国家IS操縦者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 17:11 UTC 版)
「IS 〈インフィニット・ストラトス〉」の記事における「国家IS操縦者」の解説
クラリッサ・ハルフォーフ(Clarissa Harfouch) 声 - 瑞沢渓 ドイツのIS配備特殊部隊「シュヴァルツェ・ハーゼ」副隊長。階級は大尉。実力は山田と互角。ラウラと同じ眼帯をつけている。 部隊の中では年長者であり、部下である隊員を厳しくも面倒よく牽引する。信頼の厚さから、部隊内では親しみも込めて「お姉様」と呼ばれている。 日本の少女漫画のファンで、そこから日本文化の知識を得ているためかその内容はかなり偏っている。ラウラに色々な(誤った)知識を吹き込んでいる張本人。しかし、本人に悪気はなく、部隊内で多くの問題をかかえていたラウラが自分に恋愛相談を持ちかけるほどに変わってくれたことを嬉しく思っており、善意からさまざまな(誤った)助言をしている。 ラウラとの連絡手段として、原作ではISのコア・ネットワークを利用した通信を、アニメ版では携帯電話を用いる。 専用ISは「シュヴァルツェア・ツヴァイク」。 ナターシャ・ファイルス(Natasha Fairs) アメリカのテスト操縦者。年齢は不明。髪型は鮮やかで艶やかな長い金髪で左耳に認識票と思しきイヤリングを付けており、臨海学校最終日に一夏達と会った際には柑橘系のコロンを使用している。自身のIS(銀の福音)のことを「あの子」と呼び、母親のように愛着を持ち、暴走を仕組んだ人物に対して怒りをあらわにしている。また、助けてくれた一夏の頬にお礼のキスをしたことで、箒たちの嫉妬を煽ってしまい、一夏が女性陣より中身の入ったペットボトルを投げつけられるはめになった。 生身のまま「銀の鐘」試作壱号機・腕部装備砲バージョンを使用する等、体も鍛えている。イーリスのことは「イーリ」と呼んでいる。千冬とも面識がある。 専用ISは「シルバリオ・ゴスペル」。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}アニメ版でも登場が検討されたものの、諸般の事情により[要出典]実現はされず、「銀の福音」は無人機と設定された。 イーリス・コーリング(Iris Calling) アメリカの代表操縦者。「地図にない基地(イレイズド)」でナターシャと共に軍属している。ナターシャのことを「ナタル」と呼んでいる。 戦闘になるとあまり周りを気にしないようで、怪我を負ったナターシャを助けたものの自身の戦闘に支障をきたすと思い、そのまま放り投げていたり、自分が乗っている船を突き破るなどしている。 一夏と楯無がアメリカ国籍の秘匿空母に潜入した際、偶然その空母に立ち寄っており、一夏を発見して捕まえるために交戦する。その後、経緯は不明だがなぜか和解した様子。 専用ISは「ファング・クエイク」。 アニメ版では前述の通り「ナターシャに関する設定」がないため、登場していない。 カレン・カレリア 声 - 斎賀みつき 米軍特殊部隊「名も無き兵たち(アンネイムド)」の元隊長。 冷静沈着でかつて名前はあったが、過酷な訓練の中で忘れた模様。そのため、識別上は「隊長」と呼ばれていた。現在は千冬によりカレンの名を与えられる。 IS学園で回収された未登録コアと「白式」を強奪するためにIS学園を襲撃し、立ちはだかった千冬と交戦する。しかし、ISを装着していない生身の千冬に圧倒され、最後は待ち構えていた真耶が装着する「クアッド・ファランクス」の超大型ガトリングガンを受けて拘束される。 その後、千冬から何も利用されずに帰されることに納得いかずにいたが、嘘のない堂々とした言いように心動かされ、千冬に自身の秘匿回線を密かに教えて学園を去る。現在は千冬の協力者として行動する。 使用ISは、ステルス仕様の「ファング・クエイク」。 アリーシャ・ジョセスターフ イタリアの代表操縦者。第2回モンド・グロッソ大会優勝者。年齢は28歳。千冬が欠場した決勝戦対戦相手であり、単一使用能力を発動させた数少ない存在。 千冬と同じ格闘型ISを使用しているが、実力は他者を圧倒しており、事実上の世界ナンバー2とされている。2代目ブリュンヒルデであるものの「千冬との決着はついていない」と公言しており、第2回モンド・グロッソのブリュンヒルデ受賞を辞退している。 腰まで届く赤髪のツインテールと肩から胸元まで露出する程までに着崩した着物とピンヒールというアンバランスなファッションが特徴。テンペスタIIの起動実験事故に伴い、右目と右腕を失っている。シャイニィという白猫を飼っている。 京都における亡国機業掃討作戦に参加するも、千冬以外との戦闘の拒否を条件にスコールの誘いを受けて亡国機業に与する。 使用ISは「テンペスタ」。 ログナー・カリーニチェ ロシアの元代表操縦者。年齢は楯無よりも5つ上である事から22歳とされる。狐目が特徴であり、かつて楯無にロシア代表の座を奪われている。 レズビアンの傾向があり、11巻ではイギリスに向かう彼女達をいきなり襲撃して2人きりになった際には年下の楯無に対して「お姉さま」と泣きつく等、非常に面倒な性格の持ち主である。この時の戦闘及び痴話喧嘩は全世界中に中継放送されており、最悪の事態を招いている。 使用ISは「モスクワの深い霧 零号機」。
※この「国家IS操縦者」の解説は、「IS 〈インフィニット・ストラトス〉」の解説の一部です。
「国家IS操縦者」を含む「IS 〈インフィニット・ストラトス〉」の記事については、「IS 〈インフィニット・ストラトス〉」の概要を参照ください。
- 国家IS操縦者のページへのリンク