上社との約諾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 09:12 UTC 版)
宝治3年(1249年)に諏訪上社の大祝(おおほうり)の諏訪信重が鎌倉幕府に提出したといわれる『諏訪信重解状』によると、守屋山に天降った上社の諏訪大明神は地主の守屋大臣(洩矢神)と覇権争いをした後、下社の「姫大明神」と夫婦の契約をなしたという古くから伝わる伝承がある。このことから、下社の訴えに対して上社こそが諏訪の本宮であると信重は主張した。 この説話は、中世の二神約諾神話のバリエーションの一つと考えられる。
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