウィンナ・ワルツで編入楽器として用いられた。ただしソリストとして特徴的に扱われ、伴奏に回ることは少ない。 バンジョーも同様の理由で狂詩曲的な扱いであることが多く、ヨーロッパよりは楽器の生まれた南北アメリカ大陸の作曲家に使用例が多い。珍しい例ではキューバに滞在したヘンツェの交響曲第6番で用いられている。
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撥弦楽器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 19:34 UTC 版)
弦をはじく。はじくには、指、爪、またはそれに変わるもの(義甲、プレクトラムという)を使う。箏、三味線、ギター、エレキベース、チェンバロなどがこうして音を出す。
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