分裂と統合
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1994年、金ウンスル九段が主軸になって将棋協会を創設。文化体育部から社団法人として認可受けて出発し、1か月後に崔サヂョンの民俗将棋協会が続いて法人の許可を受け、将棋協会は、2つの団体が共存することになった。5年後の1999年5月には、両団体の代表(崔サヂョン、金ウンスル)の合意の下で両団体が合併し、社団法人大韓チャンギ協会が1999年7月に設立された。現在の会長は、2015年5月に就任した6代会長金承来九段。 本来プロの棋士だけが正会員になることがあったが、2009年からはアマチュアの記事も正会員になることができるよう規定を変えた。 2015年、第5代会長チョン・マヌァンが選挙で選ばれた新会長を認めず、自分の気に入らない協会の人物を大量に除名し新会長を告訴するなどした。結局チョン・マヌァンは、5月21日に除名され、新会長が5月22日に正式に就任した。
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分裂と統合
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1998年、Call of Cthulhu関連のトレーディングカードゲーム、Mythosの展開失敗により、ケイオシアムは深刻な経営不振に陥った。スタフォードは社長の座を返上してケイオシアムを退社した。Call of Cthulhu初版のデザイナーであったサンディ・ピーターセンも同時期に社を離れた。ケイオシアムは事実上いくつかのスピンオフ会社へと分割され、それぞれが製品ラインの一部を引き継いだ。ケイオシアムの古株社員で共同所有者でもあったチャーリー・クランクとリン・ウィリスはケイオシアムにとどまり、それぞれ社長とチーフエディターを務めた。 スタフォードが設立したイサリーズ社(en)もスピンオフ会社の一つである。スタフォードは背景世界グローランサの権利を保持しており、新作TRPG『ヒーローウォーズ英雄戦争(英語版)』およびHeroQuestの制作に活用した。その後、スタフォードはグローランサ世界および関連シリーズのライセンスをムーンデザイン社(en)に譲渡した。 2000年代の初頭、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(WotC)社に端を発するd20システムのブームが起きた。ケイオシアムもこれに追随して『ストームブリンガー』のd20版であるDragon Lords of Melnibonéを刊行(2001年)したほか、WotCにd20版Call of Cthulhu(『コール・オブ・クトゥルフ d20』)の版権を与えた。 2003年にケイオシアムは何度目かの経営危機に陥った。この時期にケイオシアムの経営を支えていたのは、製本の質を落としたサプリメント書籍、ケイオシアム・モノグラフの直接販売であった。一時期のモノグラフは同人誌に近いもので、布テープで製本したコピー本が販売されたこともあった。70年代に獲得していたマイケル・ムアコック作品の原作使用権を譲渡したのもこの時期であった。やがて、地道に続けられたモノグラフの刊行と、クトゥルフ関連ゲームのライセンス事業により、ケイオシアムの経営は徐々に好転していった。 ケイオシアムは2012年からKickstarterによって資金調達を行い始めた。2013年にはCall of Cthulhu第7版の出版がKickstarterプロジェクトとして実施された。これは1992年以来の大規模なルール改定として注目され、TRPG関連プロジェクトの水準を超える56万ドルの出資を獲得した。しかし、プロジェクト規模を大きくし過ぎたことと、海外出資者への郵送コストの問題により、ケイオシアムのKickstarterプロジェクトは遅延を重ね、収益性が悪化していった。そのさなか、ケイオシアムの株式を保持し続けていたスタフォードとピーターセンが2015年から取締役として経営に復帰した。ほどなくしてクランクは退職し、スタフォードが代表取締役社長、ピーターセンがクリエイティブ部門のリーダーに就任して経営の建て直しが図られた。 同年末のGen_Con2015において、ムーンデザイン社がケイオシアムの系列会社となり、同社スタッフがケイオシアムの経営陣に加わることが発表された。これにより、グローランサ世界と関連TRPGシリーズ(Hero Quest、『ルーンクエスト』)すべての版権がケイオシアム社に集結することになった。またCall of Cthulhuの刊行継続もアナウンスされた。 2016年4月より、Kickstarter出資者に対してCall of Cthulhu第7版の完成品が発送され始めた。
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