宮の沢とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 地名 > 宮の沢の意味・解説 

宮の沢

読み方:ミヤノサワ(miyanosawa)

所在 北海道札幌市西区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

宮の沢

読み方:ミヤノサワ(miyanosawa)

所在 北海道(札幌市交通局東西線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒063-0059  北海道札幌市西区宮の沢

宮の沢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/09 07:37 UTC 版)

日本 > 北海道 > 札幌市 > 西区 > 宮の沢
宮の沢
地下鉄宮の沢駅
宮の沢
宮の沢の位置
北緯43度05分23.6秒 東経141度16分35.9秒 / 北緯43.089889度 東経141.276639度 / 43.089889; 141.276639
日本
都道府県 北海道
市町村 札幌市
行政区 西区
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
063-0051〜54、59
市外局番 011[1]
ナンバープレート 札幌

宮の沢(みやのさわ)は北海道札幌市西区にある地名。同区内の北西端に位置する。旧国道5号北海道道124号宮の沢北一条線)の両側に広がる地域である[2]

歴史

1871年(明治4年)、仙台白石藩の藩士たちが北海道に集団移住し、白石村の基礎を造った。しかし翌1872年(明治5年)、三木勉が率いる52戸241名は再移住を試み[2]発寒村に入植。これを機に分村が行われて手稲村が誕生した[3]。彼らは中の川の沢地に上手稲神社の前身となる小祠を祀り、その周辺は「宮の沢」と呼ばれるようになった[2]

1882年(明治15年)、大字三村制の施行により手稲村が3区分されたとき、宮の沢は大字上手稲村の一部とされた[2]1942年(昭和17年)の字名改正により、この大字はなくなった[2][3]1951年(昭和26年)には町制が施行され、所属自治体が手稲町となる[3]

その後、手稲町東部地区の中心は手稲東に移り、また西野への移住者が増えるにつれ、宮の沢は周囲の発展から取り残される形となった[2]。しかし1967年(昭和42年)3月の札幌市との合併[3]から10年を経るころには、宅地化が急速に進行した[2]

西区から手稲区の分区が行われた1989年(平成元年)、それまでの「手稲宮の沢」という町名は廃止され[4]、西区側は「宮の沢」となり、手稲区側となった地域は「西宮の沢」となった[5]

1999年(平成11年)、札幌市営地下鉄東西線が延伸され、終点となる宮の沢駅が設置された。

施設

脚注

  1. ^ 総務省総合通信基盤局電気通信事業部電気通信技術システム課番号企画室 (2014年4月3日). “市外局番の一覧” (PDF). 総務省. p. 1. 2016年5月4日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 『札幌地名考』p.124
  3. ^ a b c d 片岡 2012, p. 322.
  4. ^ 札幌市 - 廃止町名(あ〜な)
  5. ^ 札幌市手稲区 - 手稲のまちの案内板
  6. ^ 2024年10月からマックスバリュ宮の沢店

参考文献

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「宮の沢」の関連用語

宮の沢のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



宮の沢のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日本郵政株式会社日本郵政株式会社
Copyright (C) 2025 JAPAN POST SERVICE Co.,Ltd. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの宮の沢 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS