加護・諸機械・物品・能力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 16:41 UTC 版)
「アルシャードトライデント」の記事における「加護・諸機械・物品・能力」の解説
加護《アレクサンドロス》 アレクサンドロス大王が有する加護。効果は「自分が倒した相手を服従させる」。 アレクサンドロスが恵に対してこの加護を使ったことで、大ラグナロクは開始された。 「襲来! コスモマケドニア!!」のオリジナル加護である。 加護《デウス・エキス・マキナ》 メタトロンが有する加護。効果は「即座にアドベントが発生。デウス・エキス・マキナチャートを振り、セッションを終了させる」。 「爆誕! ゴッドウォリアーズ!!」のオリジナル加護である。なお、使用するデウス・エキス・マキナチャートは『フリズスキャルヴ』収録のシナリオクラフト用追加チャートを用いている。 メギドの火 真帝国の全ての積層都市上空に設置されているカバラ装置。起動させることで積層都市の一切をマナに還元する。その目的は大ラグナロクの開始、特に炎の巨人の出現に備え、世界を再構築することにある。 メインスイッチはグラスヘイムにあり、グラスヘイムのメギドの火が起動すると他都市のメギドの火も連鎖して起動する仕組みとなっている。マリアを滅ぼして生成されたクリスタルは、グラスヘイムのメギドの火を起動させるための「燃料」であった。 「天使がくれた世界滅亡」によるとメギドの火を起動することができるのは大天使ウリエルのみとされており、そのウリエルが倒されたためメギドの火の起動自体は行われることはなくなった。しかし、残された「燃料」のクリスタルはユーベルとグナーデによって天使王メタトロンを誕生させるためのエネルギーに使われてしまっている。また、『ラグナロク』によると各積層都市に残されていたメギドの火からメタトロン十二使徒と呼ばれる謎の天使たちが誕生したとある。 『アルシャードff』の公式設定には存在せず、「天使がくれた世界滅亡」において、GMがプロデューサーの鈴吹太郎やシステムデザイナーの遠藤卓司と相談して設けられたオリジナル設定である。 グレートブケパロス コスモマケドニアの本拠である超巨大次元戦艦。その全長は異世界連合が有する次元巡洋艦(全長2キロメートル)をはるかに凌駕する。 「爆誕! ゴッドウォリアーズ!!」では茉莉たち第1パーティの拠点となった。 アバター 「神の贈り物」も参照 クエスターと共に成長を重ねたシャードが、より強い自我と個性を持つ「アルシャード」となった際、自分の分身として作り出す存在。また、神々や天使も自らのアバターを創造することができる。いわばアバターは神々の擬人化といえる。 アバターは、アルシャードであれば元となった神、神や天使であれば自分自身の姿を真似ることもあるが、全く異なる姿をとるものもある。マキニャンは機械神の、”蒼”は茉莉のシャードのアバターである。 青銅門 冥府ハデスに存在する次元門で、ポセイドンが作ったとされる。ティターン神族をタルタロスに封じたときに築かれたもので、奈落に侵された存在が冥府へ送られるとこの門からタルタロスへ遺棄される。。 タルタロスから脱出しようとする奈落の勢力はこの青銅門を内部から壊そうと常に攻撃をしかけている。そのため、ハデスでは様々な世界からやってきたアインヘリアルたちがこの青銅門を守るために見張りをしている。ときには自ら青銅門に入り、門を目指す奈落の勢力をタルタロスの内側から撃退することも求められる。また、この青銅門を守る門番はアインヘリアルだけでなく、ヘカトンケイルと呼ばれる巨人もいる。 大ラグナロク勃発の後、ティターン神族のポイペによって門が開かれ奈落の軍勢が冥府へ侵攻を開始。今や冥府では奈落の軍勢を門の向こうへ追い返すための戦いが激化している。「襲来! コスモマケドニア!!」ではコスモマケドニアのアビストテレスはその間隙を縫って冥府征服をもくろんだが茉莉たちによって阻止されている。 「美少女★女神と伝説の愛天使」ではユウノの口車に乗ったレックスが我欲の実現のためにヘカトンケイルを自分の下に呼び寄せたため、冥府の対奈落防衛戦力はさらに弱体化。ついにテュポーンがタルタロスから脱出するに至った。 同リプレイでは成穂学園地下の謎の次元門も青銅門と呼称されるが、関連性があるかどうかは不明。 ブレアリオス 冥府ハデスの青銅門を守る巨人・ヘカトンケイルの一体。頭と腕が無数にある巨大ロボットのような姿をしている。元々はタルタロスによって封じ込められていたらしく、ティターン神族との関連性も疑われている。 オリュンポスの主神であるゼウスはヘカトンケイルを自在に呼び出して使役できるようで、「美少女★女神と伝説の愛天使」ではゼウスのワードであるレックスが、地球支配という自らの野望をかなえる力としてハデスから召還した。呼び寄せた三体のヘカトンケイルのうちの二体は南極戦線で苦戦するクエスターに助力するためにブルースフィアに向かっていたアレクサンドロス大王の艦隊を壊滅させ、最後の一体であるブレアリオスは自分を邪魔する美衣たちを倒すために南極に召還させた。戦闘時はレックスがブレアリオスと融合するような形で合体している。この様子を見たシオンは思わず「フェードイン!」と叫んでいた。 戦闘の際はブレアリオスに生えている百の手足が身体から離れて自律ユニットとしてブレアリオスを守る。 勝利の果実 トキノ・ケイが美衣たちにもたらした魔導爆弾。テュポーンを倒すための切り札。 「天蓋の城」に登場した魔導爆弾”黄金の林檎”を改良したものであり、かつてのようにマナに傷をつける副作用はない。「勝利の果実」の名前はギリシャ神話で女神モイラがテュポーンを騙して食べさせた果実の逸話から取れられている。 ケイはこの爆弾をどこの組織が開発したのかは語らなかったため、これがこの時代のブルースフィアで開発されたものなのか、時間管理局によってもたらされた未来の技術の産物なのかははっきりとはしない。 オーディンの眼 天使王メタトロンとの決戦直前、シオンがミーミルに謁見した際に託された宝石。これを左眼につけた状態で加護《オーディン》が使われると、その効果はいかなる手段でも打ち消されなくなる。ただし、これを左眼に装備した時点で、"神々の王"オーディンとしての責務を引き継ぐ枷が発生する。
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