不破家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 01:23 UTC 版)
「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」の記事における「不破家」の解説
不破唯(ふわ ゆい)〈26〉 演 ー 山本美月 シングルマザーで、田辺夫妻が経営する自宅兼無認可保育園「まごころHOUSE」に預けている娘・梢の養育費を稼ぐためにパン工場やキャバクラなどに出稼ぎで働いている。後に白血病に侵され他界。 原作のファンティーヌに相当する。 不破梢(ふわ こずえ)〈20〉 演 ー 清原果耶(幼少期:浅田芭路) 唯の娘。幼少時代ではまごころHOUSEで瑛里華にいじめられる、田辺夫妻にネグレクトされるなどぞんざいな扱いを受けていた。母を失った後に純によって引き取られ、彼の計らいで義理の父親となる。成長した後、リンゴ園で出会った慎に惚れられ婚約を迫られるが、純はそれを反対している。 原作のファンティーヌの娘でメインヒロイン・コゼットに相当する。
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不破家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 07:17 UTC 版)
「髪結い伊三次捕物余話」の記事における「不破家」の解説
不破 いなみ(ふわ いなみ) 不破の妻。一時期、吉原に身を落としていた過去がある。 御家人の家の養子になっている大沢崎十郎(おおさわ きじゅうろう)という弟がいるが、養子先がいなみの実家やいなみ自身の過去を気にしているため滅多に会いにいけず、年に一、二度、崎十郎が人目を避けるようにこっそり会いに来てくれるのみである。 京橋で町道場を開いていた父・深見平五(ふかみ へいご)は、その腕を見込まれ、北陸のさる藩の剣術指南役になったが、姉・菊乃と藩留守居役・日向伝佐衛門の息子との縁談が留守居役側の都合で直前に破談となり(後に、藩主自ら整えた縁談を断ることができなかったことによるもので、息子も日向自身も菊乃のことを忘れたことは一度もないと伝えられる)、談判しに行った際に平五が刀傷を負わせてしまった。言い分を聞こうとしない藩主に抗議するために自裁、菊乃も前途を憂えて自害、母も心労が重なり間もなく亡くなった。その後、女衒の男に騙されて吉原に身を落とした。定期見回りで通りかかった不破に求婚され、出世に差し障ると断るも強く求められ、一緒になった。 不破から禁じられながらも、日向への仇討ちを積年の願いと心に秘め続け、遂に「鳥瞰図」で実行に移す。伊三次の命懸けの制止で未遂に終わり、その時の日向の言葉により徐々に心を鎮めることができた。 「さんだらぼっち」で第二子を妊娠し、「蓮華往生」で長女・茜を出産する。 不破 龍之進(ふわ りゅうのしん) 友之進といなみの息子。初登場時10歳、幼名は龍之介(りゅうのすけ)。 いなみに似て剣術は長けているが、不破に似て学問は苦手である。 同年輩の者がいないため、13歳で一足早く元服し、奉行所に見習いに上がった。「八丁堀純情派」て元服し、名を龍之進と改めた。 『今日を刻む時計』では27歳。縁談相手がことごとく、母いなみの過去を理由に破談を申し入れるため、母を恨み芸妓屋に居続け、家に帰ろうとしなかったが、心を入れ替える。その後、「気をつけてお帰り」で笹岡徳江(後にきいと改名)と祝言を挙げる。 「以津真天」にて、きいが第一子となる長男・栄一郎を出産する。 不破 茜(ふわ あかね) 友之進といなみの娘。活発でかなりお転婆な女の子で、家族や用人の手を焼かせる。 「心に吹く風」(17歳)で松前藩の別式女(べっしきめ=大名屋敷で大名の妻や子を警護する奥女中)に採用され、藩の後継問題に巻き込まれる。 不破 きい(ふわ きい) / 旧名:笹岡 徳江(ささおか とくえ) 火消しをしていた鳶職人の父親が火事場で亡くなり、母親が自分たちを置き去りにして出て行ってしまい、弟の小平太と共に父方のおじの家を転々とし、跡取りがいなかった笹岡家の養子となる。元の名はたけ。龍之進に色目を使っていたことを咎められ、元の家に戻されるが、龍之進に求婚され不破家へ入り、友之進により名をきいと改められる。滅法足が早く、走ることで鬱憤を晴らす。小平太からは「てけてけ」と呼ばれる(昔、競走の時に「たけ、頑張れ」と繰り返し応援したのが由来)。一度の流産を経て、「以津真天」にて第一子を出産する。 不破 栄一郎(ふわ えいいちろう) 龍之進ときいの長男。名付け親は友之進。 笹岡 小平太(ささおか こへいた) 徳江の弟。北町奉行所見習い同心。13歳。町人の出であることをからかう朋輩と度々揉め事を起こす。亡き父と同じ火消しになるのが夢だった。同じく町人の出である古川の話を聞くなどして、態度を改める。 不破家の中間・下男 作蔵(さくぞう) 不破家の下男。 松助(まつすけ) 不破家の中間。独身を続けてきたが、伊三次の家の女中・おふさから好意を持たれていることを知らされ、所帯を持つ。中間の給金だけでの暮らし向きを心配した友之進の気遣いにより、本八丁堀町の自身番で御用聞きとして勤め始める。 三保蔵(みほぞう) 不破家の下男。元は盗っ人で、更生を条件に不破に雇われた。しかし、家人の留守中に盗みを働こうとしていなみに見つかり、いなみの小太刀の腕前を知らずに襲いかかり、返り討ちに遭う。いなみの温情で引き続き勤める。 和助(わすけ) 伊与太が芝へ戻った後の不破家の中間。20歳。以前は米屋の手代をしていた。
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