建設着手、2009年開場へとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 建設着手、2009年開場への意味・解説 

建設着手、2009年開場へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:50 UTC 版)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」の記事における「建設着手、2009年開場へ」の解説

上記のような厳し見方があった中、2006年8月になって駅東町地区インフラ整備として(新球場予定地も含めた排水路工事始まったほか、同年9月には設計対象としたコンペ新たに実施され、最優秀案として東京辰巳国際水泳場兵庫県立但馬ドームなどを設計した建築家仙田満率いている環境デザイン研究所東京都港区)の作品選ばれた。 広島市2006年10月26日、この最優秀案を元にした基本実施設計契約環境デザイン研究所締結同社ファン選手から寄せられ意見を採り入れつつ、2007年2月基本設計同年7月には実施設計取りまとめた。 また、2007年5月発表され事業計画によれば、新球場本体建設費90億円)及び土地取得費(54.75億円)を合わせた整備費144.75億円の内、11.54億円については前述の「たる募金」等寄付金(1.26億円)や国土交通省まちづくり交付金(7.08億円)、下水道国庫補助金等(3.2億円。土地取得費に充当)にて賄うこととされた。残り133.21億円を全て使用料収入で補うこととする年間使用料維持費2.3億円を含め8.85億円となるが、実際年間使用料を6.57億円とし、維持費除いた年間4.27億円を用地取得費の残額(51.55億円)と建設費一部(35.66億円)に充当する計画である。 広島球団球場使用料として現市民球場年間5億6000万円支払っているが、これが新球場では1900万円増額された5億7900万円となる(この負担増については「より快適な環境提供するため」とされ、広島球団からも異議出ていない)。残る7800万円年間使用料負担については、従来のアマチュア・マスメディアからの使用料徴収とされている。 こうした要因加えると残る実質負担額は46億円となり、2007年6月4日広島市広島県地元経済界の3者で、広島市23億、広島県地元経済界115000万円(うちマツダ中国電力広島銀行の3社で半額程度)ずつを負担することで合意した。これらの財源として、広島県・広島市負担分のうち20億円分を充当するため、両者共同ミニ公募債新広島市民球場債」を発行購入希望者を募集したところ、締め切りとなる2008年10月15日までに個人法人合わせて1万2272件、予定額の3倍以上に上る66億2220万円応募があったため、急遽同年10月17日購入者決め抽選会が行われた。また、地元経済界負担分とされた115000万円については、広島商工会議所等が中心となって企業から寄付募った結果期限2008年3月末までに目標額を大幅に上回る16億円超が集まった。この目標超えた部分金額使途については、経済界広島市との間で寄付趣旨等を踏まえた上で協議が行われ、その結果新たに球場北側を走るJR車窓向けて得点イニング数等表示する電光掲示板設置された。 新球場設計案建設費用負担正式決定したことを受け、本体建築工事については2007年8月30日一般競争入札実施唯一応札した五洋建設増岡組治組の広島にゆかりのある三社による共同企業体JV)が予定価格の99.99%で落札電気設備工事落札した中電工日本電設工業長沼電業社JVと共に2007年9月28日市議会工事請負契約議決を受け、同年11月26日から建設工事進められた。 上記入札の後には、空調設備衛生設備スコアボード大型映像装置・サブスコアボードを含む)等の工事について入札が行われており、その結果トータル落札額が予定価格より2億9000万円安くなったため、この「差額分」は、完成後に追加予定だった設備エレベーターなど)の前倒し発注観客席グレードアップ充てられた。 建設工事順調に進み2009年3月28日完成式が執り行われ入場券球団グッズの販売2009年4月3日から始まった4月10日対中ドラゴンズ戦が公式戦初開催となった試合は3対11中日大勝し奇しくも旧市球場の初ゲーム1957年・対阪神戦・1対15)と同様にカープ敗戦でのこけら落しであった。また同年7月25日には、オールスターゲーム第2戦が開催された(広島では14年ぶりの開催)。アマチュア野球大会では、同年7月から全国高等学校野球選手権広島大会開幕式開幕試合決勝戦等に使用されている。

※この「建設着手、2009年開場へ」の解説は、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」の解説の一部です。
「建設着手、2009年開場へ」を含む「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」の記事については、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「建設着手、2009年開場へ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「建設着手、2009年開場へ」の関連用語

建設着手、2009年開場へのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



建設着手、2009年開場へのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS