平林寺境内林
名称: | 平林寺境内林 |
ふりがな: | へいりんじけいだいりん |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 埼玉県 |
市区町村: | 新座市野火止 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1968.05.28(昭和43.05.28) |
指定基準: | 動3,植1 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | 昭和51.05.12 |
解説文: | S51-6-042[[平林寺]へいりんじ]境内林.txt: 平林寺は、野火止用水に沿ったいわゆる武蔵野の一角にある禅寺で、境内約40ヘクタールには、武蔵野の二次林であるクリ、コナラ、クヌギ、アカマツなどの林が残存し、林床はクマザサなどに覆われている。 また、アカハラ、アオゲラ、キビタキ、ルリビタキなど約60種に及ぶ鳥類の繁殖地あるいは渡来地として、毎年利用されているほか、こん虫類もオオムラサキをはじめ多くの種類がここに生息し、いわゆる多摩丘陵以東の武蔵野における二次林を主体とした自然の残存地域として、学術上貴重であり、昭和43年に指定された。 しかし、最近周辺の開発が進行して来ており、特に鳥類の生息上重要な地域である東南側のクヌギ・コナラ林及びモウソウ竹林約1ヘクタールを追加指定するものである。 S43-01-022平林寺境内林.txt: [[平林寺]へいりんじ]は、[[野火止]のびどめ]用水沿いの一角にある禅寺として有名であるが、東京近郊の緑地が急激に失われてゆく最近では、かず少ない武蔵野の雑木林として着目されてきた。この境内(約40ヘクタール)には、クリ・コナラ・クヌギ・アカマツなどから成る樹林が残存し、林床はクマザサにおおわれている。アカハラ・ルリビタキ・アオゲラ・カケスなど、鳥類約60種が越冬・繁殖・渡りの中継地等としてここに生息しているし、オオムラサキのような貴重な蝶もここに生息する。 |
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天然記念物: | 平成新山 平戸礫岩の岩石地植物群落 平松のウツクシマツ自生地 平林寺境内林 平根崎の波蝕甌甌穴群 平石の乳イチョウ 幸嶋サル生息地 |
平林寺
(平林寺境内林 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/16 20:56 UTC 版)
平林寺(へいりんじ)は、埼玉県新座市野火止にある臨済宗妙心寺派の寺院で、野火止台地に、約13万坪の境内地を有する[6]。
注釈
出典
- ^ a b c d 新座市産業観光協会.
- ^ a b c d 江戸名所図会 1927, p. 83.
- ^ 新編武蔵風土記稿 野火止宿.
- ^ a b c d e 平林寺公式サイト 歴史.
- ^ 平林寺公式サイト 禅僧列伝.
- ^ a b c d e f g 藤井孝文『平林寺』案内本、p.4 - 9、平林寺 発行、2009年(平成21年)
- ^ 「平林寺縁起」松竹寛山 平林寺住職(第25世)兼僧堂師家。季刊「禅文化」 238号 禅文化研究所、2015年(平成27年)10月 11p
- ^ “野火止用水・平林寺の文化的景観保存計画 第2章 野火止用水・平林寺の文化的景観の捉え方1” (PDF). 新座市. p. 15 (2012年11月1日). 2023年7月20日閲覧。 (日本語)
- ^ 天皇皇后両陛下のご日程 平成21年(10月~) (日本語) - 宮内庁
- ^ “両陛下、平林寺で紅葉狩り 埼玉・新座市”. 47NEWS. 共同通信 (全国新聞ネット). (2009年11月26日). オリジナルの2012年7月20日時点におけるアーカイブ。 (日本語)
- ^ 江戸名所図会 1927, pp. 86–87.
[続きの解説]
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