堀内監督時代とは? わかりやすく解説

堀内監督時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 11:59 UTC 版)

読売ジャイアンツ」の記事における「堀内監督時代」の解説

2004年 V9時代エースだった堀内監督就任生え抜き高橋由伸らに加え前年までで近鉄との契約終わったタフィ・ローズダイエーから膝の靭帯断裂した後出場のなかった小久保裕紀獲得したかねてより所属する清原和博ペタジーニ江藤智などのさまざまな球団活躍した4番打者が1チーム顔を揃えるという超重量打線となった長嶋終身名誉監督に「史上最強打線」と名付けられ打線は、事実この年ローズ45本塁打外国人選手史上初めて両リーグでの本塁打王輝いたのに加え小久保球団史上初の右打者40本塁打記録する年間259本塁打プロ野球新記録を樹立。しかし、259本塁打新記録達成したものの100打点挙げた打者一人もいなかった事やチーム最多盗塁鈴木尚広の9と機動力をあまり駆使しなかった事で繋がり欠きチーム盗塁数は2512球団で最も少なく、また平成入ってからのワースト記録にもなっている。ちなみに12球団11位の日本ハム45盗塁投手陣においても上原が2.60で最優秀防御率獲得したものの、その後続かず規定投球回到達したのはその上原だけでチーム防御率は4.50とワースト3位完封勝ちは5とヤクルトに次ぐワースト2位タイ投手陣打撃陣の頑張り活かせず、成績前年と同じ3位だった。近鉄オリックス合併問題端を発したプロ野球再編問題では、球団スカウトが行った明治大学投手一場靖弘への不正な金銭授受責任取り渡邉恒雄オーナー職を辞任したまた、テレビ視聴率前年から低下した2005年 ポジション争いをやめさせ、打順固定することにより1年を戦う打線として「不動明王打線」と名付けたが、高橋由、二岡智宏らが軒並み故障この年から始まったセ・パ交流戦」では4位(セ・リーグでは阪神次いで2位)と好調だったものの、前年ヒューストン・アストロズ74試合登板抑えとして期待され新外国人ダン・ミセリ4月1日行われた広島東洋との開幕戦1点リードの9回に3点奪われセーブ失敗すると、次の登板サヨナラ負けで2戦連続敗戦投手極度不振で4試合登板しただけで4月19日球団史最速退団5月11日オリックス戦3・4月は8本塁打21打点奮闘していた清原11回裏に山口和男危険球死球受けて以降不振陥る等、投手陣崩壊チーム空中分解により、8年ぶりのBクラスとなる5位に終わっただけではなく9月28日阪神戦敗れた事でシーズン77敗目を記録し唯一最下位沈んだ1975年76敗を超えて球団史ワースト敗戦数を更新。4.80の防御率737失点何れも球団史ワーストとなり、結局シーズン6280敗4分と球団史上初のシーズン80となってしまった。また、前年球界再編騒動および原監督辞任騒動から人気一気下降した影響により、観客動員数減少テレビ視聴率低下顕著化する。そのため日本テレビ筆頭に各キー局地上波中継延長短縮中止があり、中継自体深夜枠での録画放送および衛星放送への移行が進む様になった。この低迷によって2005年シーズン中からストーブリーグ見越した活動表面化し怪我成績不振重なったローズ清原8月頃からチーム編成をはずれ、また監督候補についても、初の他球団出身監督として阪神のシニアディレクター星野仙一の名前があがった星野シニアディレクター招聘報道表面化する球団出身者のみが監督となってきた伝統を崩す事に一部OBファン反発星野シニアディレクターは9月10日会見開き阪神残留する事を表明した10月5日堀内成績不振責任取って任期1年残し退任し堀内自身解任されたと述べている)、翌年からの新監督として原が3年ぶりに復帰する事を正式に発表した。なお堀内が監督務めてから2年間の成績133144敗7分となった為、監督通算成績負け越しのまま退任したのは球団史上初である。

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