主な担当試合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 10:00 UTC 版)
日本シリーズでは1973年の日本シリーズ第5戦(対南海、後楽園球場)で巨人の日本シリーズV9達成の瞬間と、監督・川上哲治の胴上げを伝えている。 1976年10月11日の巨人対阪神戦(後楽園球場)で王貞治がベーブ・ルースの本塁打記録を抜く715号本塁打(相手は山本和行)達成の瞬間を実況した。 1976年の日本シリーズ第6戦(対阪急、後楽園球場)では巨人が0-7からの逆転サヨナラ勝ちを実況した 1979年6月2日の江川卓の初登板試合を実況した。 1983年4月10日の巨人対大洋戦で駒田徳広のプロ初打席満塁本塁打を実況している。 1983年10月11日の巨人対ヤクルト戦(後楽園球場)でも巨人のリーグ優勝の瞬間と藤田元司監督の胴上げを伝えた(解説は金田正一)。 1986年6月26日の巨人対阪神戦(後楽園球場)で、ランディ・バースの7試合連続本塁打(日本タイ記録。相手は江川卓)達成の瞬間も実況している(解説は青田昇と堀内恒夫)。 1990年の開幕戦での篠塚和典の疑惑の本塁打(1990年4月7日、対ヤクルト戦。相手は内藤尚行)や、高橋由伸のプロ入り初本塁打(1998年4月7日、対広島戦。相手は山内泰幸)も実況している。 2000年9月24日の対中日ドラゴンズ戦で、9回裏0-4から、江藤智の満塁ホームラン、二岡智宏のサヨナラホームランの2者連続ホームランでジャイアンツが逆転サヨナラ勝ちして、セ・リーグ優勝を決めた試合。 巨人のシーズン開幕戦の実況(開催が東京ドーム(1987年までは後楽園球場)の場合のみ)は1975年(対大洋)、1981年(対中日)、1982年(対ヤクルト)、1984年(対阪神)、1987年(対中日)、1989年、1990年(いずれも対ヤクルト)、1993年(対横浜)、1994年(対広島)、1996年、1999年(いずれも対阪神)、2000年(対広島)の12回担当している(実況を担当した開幕戦での巨人の成績は9勝2敗1引き分け)。特に1987年の開幕戦では西本聖がこの年ロッテから中日に移籍した落合博満に対し、得意のシュートを駆使して4打数1安打に抑え、完封勝利を挙げている。さらに前述の1990年の開幕戦での疑惑の本塁打のほかに、1994年と2000年の開幕戦では松井秀喜が本塁打を打っている。 2001年8月9日、巨人VS阪神戦の中継をしていたときのこと、野球中継延長のためこの後の番組『どっちの料理ショー』の放送開始時間が午後9時30分になることを伝えていた時に巨人が点を入れ5-2になったので本当なら「なお、『どっちの料理ショー』は9時30分からお送りします。」と言うべきところを「なお、『どっちの料理ショー』は5-2です」と発言。すると、その後に放送された『どっちの料理ショー』の結果(当時の対戦カードは夏野菜のリゾットvs海鮮中華粥で勝ったのは海鮮中華粥だった)が本当に5-2になった。この事は小川にはまったく知らされていない。このエピソードはこの年の12月27日に放送した『徳光&所のスポーツえらい人グランプリ』や2009年3月2日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』、2010年10月8日放送の『金曜スーパープライム』でも取り上げられた。 2009年以降、年1回夏季にスカパー!の企画で、広島対巨人戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)の実況を担当している。解説は、日テレ・広島テレビ解説者の山本浩二、池谷公二郎が務め、往年の日本テレビの中継の再現となっている(中継自体は、フジテレビ系列のTSS制作、または子会社のTSSプロダクションが制作協力)。また、前述の不敗神話も健在であったが、2014年8月17日に広島が勝利したことにより、ついに不敗神話が途切れることとなった。2009年8月12日。7回には一挙9点を挙げるなど、23安打の猛攻で、16-5で巨人が大勝した。 2010年7月31日。試合は5-0で巨人が勝利した。特に7月中は巨人投手陣が不安定な中、6月18日の対中日戦以来となる、約1ヶ月半ぶりの完封勝利となった。 2011年8月28日。試合は両チームとも決め手となる1点が入らず、延長戦までもつれる展開となったが、4-2で巨人が勝利した。 2012年9月25日。両チーム一歩も譲らない接戦となったが、3-2で巨人が勝利した。 2013年8月9日。巨人が5-4で逆転勝ちし、優勝マジック39が点灯した。 2014年8月17日。途中までは巨人がリードしていたが、8回に不動のセットアッパーである山口鉄也が広島打線に一挙に3連続適時打で3点を失い、広島が5-4で逆転勝ち。 2015年は、4月9日にBSスカパー!で放送の『スカパー! プロ野球セットpresents 2015 プロ野球 広島×巨人』で実況を担当。
※この「主な担当試合」の解説は、「小川光明」の解説の一部です。
「主な担当試合」を含む「小川光明」の記事については、「小川光明」の概要を参照ください。
- 主な担当試合のページへのリンク