六花戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 12:42 UTC 版)
花をイメージさせる姿をした、機械化帝国の部隊長クラス。全員腹部に紋がある。互いに仲が悪いが、それは闇からの影響を受けているためで、本来はとても仲は良かった。二度の戦いでユナに敗れるが、エンディングで復活する。6体中4体は選択ルートで戦闘条件が異なる2つの場所に各々同一のボスとして出現する為に、一方だけでは真の実力や特性が判らない。 六花戦デザインは、なかざき冬が担当。 菊花(じゅい・ふぁー) 声:くまいもとこ 菊の花の姿をした機械人。地球破壊のため地核目掛けて撃ち込まれた惑星破壊ミサイル【天火】の管理者で、携帯型の制御装置を持つ。 距離を取りながら背中に6本ある菊の花びら状の刃物を飛ばす「キクカッター」を操り、舞や麗美など接近戦タイプのキャラにとっては苦しい相手である。また「黄泉」という技によってユナ達の攻撃力を低下させる。選んだルートによりマップ及びその対処方法が異なり、ユナの自宅前の場合ユナとユーリィが孤立した状態で開始する。天火墜落地点では発射されるビームの範囲からも避ける必要がある。後述記事も参照の事。 桜花(いん・ふぁー) 声:菊池志穂 桜の花びらのような姿をした機械人。ウララーカ/オイシーヤにてユナ達を待ち受ける。ウララーカでは本来初冬のはずだった気候を春同然とした。 桜の花びらを思わせる剣「サクラソード」と、桜の舞によってダメージと共に眠気を誘う技「春眠」を使う。春眠で複数のキャラが眠らされると無防備になり大ダメージを受けてしまう。なお、選択したルートにより戦闘マップが異なるが、ウララーカルート前半は食人植物様の巨大怪生物「ミンミン草」とその周囲の眠り草が障碍となり近付く事さえ出来ない。だが、ミンミン草は後半戦冒頭でマリ参戦と共に撃破され、攻撃可能となる。眠り草はレベルが違い過ぎるので無敵。一方のオイシーヤルートでは戦闘前にユーリィがお菓子につられてしまい戦闘から離脱する。ただしNPCユニットとして存在しており彼女の戦闘不能も敗北条件となっている。戦闘をある程度進めると佳華が登場し幻影装置を破壊することで本来のマップが現われユーリィも操作可能となる。 蘭花(らん・ふぁー) 声:川上とも子 洋ランをイメージさせる機械人。ツベテイ/アッチーヤでユナ達を待ち受ける。 他の六花戦は背中が花びらのようなデザインのバックパックを背負っている形状になっていて2本足なのに対し、彼女のみ足部分が花びらを模したスカート状になっている。 手に持った「貴婦人の扇子」を投げつけて攻撃し、また、特殊な蝶「イービルバタフライ」を操ってユナ達のEPを奪い自身を回復する。宇宙船で隕石を避けた結果により戦闘マップが異なるが、期待が損傷し不時着となるアッチーヤルートではポリリーナ、ミサキが機体修理のため参戦できず、さらに溶岩でダメージを受けるため難易度が高い、ある程度進むとアレフチーナが登場するが蘭花の付近に登場するため一旦距離を取らないと危険である。またツベテイルートではルミナーエフが氷漬けにされており、この氷を破壊することでルミナーエフが仲間になる。 椿花(ちゅん・ふぁー) 声:伊藤美紀 椿をイメージさせる機械人。六花戦で唯一、肌が黒い。【天星】内でマミとルイの転送先におり、2人の攻撃を軽く受け止め、撃退する。 手に持った鋭い槍「パワージャベリン」が武器。油の雨を降らせることによってユナ達の行動を鈍くする「オイルレイン」という技を使う。移動力が下がりキャラが密集したところに攻撃を食らうとかなり危険。また上記のイベントによりマミとルイがマップの左右に孤立した状態であるため、彼女らを助けるためには戦力の分散を余儀なくされる。 桃花(たう・ふぁー) 声:荒木香恵 桃をイメージさせる機械人。見た目は幼いが、次元の狭間を利用した奇襲が得意。 各部に収納した桃型爆弾「ピーチボム」や、混乱を招くことによって敵に同士討ちをさせる「桃源郷」という技を使う。最初の戦いでは亜耶乎を連れ帰るのが目的のため、逃げるのみでほぼ攻撃はしてこない。本来の能力は2度目の戦闘で発揮されることになる。 紫陽花(つー・やん・ふぁー) 声:大谷育江 紫陽花の花の姿をした機械人。六花戦のリーダーで、黄色い瞳が他の六花戦よりも一層「機械」を思わせる。効率的かつ狡猾にミエネーヤの住民を人質にユナ達に迫り、ミエネーヤ/プリンセス号でユナ達を待ち受ける。実際は黒皇帝の変貌を知る一人。 手に持った剣「レインボーソード」による斬撃の他、「酸性雨」によってユナ達の装甲を溶かし荒らして防御力を下げてしまう。選択したルートによりマップが異なり、ミエネーヤでは倒すことのできない夢幻部隊が行く手を阻み、もう一方のプリンセス号では一定時間内に爆弾を処理しなくてはならず、いずれも特殊なミッションであり、またポリリーナは選ばなかった方を担当するため参加できないというハンデもあり苦戦を強いられる。ルートによってこの後仲間になるキャラが変わる。
※この「六花戦」の解説は、「銀河お嬢様伝説ユナ」の解説の一部です。
「六花戦」を含む「銀河お嬢様伝説ユナ」の記事については、「銀河お嬢様伝説ユナ」の概要を参照ください。
- 六花戦のページへのリンク