御嶽神社とは? わかりやすく解説

おんたけ‐じんじゃ【御嶽神社】


みたけ‐じんじゃ【御嶽神社】

読み方:みたけじんじゃ

青梅市にある神社祭神櫛真知命(くしまちのみこと)ほか二神火災盗難除(よ)けの神として信仰される武蔵(むさし)御嶽神社。


御嶽神社

御嶽神社 里宮
おんたけじんじゃみたけじんじゃ

鎮座地 長野県木曾郡王滝村

奥 宮  御嶽山(標高3036m)の頂上

ご祭神 国常立命
    大己貴命
    少彦名命
(俗称岩戸
御嶽神社 鳥居
お山に眠っておられるのかな? 御嶽山山岳そのものが神であるという信仰起源すると考えられています。開山役小角といわれ、大宝2年(702)信濃国高根道基により奥宮創建され里宮文明16年(1484)に創建
 それ以後入山するものが絶えていましたが、天明 年間(1781~89)尾張国覚明(かくめい)が再開し次いで武蔵国普寛(ふかん)などの修験行者御嶽山神の功徳説き世人登山遥拝勧め、再び御嶽山信仰世の注目を集めるようになりました

 神道十三派一つ御嶽教あります木曾御嶽霊山根本道場とする山岳教派で、岐阜県側黒沢口登山道開闢をした覚明(御嶽教では覚明霊神と仰ぐ)と長野県側の王滝口登山道開いた普寛(普寛霊神と仰ぐ)を開山霊神仰ぎ江戸時代中期天明寛政年間(1781~1801)を中心として、山岳宗教から村里布教へと展開して結社された宗派神道です。立教創設者は、熱心な御嶽行者であった幕末・明治期神道家下山応助です。御嶽教の奉斎主神国常立命大己貴命少彦名命の三で、この三神御嶽大神称え開山霊神(覚明霊神普寛霊神)と天神地祇八百万神配祀神としています。木曾御嶽に登拝して六根清浄唱え禊祓太陽信仰息吹行法などの修行によって悟道に入るのを教旨としていますが、なかでも根本道場である御嶽山登拝が中心です。

念願の御嶽山登拝にて

御嶽神社

読み方:オンタケジンジャ(ontakejinja)

別名 田島の御嶽山

教団 単立

所在 埼玉県さいたま市

祭神 国常立命 ほか


御嶽神社

読み方:ミタケジンジャ(mitakejinja)

教団 神社本庁

所在 山梨県大月市

祭神 日本武尊 ほか


御嶽神社

読み方:ミタケジンジャ(mitakejinja)

教団 神社本庁

所在 愛知県蒲郡市

祭神 少彦名命


御嶽神社

読み方:オンタケジンジャ(ontakejinja)

別名 みねのおんたけさん

教団 神社本庁

所在 東京都大田区

祭神 国常立命 ほか


御嶽神社

読み方:オンタケジンジャ(ontakejinja)

別名 おんたけさん

教団 神社本庁

所在 長野県木曽郡王滝村

祭神 国常立尊 ほか


御嶽神社

読み方:ミタケジンジャ(mitakejinja)

教団 神社本庁

所在 宮城県本吉郡本吉町

祭神 水分大神 ほか


御嶽神社

読み方:ミタケジンジャ(mitakejinja)

別名 竜沢宮

教団 神社本庁

所在 山形県飽海郡遊佐町

祭神 大己貴命 ほか


御嶽神社

読み方:ミタケジンジャ(mitakejinja)

教団 神社本庁

所在 千葉県千葉市

祭神 戸神 ほか


御嶽神社

読み方:ミタケジンジャ(mitakejinja)

別名 卯の神さま

教団 神社本庁

所在 東京都江東区

祭神 法性尊意


御嶽神社

読み方:ミタケジンジャ(mitakejinja)

教団 神社本庁

所在 東京都豊島区

祭神 倭建命 ほか


御嶽神社

読み方:ミタケジンジャ(mitakejinja)

別名 権現さま

教団 神社本庁

所在 神奈川県秦野市

祭神 倭健之命 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

御嶽神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/31 18:59 UTC 版)

御嶽神社(みたけじんじゃ)は、蔵王権現を祀る神社金峰神社・金峯神社(きんぶじんじゃ、きんぷじんじゃ、きんぽうじんじゃ、みたけじんじゃ)ともいう。総本社は吉野金峰山寺の蔵王権現堂。

(ただし、下掲するように、一部に木曽御嶽山信仰(御嶽講御嶽教)系統の「御嶽神社(おんたけじんじゃ)」もあるので、注意が必要。)

概要

修験道の神である蔵王権現を祀る神社は、明治時代の神仏分離のときに、御嶽神社、金峰神社(金峯神社)、蔵王神社などと改称された。

蔵王権現は、釈迦如来(過去世)、千手観音(現在世)、弥勒菩薩(未来世)が権化し出現したとされ、神道においては、「大己貴命」「少彦名命」「国常立尊」や、「安閑天皇(広国押建日命)」「金山毘古命」と習合し、同一視されたために、それらの神々を祭神とするようになった。

なお、覚明行者普寛行者が創始した木曽御嶽信仰に基づく神社は、上記と区別して「おんたけじんじゃ」と呼ばれる。起源は蔵王権現信仰であるが別の信仰として分化している。

主な御嶽神社

主な金峰神社

主な金峯神社

他の蔵王権現を祭る神社

木曽御嶽山信仰の神社

御嶽山王滝頂上の御嶽神社頂上奥宮本社(長野県木曽郡王滝村

木曽御嶽山信仰(御嶽講)由来の神社。

伝統系(江戸時代)
新興・単立系(明治以降)
折衷系

脚注

関連項目

外部リンク


御嶽神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 05:38 UTC 版)

桶狭間」の記事における「御嶽神社」の解説

御嶽神社(おんたけじんじゃ)は、名古屋市緑区有松町大字桶狭間高根にある御嶽教教会である(北緯35度3分51.2秒 東経13658分15.1秒 / 北緯35.064222度 東経136.970861度 / 35.064222; 136.970861)。廻間では文久年間1861年 - 1863年)に御嶽講発足し以後野覚清ら先達とする御嶽山登山盛んに行われるうになる。現在では宗教法人御嶽神社有松日の出教会として説教所および石鳥居を持つほか、隣接して秋葉神社祀られている。

※この「御嶽神社」の解説は、「桶狭間」の解説の一部です。
「御嶽神社」を含む「桶狭間」の記事については、「桶狭間」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「御嶽神社」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「御嶽神社」の関連用語

御嶽神社のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



御嶽神社のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
神社ふり~く神社ふり~く
Copyright © 2025 ななかまど All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの御嶽神社 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの桶狭間 (改訂履歴)、御嶽山 (改訂履歴)、宮益坂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS