戦闘・刀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 15:08 UTC 版)
前作同様、本作でも刀を使って敵と戦い、倒した相手の落とした刀を拾って自分のものにできる。プレイ中に入手した刀は「刀蔵」に収められ、次回以降のプレイに持ち越せる。刀は前作からの「上段」「中段」「下段」「脇」「片手」「忍者」に、「居合」「二刀」を新たに加えた8種類の構えに分類される。体力が尽きゲームオーバーになると所持していた刀が失われるのは前作と同じだが、前作のように刀を失ったデータが自動的に上書きセーブされることはなく、セーブするかどうかは任意で選択できる。 プレイ開始時には難易度が設定でき、敵の強さとプレイ終了時の得点が変化する。最初は「やさしい」「ふつう」の2段階だが、得点の累計が一定値に達すると「むずかしい」「一撃死」が選択可能になる。「一撃死」は敵も操作キャラクターも刀で斬られると即死するモードで、そのぶんプレイ終了時の得点が全難易度中最高となる。また、難易度が高いほど、より強力な刀を入手できるようになる(「一撃死」は「ふつう」と同じ)。 戦闘における前作からの変更点として、刀の基本動作が大技と小技ではなく、縦斬りと横斬りに区別されるようになっている。このふたつは太刀筋の残像の色で見分けられ、防御時に方向キーを相手の動作にあわせて適切な方向に入力することで「捌き(さばき)」が成功して相手をよろめかせ、そのタイミングでボタンを入力すると威力の大きい攻撃を繰り出すことができる。雑魚キャラクターを相手にした集団戦の場合、捌きでよろめいた相手への攻撃が成功すると一撃で倒すことができ、ほかの相手は動揺して攻撃まえの予備動作が大きくなり、次の太刀筋を読みやすくなるため、時代劇の殺陣のように襲ってくる相手を次々と斬り伏せることが可能となる。一撃必殺の要素がなかった前作においては雑魚キャラクターを倒すのに時間がかかるという意見があり、アクションが不得意なユーザーにも爽快感を与えるために模索され実現したシステムである。なお、前作にあった敵の技を無効化する「あわせ」と「見切り」は廃止されている。 前作と同じく、入手した刀は町中にある「鍛冶屋」で強化できる。鍛冶屋では刀の攻撃力・防御力・硬度の強化、そして冠名付けをすることが可能。攻撃力・防御力は「質を上げる」ことで強化できる。ただし上げられる質の上限は刀ごとに決められており、それを越えると1回ごとに鍛えるのに失敗する確率が上昇してゆき、最悪の場合は刀が折れる。硬度とは、いわば刀の耐久力である。これが高いほど刀は折れにくくなり、戦闘で大技を連発したり、連続攻撃を防御しつづけることが可能になる。なお、硬度を強化しても質の数値は変化しないため、戦闘で下がっても何度でも強化しなおすことができる。冠名付けは本作からの新要素。刀の出来(攻撃力、防御力、刀の質、斬殺数、刀の名前など)を見てもらい、冠名を付けることで刀を強化できる。冠名の効果は純粋に攻撃力・防御力を上げるものから、強化できる回数を増やすものまで、さまざまなものがある。
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戦闘・刀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/06 22:29 UTC 版)
「侍 (スパイクのゲーム)」の記事における「戦闘・刀」の解説
ゲーム中では登場人物に敵対的な行動をとった場合などに、戦闘になることがある。戦闘は相手がどれだけ多数であろうと一対一での斬り合いを繰り返すというもので、一斉に襲いかかられることはない。 戦闘時の主要武器となるのが刀で、敵を倒すと、相手が所持していた刀を拾って自分のものにできる。刀は「上段」「中段」「下段」「脇」「片手」「忍者」という6種類の構えに分類されている。また、それぞれの刀には固有の技があり、攻撃を当てることで得られる経験値をためたり、特定の行動をとったりすることで新たな技を編みだすことが可能。 刀には体力・攻撃力・防御力の補正値が設けられているほか、硬度という値が存在し、攻撃を防御されたり、相手の攻撃を防御しつづけたりすることで疲労度が上がり、それで硬度メーターがいっぱいになると硬度がひとつ減り、ゼロになれば刀が折れて使いものにならなくなる。補正値や硬度は六骨峠に存在する「鍛冶屋」で鍛えられ、入手した刀を「刀蔵」に送ることもできる。エンディング時に所持していた刀や刀蔵に送った刀は次回以降のプレイ時に装備して開始できる。 刀による攻撃は大技と小技があり、ボタンによって使い分ける。小技を防御する、または相手に防御されると「押す」か「引く」か「そのまま」かの動作が選択できる。この3動作はじゃんけんのような三すくみの関係にあり、この駆け引きに勝利すると「崩し」が成功して隙を生じさせ、大技を叩き込むチャンスが得られる。また、相手の攻撃に合わせてタイミングよくボタンを押すと「あわせ」が成功し、攻撃を無効化できる。あわせを行うとさらに一定の確率で「見切り」が生じ、以降その刀で同じ技を受けると自動的にあわせが行われるようになる。 打撃技も存在し、刀に比べればダメージは少ないが、技の出が早く、相手の防御を崩すことができる。ほか、周囲にある物を投げつけてもダメージを与えられる。 ダメージを受けると主人公の体力が減り、ゼロになると「死」の文字が表示されてゲームオーバーとなる。この場合、装備中の刀が失われた状態で自動的にセーブされることになり、二度と取り戻せなくなる。減った体力は畑に生えている「大根」や、落ちている「ひよこういろう」、「あじの塩焼き」といったアイテムを取ると回復する。道端に生えている「きのこ」でも回復できるが、同じ外見の「毒きのこ」も混じっており、これを取ると体力が減る。主要キャラクターと戦闘になった際は、体力が減って不利になると「あやまる」という選択肢を選べる場合があり、状況によってはそれでゲームオーバーを回避することもできる。
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戦闘・刀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 22:46 UTC 版)
本作では鍛冶屋にて自分だけのオリジナル刀を作ってもらうことができる。オリジナル刀は、自分が過去に習得した技や構えを技ポイントに応じて任意に設定できるほか、所持している「刃」「鍔」「柄」「頭」などの部品を使用することで部品に応じた能力を刀に付加させることもできる。また、使用する部品は専用のものが必要だが、槍の作成を依頼することも可能。 また、刀の能力値のひとつとして「重さ」が設定されている。「重さ」はおもに攻撃速度に影響し、数値が高いほど武器の振りが遅くなるが、相手の使用する武器よりも「重さ」の数値が高かった場合、攻撃動作中に相手の攻撃を受けてもひるまずに攻撃することが可能になる利点も存在する(スーパーアーマー)。また「重さ」の数値が高ければ高いほど、わずかだが攻撃力にも上昇補正が加えられる。 「構え」に関しては、以下の3つが追加されている。 無手(むて) 本作から実装された構えで、刀を用いず徒手空拳のみで戦う。 刀の攻撃と比べて技の威力が低く、「無手」構え中はガードができなくなるという上級者向けの構えだが、ほとんどの攻撃が打撃属性に設定されているため、相手も「無手」による攻撃をガードできないという利点もある。 槍構え(やりがまえ) 過去作品では刀の一種として登場していたが、本作では固有の構えとして実装されており、刀とは明確に異なる武器という扱いになった。 総じてリーチが長く、刀よりも遠くから相手を攻撃することが可能だが、全体的に攻撃が大振りで隙が大きいのが特徴。 二刀流(にとうりゅう) 槍構え同様、本作では固有の構えとして実装。使用するには侍点が一定ポイントまで達する必要がある。 本作では別々の刀を任意に組み合わせて持つというかたちになり、攻撃力と防御力は装備した二本の刀のうち高いほうの数値が反映される。また、使用する技は二刀流専用のものが適用されるが、忍者刀で二刀流を行った場合は「忍者二刀流」となり、通常の二刀流とは違う技構成になる。
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