下社とは? わかりやすく解説

下社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:18 UTC 版)

諏訪大社」の記事における「下社」の解説

秋宮神体イチイの木春宮スギの木とされている。ただし春宮砥川のほとりに位置しているため、本来は水霊祀る祭祀場であった思われる砥川八島ヶ原湿原八島湿原)を水源とするが、ここには下社の旧御射山(もとみさやま)があり、葦や芽吹く頃には水田にも見えるため「神の田」として崇拝対象であった考えられる一方で秋宮付近に青塚古墳があることから、元々は金刺氏(下社大祝家)の祖霊祭祀の場であったという見解がある。

※この「下社」の解説は、「諏訪大社」の解説の一部です。
「下社」を含む「諏訪大社」の記事については、「諏訪大社」の概要を参照ください。


下社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:18 UTC 版)

諏訪大社」の記事における「下社」の解説

下社(しもしゃ)は、諏訪湖北岸諏訪盆地の北縁にある。上社に対して下流位置にあたる。 秋宮春宮からなり上社異なり二宮地位同格で、御霊代依り代)が2月8月両社間を遷座する南側開けており古くから農耕盛んな地であり、農耕民族的な性格有している。 一帯下諏訪中心地で、近世には中山道甲州街道宿場町として下諏訪宿設けられた。

※この「下社」の解説は、「諏訪大社」の解説の一部です。
「下社」を含む「諏訪大社」の記事については、「諏訪大社」の概要を参照ください。


下社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:18 UTC 版)

諏訪大社」の記事における「下社」の解説

上社比べて史料残っておらず不明な神事も多い。 諏訪大社下社 年間祭事一覧 大祭中祭記載のないものは小祭毎月秋宮月次祭1日) - 9月-12月春宮月次祭1日) - 3月-7月恵比寿月次祭20日秋宮子安社月次祭22日1月歳旦祭1月1日) - 中祭若宮社祭(1月1日) 綿之湯神事1月1日) - 特殊神事元始祭1月3日) - 中祭筒粥神事1月15日) - 特殊神事新年祈請祭(1月15日2月遷座祭2月1日) - 大祭特殊神事秋宮から春宮遷座。 内御玉戸社祭(2月1日) 外御玉戸社祭(2月1日節分祭2月上旬春宮鎮火祭2月上旬紀元祭2月11日) - 中祭3月御玉戸社例祭3月14日) 外御玉戸社例祭3月14日祈年祭3月17日) - 大祭4月稲荷社祭(4月9日銭神社祭(4月25日青塚社祭(4月中) 5月加茂社祭(5月15日6月八坂社祭(6月15日子安社例祭春宮)(6月22日) あやめ奉献祭(6月下旬御作田社祭(6月30日田遊神事6月30日) - 特殊神事浮島社祭(6月30日大祓式6月30日7月若宮社祭(7月1日上諏訪社祭(7月15日柴舟引渡式(7月31日) - 特殊神事。 夕祭(7月31日8月遷座祭お舟祭)(8月1日) - 大祭特殊神事春宮から秋宮遷座例大祭8月1日) - 大祭神事相撲8月1日) 二の祭献詠祭8月2日氏子少年角力8月2日翁媼焼却神事8月2日) - 特殊神事八幡社祭(8月15日専女社祭(8月15日御射山社夕祭(8月26日御射山社祭(8月27日) - 特殊神事八千矛社祭(8月27日) 児宮社祭(8月27日國常立命社祭(8月27日相撲神事8月27日) - 特殊神事御射山奉射会(8月27日御射山社二の祭(8月28日9月鹿島社祭(9月1日) 旧御射山社祭(9月27日木落社祭(9月27日) 斧立社祭(9月27日大元尊社祭(9月27日10月神嘗祭奉祝祭10月17日) - 中祭皇大神宮社祭(10月17日恵比寿社秋薫季例祭10月20日11月菊花奉献奉告祭(11月2日明治祭11月3日) - 中祭千尋社祭(11月8日氏子安全祈願祭11月上旬新嘗祭にいなめさい)(11月23日) - 大祭12月秋宮子安社例祭12月22日天長祭12月23日) - 中祭煤払神事12月27日) - 特殊神事大祓式12月31日除夜祭12月31日筒粥神事1月14日の夜から1月15日明け方にかけて下社春宮境内筒粥殿にて行われる神事。葦筒を釜で一晩かけて炊き上げ、筒の中の状態でその年の農作物収穫などを占う神事である。この占い結果地元メディアによって報道されるかつては上社でも行われていたが、現在の上社においては上社筒粥殿の遺構境内遺るのみである。 犬追物旧暦7月1日、下社遷座祭遷座行列お宮到着すると、馬場犬追物神事が行われた。江戸時代中期以降廃れている。 御舟祭おふねまつり)下社の例大祭で、8月1日催される神体を舟(柴舟)に乗せて春宮から秋宮遷座する祭。舟は南北朝時代書かれた『諏訪大明神絵詞』には「鉾山と書いてあり、江戸時代から「御舟」と呼ばれるようになったとされる。舟の上には翁、媼とみられる人形乗せられる。 なお、2月1日開催される遷座祭は、秋宮から春宮への遷座であるが、あまり大きく行われない諏訪地域は海から遠く、なぜ舟が出てくるのか不明である。「海の近くにいた神様諏訪逃れた」という説や「建御名方神妃神とともに諏訪の湖に舟を浮かべ周辺作物出来不出来判じた」という説などがある。

※この「下社」の解説は、「諏訪大社」の解説の一部です。
「下社」を含む「諏訪大社」の記事については、「諏訪大社」の概要を参照ください。


下社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:18 UTC 版)

諏訪大社」の記事における「下社」の解説

所在地 春宮長野県諏訪郡下諏訪町193 秋宮長野県諏訪郡下諏訪町5828 付属施設 下社秋宮宝物殿 - 開館時間:午前10時-午後3時交通アクセス 秋宮JR東日本中央本線 下諏訪駅(0.8km)徒歩:約10バス下諏訪町循環バスあざみ号」(循環線星が丘線、萩倉樋橋線、星が丘経由萩倉樋橋線)で、「諏訪大社秋宮前」バス停下車 - 下諏訪駅から終日13便。 中央高速バス 下諏訪バス停留所(0.6km)徒歩:約8分 春宮JR東日本中央本線 下諏訪駅(1.4km)徒歩:約16バス下諏訪町循環バスあざみ号」(循環線)で、「諏訪大社春宮バス停下車 - 下諏訪駅から終日4便。 バス諏訪バス岡谷-上諏訪-茅野線)で、「春宮大門バス停下車下車徒歩0.9km) 中央高速バス 下諏訪バス停留所(1.1km)徒歩:約12秋宮春宮旧中山道通って徒歩12分(1.2km) 周辺 下諏訪宿 - 中山道六十九次のうち29番目、甲州街道江戸から数えて39番目で終点宿場万治の石仏

※この「下社」の解説は、「諏訪大社」の解説の一部です。
「下社」を含む「諏訪大社」の記事については、「諏訪大社」の概要を参照ください。


下社 (しもしゃ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 00:45 UTC 版)

諏訪大社七不思議」の記事における「下社 (しもしゃ)」の解説

根入杉 秋宮境内大杉丑三つ時になると、垂らして鼾を掻いて寝たという。 湯口の清濁 八坂刀売命が下社に移る時、化粧用の湯を含ませた綿を置いた場所から温泉湧き出したという伝承現在の下諏訪温泉。この湯に邪悪人が入ると湯口が濁ると伝えられている。 五穀の筒粥 春宮境内筒粥殿で行われる行事1月14日から15日にかけ、炊いた小豆粥1年吉兆を占う。 浮島 たびたび氾濫した砥川にあって決して土が流れて無くならなかった島のこと。 御神渡 上述 御作田の早稲 御作田社における上社同様の伝承穂屋野の三光 #上社参照

※この「下社 (しもしゃ)」の解説は、「諏訪大社七不思議」の解説の一部です。
「下社 (しもしゃ)」を含む「諏訪大社七不思議」の記事については、「諏訪大社七不思議」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「下社」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「下社」の関連用語


2
70% |||||

3
下諏訪 デジタル大辞泉
70% |||||



6
下の宮 デジタル大辞泉
54% |||||

7
下宮 デジタル大辞泉
54% |||||


9
丹生川上神社 デジタル大辞泉
54% |||||


下社のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



下社のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの諏訪大社 (改訂履歴)、諏訪大社七不思議 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS