哨戒機・対潜哨戒機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 00:55 UTC 版)
「海上自衛隊の装備品一覧」の記事における「哨戒機・対潜哨戒機」の解説
名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数(※は改修数)保有数注釈SH-60J シーホーク 103機14機(2021年3月時点) 米シコルスキー・エアクラフト製SH-60Bを元に海上自衛隊向けに開発された哨戒ヘリコプター。1989年導入。後期導入の32機は陸上基地配備用である。2000年代前半から従来の白色塗装(画像上)に代わり灰色(ロービジ)塗装(画像下)へと変更されている。既に用途廃止機が出始めているが、一部の機体は延命工事を施し5年程度延伸する予定。 SH-60K 71機(2021年4月時点)※調達予定数約80機 SH-60Jを基に対潜能力の向上や対艦ミサイル・対潜爆弾の搭載能力を付与した三菱重工製哨戒ヘリコプター。試作1号機(8401号機、画像下)は飛行試験機USH-60K(機体番号も8901に変更)へと改造されている。2016年度までに81機の予算が計上されており、最終的には80機程度を取得する予定。一部の機体は延命工事を実施する予定。3機が救難仕様に改修予定。 XSH-60L 約90機(令和20年代までの調達予定数)2機(2021年10月時点) 現行のSH-60J/Kの後継としてSH-60Kをベースに国内開発されている新型哨戒ヘリコプター。2015~20年に開発試作を実施、2021年初飛行後、2023年度までに性能確認試験を実施する予定。 退役 哨戒機・対潜哨戒機 名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数(※は改修数)注釈HSS-1/1N うみつばめ HSS-1:8機HSS-1N:9機 1958年に導入された米シコルスキー社製対潜哨戒ヘリコプター。前期型のHSS-1(8551~8558号機)、及び後期型のHSS-1N(8561~8569号機)に分類される。1975年3月全機退役。 HSS-2/2A/2B ちどり HSS-2:55機HSS-2A:28機HSS-2B:84機 米シコルスキー社製対潜哨戒ヘリコプター。1964年に導入されたHSS-2、1974年導入のHSS-2A、1979年導入のHSS-2B(画像)に分類される。HSS-2Bの内2機は南極観測支援用の輸送ヘリS-61A-1へと改造される。2003年7月に全機退役。
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名称愛称画像調達数保有数注釈P-3C オライオン 101機※EP-3、UP-3C、UP-3Dを除く44機(2021年3月時点) 米ロッキード製対潜哨戒機で、1981年導入開始。派生型として画像情報収集機OP-3C(5機・P-3Cからの改造)、5機が電子情報収集機EP-3(5機・新造)、装備試験機UP-3C(1機・新造)、電子戦訓練支援機UP-3D(3機・新造)がある。用途廃止機が出始めている為、一部の機体は2011年度より6年程度の機齢延伸工事を施し23機分の予算が認められている。 P-1 29機(2021年3月時点)※調達予定数約80機 P-3Cの後継として、防衛省技術研究本部と川崎重工業が開発した純国産4発ジェット哨戒機。2013年3月12日開発完了。試作1号機(5501号機、画像下)は多用途機UP-1(機体番号も8951に変更)に改修されている。 退役 哨戒機・対潜哨戒機 名称愛称画像調達数注釈TBM-3W2TBM-3S2 アヴェンジャー 20機 1954年導入。主として訓練用として使用される。機上レーダーを搭載した索敵機型のTBM-3W2(画像上)、及び兵装とサーチライトを搭載した攻撃機型のTBM-3S2(画像下)をペアで運用される。1961年全機退役。 PBY-6A カタリナ 2機 1956年導入。主として訓練用として使用される。1961年11月全機退役。 JRF-5 グース 4機 1955年導入。主として訓練用として使用される。1961年全機退役。 PV-2D ハープーン 17機 1955年導入。主として訓練用として使用される。後に6機が計器飛行訓練機、2機が機上作業練習機として運用される。1961年全機退役。 S2F-1 トラッカー(あおたか) 60機 1957年導入。後に標的曳航用としてS2F-Uが4機、多用途機としてS2F-Cが2機改修された。1983年3月全機退役。 P2V-7 ネプチューン(おおわし) 64機 1956年導入。16機は米国から供与、48機が川崎重工業により国内生産される。内、4637号機はP-2V-7改(後のP-2J)に、4655号機は可変特性実験機(P-2V-7 VSA、画像下)に改造される。1982年全機退役。 P-2J おおわし 82機 1969年導入。P2V-7のエンジンをレシプロエンジンからターボプロップエンジンに交換し、胴体を1.3m延長。川崎重工業が改造開発・生産。内、4機が訓練支援機(UP-2J)に、1機(4716号機)が可変特性実験機(P-2J VSA)に改造される。1994年全機退役。 PS-1 おおとり 23機 1968年導入。新明和工業による戦後初の国産飛行艇。1989年3月全機退役。
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