スンダとは? わかりやすく解説

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スンダ

魚津弁(☆印は「ス」と発音する 意味
スンダくず米できそこない

スンダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 13:14 UTC 版)

スンダ: सुन्द, Sunda)は、インド神話に登場するアスラあるいはヤクシャである。主に、

の2人が知られている。以下に説明する。

ウパスンダの兄弟

ダイティヤ族に属するアスラである。ニクムバ[1][2]あるいはニスンダ(Nisunda)の息子[3]。兄弟はウパスンダ。

スンダとウパスンダ兄弟は三界(天上界、地上界、地下界)を征服してデーヴァ神族からの支配をアスラ族の元へと奪還した。そこでブラフマー神は三界奪回のためにスンダとウパスンダを自滅に追い込むべく、ヴィシュヴァカルマンが作り上げた絶世の美女、アプサラスティローッタマーを二人に差し向けた。ティローッタマーを見たとたん、スンダとウパスンダはティローッタマーを奪い合い、やがて兄弟でありながら死闘を繰り広げ、自滅した[4][5][6]。これは『マハーバーラタ』に登場する有名なシーンでもある。

ターラカーの夫

ヤクシャ族のジャンバの息子。ヤクシャの王スケートゥの娘ターラカーと結婚し、息子マーリーチャをもうけた。スンダが聖仙アガスティヤに滅ぼされたとき、ターラカーとマーリーチャはアガスティヤに復讐しようとした。しかし逆に呪われてターラカーは醜い人喰いのヤクシニーに、マーリーチャはラークシャサと化した[7][8]

脚注

  1. ^ マハーバーラタ』1巻201章2。
  2. ^ インド神話』p.159。
  3. ^ インド神話伝説辞典』p.94「ウパスンダ」の項。
  4. ^ マハーバーラタ』1巻200章-204章。
  5. ^ インド神話』pp.159-163。
  6. ^ 神の文化史事典』p.335。
  7. ^ ラーマーヤナ』1巻24章-25章。
  8. ^ 阿部訳、p.23-24。

参考文献

関連項目


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