境内の文化財など
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平林寺境内林(国の天然記念物) 睡足軒(国の登録有形文化財) 平林寺林泉境内(埼玉県指定名勝) 総門(埼玉県指定有形文化財) 茅葺造りで、正保5年(1648年)に京都詩仙堂の石川丈山によって揮毫された『金鳳山』の山号額を掲げている。 山門(埼玉県指定有形文化財) 木造、茅葺、1664年(寛文4年)建立。正面には京都詩仙堂石川丈山の揮毫による『凌霄閣』の扁額を掲げる。凌霄(霄は空の意)は、空を凌ぐこと、志の高いことのたとうである。楼上桟戸の両側には花頭窓が施してあり、内部には松平信綱によって寄進された釈迦・文殊・普賢の三尊仏と十六羅漢像を安置している。 仏殿(埼玉県指定有形文化財) 山門と同じく岩槻から移築されたもので、禅宗様式をよく伝える唐様の建物で、間口六間、奥行五間半、茅葺きの単層入り母屋造りである。本尊は釈迦如来坐像で、阿難尊者と迦葉尊者が両脇侍として安置されている。 中門(埼玉県指定有形文化財) 茅葺きの切妻造りの四脚門で、総門を小振りした感じの建物である。 戴渓堂(たいけいどう) 茅葺き宝形造り。字を独立、諱を性易と言い、別に天外一閑人と称した明の僧、独立性易(どくりゅうしょうえき)の坐像と独立の念持仏であった観音像を安置している。独立は黄檗派の僧である。 半僧坊 松平信綱夫妻墓(埼玉県指定史跡) 信綱夫妻墓のほか、大河内松平家歴代の墓もある、 安松金右衛門墓、小畠助左衛門墓 野火止用水開削の功労者 島原の乱戦没者供養塔 増田長盛墓川越藩主 松永安左エ門墓 前田卓墓 平林寺文書22通(埼玉県指定有形文化財)
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