主な豆の生産量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 03:55 UTC 版)
インゲンマメの生産量(千トン)19611980200020102011合計 11,228 13,712 17,659 23,136 23,250 100% インド 1,686 2,752 2,847 4,890 4,470 19% ミャンマー 137 275 1,285 3,000 3,722 16% ブラジル 1,745 1,968 3,038 3,159 3,435 15% 中国 2,151 1,752 1,658 1,339 1,583 7% 米国 896 1,212 1,204 1,442 900 4% タンザニア 80 250 540 868 676 3% ケニヤ 55 230 331 391 578 2% メキシコ 723 935 888 1,156 568 2% ウガンダ 100 133 420 455 464 2% カメルーン 42 98 175 354 380 2% 他110ヶ国 3,614 4,106 5,272 6,083 6,474 28% インゲンマメ科は栽培種の数が多いこともあり、広い地域で栽培されている。2011年に米国とメキシコの生産量が激減していた。野菜と集計される生のインゲンマメは、2011年に20,394千トン生産されたが、これは完熟果である乾豆の23,250千トンに匹敵する量であるが、生(鞘も含まれ水分が大部分である。)と乾豆であり直接の比較はできない。作付面積は乾豆の2921万ヘクタールに対し、生用は約20分の1の154万ヘクタールであった。 ヒヨコマメの生産量(千トン)19611980200020102011合計 7,682 4,854 8,009 10,964 11,624 100% インド 6,250 3,356 5,118 7,480 8,220 71% オーストラリア 0 0 162 602 513 4% パキスタン 610 313 565 562 496 4% トルコ 90 275 548 531 487 4% ミャンマー 36 38 84 441 467 4% エチオピア 0 0 165 285 323 3% イラン 60 84 242 268 290 2% 米国 0 0 61 88 97 1% カナダ 0 0 388 128 91 1% メキシコ 135 153 234 132 72 1% 他43ヶ国 501 634 443 448 567 5% インドが飛び抜けたヒヨコマメの大生産国であり、世界生産量の7割を占める。 エンドウの生産量(千トン)19611980200020102011合計 7,346 9,382 10,716 9,778 9,558 100% カナダ 29 76 2,864 3,018 2,116 22% ロシア 0 0 815 1,218 2,021 21% 中国 2,970 2,300 1,020 911 1,190 12% インド 1,050 229 815 675 593 6% フランス 23 249 1,937 553 550 6% オーストラリア 21 66 456 280 395 4% ウクライナ 0 0 499 452 364 4% エチオピア 0 0 118 236 257 3% 米国 161 194 158 645 255 3% スペイン 29 5 58 194 194 2% 他86ヶ国 3,063 6,263 1,976 1,597 1,623 17% ウクライナの1961・1980年の生産は旧ソ連で集計されているためにゼロ値となっている。野菜と集計される未熟果で生で流通するサヤエンドウやグリーンピースは含まれない。グリーンピースの2011年の生産量は16,974千トンと乾豆の倍近いが、作付面積は乾豆の621万ヘクタールの約3分の1の224万ヘクタールであった。 ササゲの生産量(千トン)19611980200020102011合計 870 1,188 3,271 6,879 4,928 100% ナイジェリア 431 510 2,150 3,368 1,861 38% ニジェール 50 266 269 1,774 1,517 31% ブルキナファソ 74 107 128 626 441 9% ミャンマー 10 8 77 215 218 4% タンザニア 16 39 110 152 173 4% カメルーン 0 0 70 146 152 3% マリ 20 20 100 129 133 3% ウガンダ 45 16 64 85 87 2% ケニヤ 0 0 38 72 82 2% DRコンゴ 29 46 48 60 73 1% 他23ヶ国 195 175 218 251 193 4% ササゲの生産国の数は少なく、暑さに強い事から主に熱帯地域で生産されている。他の豆類のひとりあたりの供給量減少している中で、レンズマメと共に供給量が増えている作物である。 レンズマメの生産量(千トン)19611980200020102011合計 855 1,241 3,369 4,766 4,411 100% カナダ 0 26 914 1,947 1,532 35% インド 359 320 1,079 1,032 944 21% トルコ 84 195 353 447 406 9% オーストラリア 0 0 163 140 380 9% 米国 10 98 137 393 215 5% ネパール 31 49 137 152 207 5% 中国 0 0 116 125 150 3% シリア 34 83 73 77 112 3% イラン 29 41 78 100 99 2% エチオピア 0 0 59 124 81 2% 他41ヶ国 308 430 259 229 286 6% レンズマメは他の豆と比較して食物繊維・タンパク質の含有量が多く、脂質は約1%で、菜食のインドではキマメと共にダルの材料である。他の豆類のひとりあたりの供給量減少している中で、ササゲと共に供給量が増えている作物である。2000年以降生産量が急増しており、特にカナダの生産拡大が大きい。 キマメの生産量(千トン)19611980200020102011合計 2,228 1,966 3,259 3,852 4,406 100% インド 2,066 1,757 2,694 2,460 2,860 65% ミャンマー 32 21 182 773 837 19% タンザニア 10 23 84 166 273 6% マラウイ 52 76 99 193 196 4% ウガンダ 17 26 78 93 95 2% ケニヤ 0 0 66 103 84 2% ドミニカ 21 17 13 25 25 1% ネパール 6 10 22 19 14 0% DRコンゴ 3 4 6 6 7 0% ハイチ 3 4 2 2 3 0% 他11ヶ国 19 29 12 12 12 0% キマメは熱帯の限られた国でしか生産されていない。ヒヨコマメ同様、インドが飛び抜けた大生産国である。 ソラマメの生産量(千トン)19611980200020102011合計 4,843 4,494 3,722 4,086 4,032 100% 中国 3,400 2,700 1,788 1,400 1,550 38% エチオピア 0 0 389 611 698 17% オーストラリア 0 9 253 250 350 9% フランス 55 65 70 483 345 9% エジプト 161 213 354 234 175 4% 英国 2 69 180 160 134 3% モロッコ 60 104 33 149 134 3% イタリア 388 214 72 104 84 2% チュニジア 7 51 27 48 73 2% ペルー 24 22 49 67 65 2% 他47ヶ国 747 1,047 508 580 427 11% 油糧作物である大豆およびラッカセイ 搾油用や飼料用他に大量生産される大豆およびラッカセイの生産量は「豆類」とは別格である。 「植物油#油糧作物の生産量」も参照 大豆の生産(2011年) 大豆の生産量は全豆類の総生産量の約4倍の2億6千万トンで、主な生産国は米国(8317万トン)、ブラジル(7482万トン)、アルゼンチン(4888万トン)、中国(1449万トン)、インド(1228万トン)で、これら5ヶ国で世界の総生産量の9割を占める。 ラッカセイの生産(2011年) ラッカセイも豆類のなかでは最大生産品種であるインゲンマメの生産量の約1.4倍の3861万トンである。主な生産国は中国(1611万トン)、インド(693万トン)、ナイジェリア(296万トン)、米国(165万トン)、ミャンマー(139万トン)で、これら5ヶ国で世界の総生産量の4分の3を占める。
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