仙台駅周辺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 04:48 UTC 版)
仙台駅周辺の鉄道関連構造物 は以下のようになっている。B4階の仙台市地下鉄東西線は2015年(平成27年)12月6日に開業した。 階数鉄道設備歩行者通路二次交通設備地上R階 仙台駅屋上駐車場 4階JR東日本 東北新幹線ホーム 3階JR東日本 東北新幹線改札 コンコース 2階JR東日本(仙台空港鉄道)(阿武隈急行) 在来線改札 コンコースペデストリアンデッキ東西自由通路北部名掛丁自由通路 1階JR東日本(仙台空港鉄道)(阿武隈急行) 在来線ホーム コンコース歩道 仙台駅のバス乗り場仙台駅東口さくらターミナル東口観光・送迎バス乗降場タクシープール乗降用ロータリー一般車駐車場DATE BIKE ポート駐輪場 地下B1階(a)JR東日本(仙台空港鉄道)(阿武隈急行) 在来線地下改札(仙台駅地下南口) 名掛丁地下道エスパル地下街西口中央地下歩道仙台駅東地下歩道 西口北地下駐輪場(B1)東口地下駐輪場 (b)JR東日本 仙石線仙台駅改札 コンコース東西地下自由通路 西口北地下駐輪場(B2) 仙石線あおば通駅改札 仙台市地下鉄 南北線仙台駅北改札 (c)仙台市地下鉄 南北線仙台駅南改札 コンコース 東西線仙台駅西改札 B2階(a)仙台市地下鉄 南北線・東西線乗換接続階 ラッチ内コンコース (b)JR東日本 仙石線仙台駅ホーム 仙石線あおば通駅ホーム JR/SS連絡通路 B3階仙台市地下鉄 南北線仙台駅ホーム B4階仙台市地下鉄 東西線仙台駅ホーム 各々の鉄道業者が「B1階」と案内している階は3層、「B2階」と案内している階は2層ある。「B1階」については浅い方からB1階(a)、B1階(b)、B1階(c)。「B2階」については便宜上、仙台市交通局の層をB2階(a)、東日本旅客鉄道の層をB2階(b)と記す。 B1階(a) はJR仙台駅の「B1階」(エスパル仙台店が入居。「エスパル地下街」と称されている)の深さで、B1階(b) は東西地下自由通路の深さである。案内上は両者とも「B1階」ながら、JR仙台駅のエレベーターでは「B1階」はB1階(a) のエスパル地下街に、「B2階」はB1階(b) の東西地下自由通路に接続している。また、両者の交差部では、両者の深さの違いを補正するためエスカレーターおよび階段が設置されている。 B1階(c) は地下鉄南北線仙台駅南改札の深さであり、LABI仙台のエレベーターの「B3階」などと接続する。B1階(b) の深さにある同駅北改札とB1階(c) との間のコンコースには、両者の深さの違いを補正するためスロープが設置されている。 仙石線を通す仙台トンネルは、案内上「B2階」とされている。ただし、上述のようにB1階が3層あるため、実質的にはより深い深度を通る。仙台トンネルとは別のルートで宮城電気鉄道時代に設置された地下線跡があるが、現在は使用されておらず、深さも不明。 東西地下自由通路は仙台市の所有であり、59億円かけて JR東日本に委託して仙台トンネルに沿って造った。西口中央地下歩道も仙台市の所有であり、地下鉄南北線開業に合わせて建設された。JRあおば通駅開業に合わせて建設された地下鉄南北線仙台駅との連絡通路は、両駅のホーム同士を行き来することが出来る(途中に改札あり)。 なお、1971年(昭和46年)に東北新幹線(1982年(昭和57年)6月23日開業)が起工し、国鉄仙台駅の駅舎工事も始まるが、高度経済成長後半から仙台市電廃止と仙台市地下鉄新設が議論され、1972年(昭和47年)には仙台駅前に地下街新設の議論もあった。地下街は地元の反対があって建設されなかった が、市電は廃止され地下鉄南北線の建設が始まった。建設に際して仙台駅前の地下では、将来の地下鉄東西線と地下街建設の可能性を残すため、南北線は上述のB3階の深さに造られた。その後、東西線のために開けておいた上述のB2階の深さに仙台トンネルが造られたため、東西線は上述のB4階の深さに造らざるを得なくなるが、一方でB1階(b) に造られた東西地下自由通路のJR仙台駅から南北線仙台駅までの区間は壁構造にしないで柱構造で造り、将来の地下街化が可能な仕様で建設された。 また東西線の新設に際し、北改札付近にエレベーターを新設した ほか、南北線・東西線の乗換時のラッチ内コンコースをB2階(a)層に整備、駅東西に出入口の新設 等が進められた。
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