例大祭とは? わかりやすく解説

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れい‐たいさい【例大祭】

読み方:れいたいさい

1年1回または2回、その神社定められた日に行われる大祭


例祭

(例大祭 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 09:35 UTC 版)

例祭(れいさい)とは、神社で毎年行われる祭祀のうち、最も重要とされるもののことである。

例祭は年一回、多くは祭神や神社に特別の由緒のある日に行われる。例えば人物神を祀る神社ではその人物の誕生日や命日に例祭を行うことが多い。特に由緒のある日のない場合は、春祭り秋祭りをもって例祭としている。例祭が行われる日は毎年一定で、みだりに変えることはできないものとされる。第二次世界大戦以降も、神社本庁被包括の神社については、例祭日を変更する場合は神社本庁の承認を受ける必要がある。

歴史

例祭という名称が使われ出したのは近世のことで、それ以前には大祭(おおまつり)、御祭(おんまつり)などと呼んだり、社名に祭をつけて春日祭、石清水祭などと呼んだりしていた。今でもこの呼称は神宮暦の内「小暦」に記されている。近世には、各地の名所図会などに「○○神社例祭○月○日」と記載されているのが見られ、その神社を代表する重要な祭を例祭と呼ぶことが定着していたことがわかる。

明治の神社制度においては、例祭は祈年祭新嘗祭などとともに「大祭(たいさい)」に定められ、官国幣社・府県社・郷社および一部の村社(神饌幣帛料供進指定神社)には勅使あるいは幣帛供進使が参向して国・皇室から神饌幣帛料が供進された。

第二次世界大戦以降は、国からの幣帛供進制度は廃止されたが、勅祭社については例祭に際し勅使が参向する。それ以外の神社では、公的な幣帛供進制度に代わって神社本庁から「本庁幣」として献幣が行われている(ただし神社本庁被包括の神社に限る)。

名称

例祭は祭祀の分類の中で大祭(たいさい)に分類されることから、例祭のことを例大祭(れいたいさい)または大祭式例祭(たいさいしきれいさい)と呼ぶことがある。ただし、これは一般的には氏子中や町中での俗称であり、神社側の正式なものではないことが多い。神社の案内等に「○○神社例大祭」とある場合もあるが、これはあくまでも例祭として行われる祭の俗称である。決められた期間に行う式年祭と区別するために、毎年行うものを例大祭と称する地域もある。

その他、橿原神宮の例祭は「紀元祭」、石清水八幡宮の例祭は「石清水祭」といった具合で神社固有の名称を用いる場合もある。本来の例祭以外の祭祀についても、祭の名称に例祭を含んでいる場合(例えば、春季例祭と秋季例祭、摂末社例祭など)があるが、一つの神社について例祭は一つだけである。

例祭日の一例

神社 例祭日
橿原神宮 2月11日
春日大社 3月13日
大神神社 4月9日
香取神宮 4月14日
平安神宮 4月15日
大國魂神社 5月5日
出雲大社 5月14日
賀茂神社 5月15日
熱田神宮 6月5日
八坂神社 6月15日
氷川神社 8月1日
鹿島神宮 9月1日
石清水八幡宮 9月15日
太宰府天満宮 9月25日
物部神社_(大田市) 10月9日
石上神宮 10月15日
明治神宮 11月3日

例大祭(くらやみ祭)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 23:43 UTC 版)

大國魂神社」の記事における「例大祭(くらやみ祭)」の解説

詳細は「くらやみ祭」を参照 大國魂神社の例大祭は、関東三大奇祭一つであるくらやみ祭りである。この祭り毎年4月30日から5月6日にかけて行われており、本来歌垣性格帯びていたが、明治時代になってその淫靡な風習改められた。また、夜間実施されていた祭礼行事昭和34年1959年)より夕刻実施となった宵宮となる5月3日には、参道であるケヤキ並木において古式競馬式と府中囃子競演5月4日には旧甲州街道にて20台あまりの山車行列が行われる。例大祭当日となる5月5日には、6張の大太鼓先導されて、8基の神輿御旅所まで渡御する神輿御旅所到着したのち神事行い一夜あけて6日早朝より神社への還御が行われる。 5日神輿渡御深夜町中の灯を消して闇の中行われたため、くらやみ祭り呼ばれる以前東京競馬場開催自粛していたが、平成19年2007年以降競馬開催されている。 くらやみ祭大太鼓渡御2013年5月撮影くらやみ祭神輿渡御2013年5月撮影

※この「例大祭(くらやみ祭)」の解説は、「大國魂神社」の解説の一部です。
「例大祭(くらやみ祭)」を含む「大國魂神社」の記事については、「大國魂神社」の概要を参照ください。

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