コスモマケドニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 16:41 UTC 版)
「アルシャードトライデント」の記事における「コスモマケドニア」の解説
アレクサンドロス大王 古代マケドニア王・アレクサンドロス3世その人。 アインヘリアルに到達したクエスターであり、アルフやブルースフィアのクエスターの間では、2400年前、遠征の果てにアスガルドに到達した史上初のクエスターと伝えられていた。しかし実際には遠征の過程で奈落に魅入られており、アスガルド征服を目指しながら当時のクエスターたちに阻止され、以来、膨大なマナを蓄えつつ機会を待っていた。現代に至り、彼が組織した軍勢「コスモマケドニア」は、再びアスガルドを目指してユグドラシル宇宙の全世界に侵攻を開始。「襲来! コスモマケドニア!!」の冒頭で「ガイアのシャードの守護者」である恵を誘拐。ノルンの泉にて2度目のギャラルホルンの笛を吹かせ、大ラグナロクを開始させた。しかしノルンの泉〜ニーズヘグの背で行なわれた戦いで茉莉の剣に屈し、さらに加護《フレイ》を余していたベスによって自身の加護《アレクサンドロス》をコピーされて止めを刺され、以後は第1パーティに服従することとなる。 「爆誕! ゴッドウォリアーズ!!」では、大ラグナロクの存在と到来を知り、それを乗り越えるためにブルースフィアのイデアを集めるべく遠征を進める途上で奈落に魅入られ、かつての東征では手を染めることのなかった他国・他世界の滅亡を犯してしまった自己を反省すると共に、ディムにイクステリアス復活の手がかりとなる「イデア」の存在を告げるなど実質的に第1パーティの参謀の役割を果たす。オトリュスでのアビスマルトリニティとの戦いでは「戦とは激動の状態。故に戦場での全ての行為は激動的にこなせ」との言葉を出陣する茉莉たちに贈った。サプリメント『ラグナロク』によれば、その後はコスモマケドニアを率いて、かつての援助者だった奈落と戦っている。 第1パーティ編GMの田中天は、実在のアレクサンドロスがイスラム世界の文献において「双角王」と呼ばれていたことから「奈落に染まったアレクサンドロス」のモティーフを得たことを「襲来! コスモマケドニア!!」にて示唆している。その一方で、ノルンの泉での最終決戦では、日焼けサロンで肌を焼き、最上級素材で作った高級ブランド品に身を包んだ、いわゆる「チャラ男」風の演出をしている。 アリストテレス 古代ギリシアの哲学者・アリストテレスその人。史実においてアレクサンドロスの教師であった。 「襲来! コスモマケドニア!!」では、コスモマケドニアの冥府ハデス侵攻軍指揮官として登場。「哲学元帥アビストテレス」を自称し、喜多や茉莉たちに応戦する。 奈落に染まっており、その肉体からマルティン・ハイデッガーやルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインなどの亡霊哲学者軍団をエネミーモブとして生成する能力を持つ。 ブケパロス アレクサンドロスの愛馬・ブケパロスそのもの。 「襲来! コスモマケドニア!!」ではマシンヘッドとして登場。馬型のエンブレムを持つスポーツカーの姿で現れ、茉莉たちを翻弄した。 エウメネス アレクサンドロスの書記官。カルディアのエウメネスその人。 「襲来! コスモマケドニア!!」のクライマックスシーンに登場。ノルンの泉にて茉莉たちとアレクサンドロスとの最終決戦をノートパソコンで記録しようとしており、なぜか広川太一郎風の口調で実況していた。戦闘には直接参加せず、ニーズヘグの出現で何処かへ姿を消した。
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