初優勝から大関へとは? わかりやすく解説

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初優勝から大関へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 13:22 UTC 版)

栃ノ心剛史」の記事における「初優勝から大関へ」の解説

2018年1月場所は初日から連勝し4日目大関高安5日目同じく大関豪栄道勝利し好調な幕開けとなった7日目横綱全勝同士鶴竜敗れるものの、8日目嘉風戦は難なく勝利し9日目に1敗同士関脇御嶽海戦でも持ち味の力で圧倒した13日目に自分より38kg重い逸ノ城を右の相四つ下すなど力相撲冴え渡り14日目には自身と同じ2006年3月場所初土俵松鳳山下し、この時点春日野部屋では1972年昭和47年1月場所初代栃東以来46年ぶり、平幕力士として2012年5月場所の旭天鵬以来6年ぶりとなる幕内最高優勝決めた千秋楽遠藤勝利し最終的に鶴竜以外全勝14勝1敗として、初の殊勲賞、2度目技能受賞決まった三賞ダブル受賞2015年9月場所殊勲賞、技能賞の嘉風以来。3横綱の内2人休場し平幕優勝果たした例は、戦後15日制下ではこれが3例目であり平成としては最後平幕優勝となった躍進背景には、生まれたばかりの長女自分の強いところを見せたいという気持ちがあった。この優勝により、部屋特等床山床松1年半後の定年迎えるまでの間に、床松部屋幕内優勝力士の髷を結わせてあげることが実現したちなみに優勝パレード旗手は同部屋ブルガリア出身十両碧山だった。さらなる躍進妨げないために、場所後1滴も酒を飲まなかった。2月11日第42回大相撲トーナメントでも初優勝決めている。14日東京都千代田区日本記者クラブ会見し、そこでジョージアギオルギ・マルグヴェラシヴィリ大統領から日本国民栄誉賞相当する勲章授与された。自身活躍によりジョージアでの相撲人気が高まっている中、栃ノ心は「向こうに一つでもちゃんとした土俵つくりたい。そこで、欧州大会世界大会がやれたらうれしい」と希望した2018年2月11日第42回日本大相撲トーナメントでは、この時点本場所では25全敗と苦手としている白鵬右四つがっぷりからの寄り切り下した3月場所は西関脇昇進30歳4ヶ月での関脇昇進はこの時点外国出身力士高齢三役昇進記録第5位。高齢関脇昇進記録として第3位その3月場所では場所前に左足付け根痛めるアクシデントがあり、1月場所好調影を潜める苦闘相撲であったが千秋楽逸ノ城下して10勝目挙げた5月場所最高位となる東関脇に昇進初日から12連勝好調波に乗り、また12日目に本場所初めて苦手の白鵬から26戦目にして本割初めての勝ち星挙げた13日目の正代14日目の鶴竜連敗喫して2度目優勝逃したが、千秋楽は勢に勝って13勝2敗とした。この結果日本相撲協会審判部栃ノ心大関昇進協会理事会諮問するよう要請することとなった。そして5月30日日本相撲協会理事会及び7月場所番付編成会議により栃ノ心大関昇進正式に決定直ち春日野部屋昇進伝達使者派遣され栃ノ心は「親方教え守り力士の手本となるように稽古精進」と口上述べ、これにより栃ノ心春日野部屋所属力士として1962年5月場所後の栃ノ海(後に第49横綱)・栃光同時昇進以来大関昇進となり、また琴欧洲ブルガリア)、把瑠都エストニア)に続く3人目ヨーロッパ出身者大関誕生となった三役経験者幕下陥落後に大関昇進果たしたのは、昭和以降では琴風(現・尾車親方)と栃ノ心だけであり、その尾車親方は「立派なものだ。けがをして半年間や1年間土俵に立つことができない力士にも、『栃ノ心見てみろ』と言ってあげることができる。勇気与える」と手放し褒め称えた

※この「初優勝から大関へ」の解説は、「栃ノ心剛史」の解説の一部です。
「初優勝から大関へ」を含む「栃ノ心剛史」の記事については、「栃ノ心剛史」の概要を参照ください。

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