上社・下社とは? わかりやすく解説

上社・下社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:18 UTC 版)

諏訪大社」の記事における「上社・下社」の解説

御神渡おみわたり)冬、諏訪湖湖面に氷が張り日中に氷の膨張によって亀裂が走る現象プレッシャー・リッジ)で、特に上社から下社方向へ走るものに対していう。これは男の神が上社から女の神のいる下社通った跡とされ、神事諏訪市八剱神社宮司によって執り行われる。なお、同様の現象摩周湖等でも起きる(詳細は「諏訪湖#御神渡り参照。)。

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上社・下社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 13:45 UTC 版)

神社」の記事における「上社・下社」の解説

神社には上社下社、あるいは上の宮下の宮など二社に分かれる「二社制」が多くみられる上社中社下社三社分かれる三社制」もある。 上社下社はその位置関係から、上手のものを上社低地のものを下社と呼ぶことが多い。また、本宮本社から見て深奥部にある社は奥社奥宮(おくのみや)、奥院山宮人里近い社は前宮里宮口宮などと呼ばれ僻遠地の元宮対し集落近郊新たに建てられたものを新宮とも呼ぶ。 これらの上下社では祭神異な場合もあるが、一方がもう一方若宮であったり、本宮配偶神を祀るケースもある。これらの起源不詳だが山奥埋葬墓、都邑近郊礼拝墓を設ける「両墓制」と関係があるとする説もある。また、山岳そのものご神体として、その山麓遙拝施設建てたものを里宮起源とし、神霊降臨思想から山頂にもう1社を建て分祀したもの山宮起源とする説もある。 賀茂神社 上賀茂神社祭神 賀茂別雷神)と下鴨神社祭神 玉依姫命賀茂建角身命)。下鴨社起源上賀茂社からの分祀ともいうが定かではない諏訪大社 諏訪湖南北上下社があり、上社建御名方神と妻の八坂刀売命下社二神加え神事代主神を配祀するが、民間では上社男神下社女神とされる。さらに上社本宮前宮下社春宮秋宮分かれる熊野三山 本宮大社速玉大社那智大社三社祭神長年熊野三所権現とされた。速玉大社神倉山の元宮に対して新宮」と呼ばれる宗像大社 辺津宮中津宮・沖津宮三社および中津宮北部にある沖津宮遙拝所丹生川上神社 奈良吉野罔象女神祀る。元は一社だったが近世入り比定地変遷従い上中下の三社となった秋葉神社 秋葉山の上社と山麓下社山宮里宮対応する祭神秋葉大権現カグツチ)として知られる富士山本宮浅間大社 市街地本宮富士山頂奥宮を置く。祭神浅間大神。他に大宮登山道中途浅間大社旧跡とされる山宮浅間神社がある。本宮里宮山宮浅間神社山宮元宮対応する

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