コア‐ネットワーク【core network】
読み方:こあねっとわーく
コア・ネットワーク
コアネットワーク
【英】core network, backbone
コアネットワークとは、ネットワークが通信の中枢として用いる大容量の通信回線のことである。コアネットワーク(backbone)とは「背骨」の意味で、通信を行う際に最も重要となる、いわば回線網の屋台骨であるといえる。
コアネットワークは、主にインターネットサービスプロバイダー(ISP)が他のISPと接続する接続拠点などが相当する。ISPのサーバーのような通信容量に耐えることができるように、コアネットワークには光ファイバー回線が採用されている場合が多い。ISPの接続拠点のような大規模なものでなくても、例えば大学内のネットワークで主要な回線の役割りを果たしている通信回線回線などを指してコアネットワークと呼ぶ場合もある。
レンタルサーバ業者などは多くの場合、レンタルサーバー選定の1つの目安として、自社で使用している基幹回線の通信許容量を公開している。インターネットの普及とコンテンツのリッチ化に伴って通信容量は常に増大しているため、各所のコアネットワークはひんぱんに強化されている。
参照リンク
バックボーンとは? (レンタルサーバー比較.JP)
コア・ネットワーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 15:23 UTC 版)
「コンピュータネットワーク」の記事における「コア・ネットワーク」の解説
コア・ネットワークとは、ネットワークが通信の中枢として用いる大容量の通信回線のことである。コアネットワークとは「背骨」の意味で、通信を行う際に最も重要となる、いわば回線網の屋台骨であるといえる。 コア・ネットワークは、主にインターネットサービスプロバイダー(ISP)が他のISPと接続する接続拠点などが相当する。ISPのサーバーのような通信容量に耐えることができるように、コアネットワークには光ファイバー回線が採用されている場合が多い。ISPの接続拠点のような大規模なものでなくても、例えば大学内のネットワークで主要な回線の役割りを果たしている通信回線回線などを指してコアネットワークと呼ぶ場合もある。 レンタルサーバ業者などは多くの場合、レンタルサーバー選定の1つの目安として、自社で使用している基幹回線の通信許容量を公開している。インターネットの普及とコンテンツのリッチ化に伴って通信容量は常に増大しているため、各所のコアネットワークはひんぱんに強化されている。 ユーザーのパソコンから相手に送られる送信データは、ADSLやFTTHなどのアクセス・ネットワークを通してこのコア・ネットワーク(中核ネットワーク)に集められ、処理され、送信先に届けられる。コア・ネットワークは、大容量のデータを扱うため、基幹通信ネットワーク、あるいはバックボーン・ネットワーク(Backbone Network、人間の背骨のような太いネットワーク)ともいわれる。
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