採用国と運用者
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「Mk 48 (機関銃)」の記事における「採用国と運用者」の解説
オーストラリア - オーストラリア軍 (マキシミ(Maximi)として現地生産したものがオーストラリア軍に採用された) 。 アメリカ合衆国 - アメリカ特殊作戦軍(主にNavy SEALsおよび第75レンジャー連隊) インド - インド軍特殊部隊 (Special forces of India) なおFNハースタル社では、(特殊作戦に最適化しない)通常の軽機関銃としてのミニミの7.62ミリ口径モデルも販売しており、オーストラリア軍ではマキシミ(MAXIMI; 「最大」を意味する「マキシマム」(maximum)と「ミニミ」(MINIMI)との合成語)と称している。 Mk 48を構えるSEALs隊員(手前) Mk 48を構える2/327歩兵大隊の兵士(第10山岳師団) 地方復興チームに配属された空軍軍曹による発砲シーン
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採用国と運用者
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順次に改良されたアメリカ軍のM249 L110A1で射撃訓練を行うイギリス海兵隊員。給弾にSTANAG マガジンを使用 脇にマキシミを置いて山の斜面を監視するオーストラリア陸軍兵士 C9A2を構えるカナダ陸軍兵士 スウェーデン陸軍のKsp 90B 75式班用機槍(T75)を運搬する中華民国陸軍兵士 アイルランド アフガニスタン アフガニスタン国軍がM249を採用している。 アメリカ合衆国 詳細は「M249軽機関銃」を参照 M249軽機関銃として国産化され、陸軍・海兵隊の分隊用機関銃として広く配備されている。採用後まもなくのPIP(兵器改良プロジェクト)を端緒として順次に改良が重ねられているほか、空挺モデル(パラトルーパー)および特殊作戦モデル(SPW)も派生した。また特殊作戦軍向けとして、SPWを更に改良したMk 46、これを7.62ミリ口径に改設計したMk 48も派生している。 UAE イギリス 上記のように、ミニミはもともとイギリス軍SASの要請に応じて開発されたものだったこともあり、同国の特殊部隊では早くから導入されたものの、その他の部隊への配備は長く行われていなかった。その後、2001年にアフガニスタンへの派遣部隊のためにミニミ軽機関銃を緊急調達したのち、2004年には全軍で導入しており、標準モデルはL108A1、空挺モデルはL110A1として制式化された。しかしアフガニスタンでの経験から射程不足が認識されるようになり、2018年の決定によってミニミは廃止され、分隊レベルにもL7汎用機関銃を配備することになった。 イスラエル イスラエル国防軍(IDF)は、最初にミニミを5.56mm版SAWとして採用し、その品質を実戦で確かめた。限られた数のミニミが1990年代前半に購入され、南レバノンで実戦に使用された。 ミニミは確実に動作し、高い評価を得たが、1995年にイスラエル独自開発のIMI ネゲヴ(Negev)5.56mm軽機関銃が、よりイスラエル国防軍の要求に合致するものとして採用された。 イタリア イタリア軍が採用している。供給はベレッタ社。 イラク イラク特殊作戦部隊によってM249PIP、Mk46が採用。それぞれ固定銃床・スチール製伸縮銃床・新型伸縮銃床のモデルの存在が確認される。 インドネシア ピンダッド社がSM3の名で現地生産したものをインドネシア国軍が採用している。 エジプト オーストラリア F89として現地生産したものがオーストラリア陸軍に採用された。 特徴として、ピカティニー・レールと、1.5倍光学サイト(スコープ)が取り付けられ、また、フラッシュハイダーが長くなっている。9名からなる分隊が2丁を携行している。また、少数の空挺バージョンが、空挺部隊により使われている。 7.62mm弾モデルもマキシミ(Maximi)として採用されている。 オランダ オランダ陸軍が歩兵用のFN MAGの代替機関銃として採用した(FN MAGは車両搭載用機銃として使われ続けている)。 カナダ 供給はコルト・カナダ社。カナダ統合軍地上軍では、チューブ状スチール製銃床を備えた基本モデルをC9として制式化したのち、ピカティニー・レールを装備して3.4倍のElcan C79 スコープの装着に対応したC9A1、銃身を短縮するとともに銃床を伸縮式としたC9A2と、順次に改訂を加えている。 ギリシャ ギリシャ陸軍と特殊部隊にて採用。 スイス LMg 05(Leichtes Maschinengewehr 05)もしくはFM 05(Fusil mitrailleur 05)の名で呼ばれる。 スウェーデン Ksp 90としてスウェーデン陸軍が採用している。主力小銃がAk 4(H&K G3)からAk 5(FN FNC)に変更されたのに合わせ、軽機関銃もKsp 58(FN MAG)から変更された。空挺モデルをKsp 90B・Ksp 90Cとして採用している。 スペイン スペイン海軍がパラを採用している。通常の5.56mm NATO弾のほか、7.62mm NATO弾が使用できるモデルも採用。 スリランカ スロバキア スロバキア軍がパラを採用している。 スロベニア セルビア タイ 中華民国(台湾) 細部に独自改良を加えた物を75式班用機槍(T75)の名で採用している。 パプアニューギニア オーストラリア製のF89を使用している。 ハンガリー 特殊部隊でSAWを採用している。 フィリピン フィリピン軍が2007年に採用を決定したものの、後にこの決定は覆されて、大韓民国のK3に変更された。ただしこれもミニミのコピー商品である。 ペルー ペルー海軍が採用。 ポーランド GROMやJWK、Formozaと言った、軍の特殊部隊が採用している。 マレーシア マレーシア陸軍がHK11A1機関銃の後継として採用している。 ニュージーランド カナダ製のC9をニュージーランド陸軍が採用している。また、7.62mm仕様のミニミ7.62 T.R.を7.62 LSW Minimiとして2013年より採用した。 ネパール ネパール陸軍は5,500丁のミニミを使用している。2002年7月11日にベルギー政府により供給された。 ノルウェー 2011年に採用。2021年9月、ノルウェー国防省はMINIMI(ミニミ)の第三世代である7.62mm FN MINIMI Mk3 機関銃4000挺を新たに購入する契約を締結、この契約には7年間に渡るスペアパーツの供給、20年間に及ぶ保守契約も含まれる。 日本 東ティモール ブラジル フランス AAT-F1の名称でフランス陸軍内で広く使われている。 ベルギー ベルギー陸軍が基本型(名称はM2)とパラ(M3)を採用している。 ラトビア ルクセンブルク ルーマニア アメリカ製のM249を特殊部隊が使用する。
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