初優勝決定の日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 10:07 UTC 版)
「東京ヤクルトスワローズ」の記事における「初優勝決定の日」の解説
1978年10月4日、ヤクルトは地元・神宮で対中日戦を行った。ヤクルトの応援席のライト側外野席には「国鉄スワローズ→サンケイアトムズ→ヤクルトスワローズ初優勝!! 29年間のご支援ありがとう」という旨の横断幕が既に試合前から掲揚された。そして圧倒的な9-0のリードで迎えた9回一死一塁から谷沢健一の打球がセカンドゴロからのゲッツーとなり、念願の地元胴上げで初優勝を達成した。 決定の瞬間、選手らが一塁ベンチから飛び出して広岡達朗監督を胴上げすると、興奮の余りに客席からグラウンドに飛び出したファンからも祝福の胴上げや拍手をし、優勝記念の表彰式どころの騒ぎではなくなっていた。この模様はフジテレビから全国に放送された。 更にバックスクリーンのスコアボードにもセ・リーグ参加の他5チームに対するお礼のコメントを書いた垂れ幕が掲げられた。 読売ジャイアンツ「セ・リーグの繁栄を今日まで導いてくれた伝統の巨人軍どうも有難う」 阪神タイガース「熱心ななにわ気質の声援に大きな刺激を受けました。阪神球団どうも有難う」 中日ドラゴンズ「ナゴヤ野球のしぶとさがやっと神宮に育ちました。中日球団どうも有り難う」 広島東洋カープ「赤ヘル軍団の活躍が初優勝のよき刺激になりました。広島球団どうも有り難う」 横浜大洋ホエールズ「新球場(横浜スタジアム)進出でセ・リーグのイメージが一段と上がりました。大洋球団どうも有り難う」
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