小別沢とは? わかりやすく解説

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小別沢

読み方:コベツザワ(kobetsuzawa)

所在 北海道札幌市西区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒063-0011  北海道札幌市西区小別沢

小別沢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/01 16:54 UTC 版)

日本 > 北海道 > 札幌市 > 西区 > 小別沢
小別沢
小別沢会館
小別沢
小別沢の位置(地図 - Google マップ
北緯43度02分45.7秒 東経141度16分35.7秒 / 北緯43.046028度 東経141.276583度 / 43.046028; 141.276583
日本
都道府県 北海道
市町村 札幌市
行政区 西区
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
063-0011
市外局番 011[1]
ナンバープレート 札幌

小別沢(こべつざわ)は、北海道札幌市西区にある地名。

札幌中心部の市街地から大倉山を越えた西の向こうにあり、かつては盤渓の一部だった[2]

歴史

地名の由来は、アイヌ語の「ク・オ・ペッ」(仕掛け弓を置く沢)であり、アイヌにとっての狩猟の場であったらしい[2]

開拓期の盤渓は、屯田兵の準備用地として陸軍省から貸与された土地だった[2]。ところが1894年(明治27年)、日清戦争に屯田兵が動員されたため、一帯は遊休地と化した[2]。そこで炭焼人夫を募集して製炭を行ったことにより、開拓が始動することになった[2]

1902年(明治35年)ころ、7戸24人という小部落に成長し[2]、組織的に取りまとめる必要が出てきたことから、久守総兵衛が一帯を総括する組長に着任[3]。その後は人口の漸増に応じ、部落を分割してそれぞれに長を置いた[3]

昭和初期までの小別沢は、札幌中心部への往来に2時間以上も山道を歩かねばならないという、まったくの僻地であった[3]。そこで住民全員の協力のもと、2年がかりで100メートルの素掘りトンネルを造り、1927年(昭和3年)に完成させた[3]。これが初代小別沢トンネルである。

施設

  • 札幌御嶽神社

脚注

  1. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年3月30日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 『札幌地名考』p.122
  3. ^ a b c d 『札幌地名考』p.123

参考文献

外部リンク



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