パープル レイン【パープル レイン】(草花類)
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登録番号 | 第5032号 |
登録年月日 | 1996年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | ガーベラ | |
登録品種の名称及びその読み | パープル レイン よみ:パープル レイン |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 3月 21日 | |
品種登録者の名称 | ピート シュレアース デ クヴァーケル社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1424 PD デ クヴァーケル ホーフトヴアッハ 81 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ペトルスユードクス ウイムヘルムスシュレアース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の系統どうしを交配し育成されたもので,花色が鮮紫ピンク,花盤の色が褐で花形が二~三重のやや小輪花である。 葉長及び葉幅は中,葉の切込みの程度は深,葉先の角度は鋭角,葉縁の形は鋭鋸歯,鋸歯の先端の伸展の程度は小,葉色は緑,葉面の毛じの密度は粗,葉柄長は中,アントシアニンの着色の有無及び程度はかなり弱である。花形は二~三重,花容はⅡ型,花径は70~89mm,舌状花弁の表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9505),色の分布は均一,覆輪の有無及び縞の有無は無,花盤の色は褐,舌状花弁の形はⅠ型,断面の形は平,先端の角度は中,弁先の形は突,切込み数は2,切込みの深さは浅,舌状花弁の長さは30~39mm,幅は 5~ 9mm,舌状花数は40~69,総苞の高さは中,直径は小,内部総苞葉の形は反転,アントシアニンの着色の有無は有,花柱上部の色及び柱頭の色は白,冠毛の色は紫である。花柄の長さは中,断面の形は楕円,帯化の傾向は無,太さは中,強さは強,毛じの密度は密,色は淡緑,基部のアントシアニンの着色の有無と程度はかなり弱,頂部のアントシアニンの着色の有無は有,頂部の総苞片の有無は無である。 「リカストル」及び「フレシネル」と比較して,花盤の色が褐であること,内部総苞葉の形が反転すること,花柄断面の形が楕円であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,デ クヴァーケル社の農場((オランダ王国)において,1988年に育成者所有の系統どうしを交配し,同年に選抜し,その後増殖を繰り返しながら特性の調査・確認を行い,1991年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
パープル・レイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/29 07:17 UTC 版)
『パープル・レイン』 | ||||
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プリンス・アンド・ザ・レヴォリューション の サウンドトラック / スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1983年8月 – 1984年3月 First Avenue St. Louis Park warehouse サンセット・サウンド |
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ジャンル | ポップ、ロック、ファンク、ネオ・サイケデリック、アヴァン・ポップ、ミネアポリス・サウンド | |||
時間 | ||||
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード | |||
プロデュース | プリンス・アンド・ザ・レヴォリューション | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ゴールドディスク | ||||
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プリンス アルバム 年表 | ||||
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『パープル・レイン』収録のシングル | ||||
パープル・レイン(Purple Rain)は、プリンス・アンド・ザ・レヴォリューションによる1984年のアルバム、及びプリンスが主演映画『プリンス/パープル・レイン』のサウンドトラックである。第57回アカデミー賞の歌曲・編曲賞受賞作。第27回グラミー賞の最優秀映画・TV作曲賞受賞作。ローリング・ストーン誌の大規模なアンケート『オールタイム・ベストアルバム500』(2020年版)に於いて8位にランクイン。ヴィジュアル・アーティストとしての本領を発揮したプリンスの代表作である。
チャート
チャート (1984) | 最高順位 |
---|---|
U.S. Billboard 200 | 1 |
U.S. Billboard R&B Albums | 1 |
UK Albums Chart | 7 |
Australian Kent Music Report | 1 |
このアルバムは発表初週に100万枚を売り上げ、ビルボードチャートのトップに実に24週間も居座りつづけた。シングルカットされた「ビートに抱かれて」(When Doves Cry)、「レッツ・ゴー・クレイジー」(Let's Go Crazy)の2曲がシングルチャートで1位となり、プリンスは全米でのボックスオフィス、アルバムチャート、シングルチャートですべて1位を獲得するという偉業を達成する。なお、本作からは他に 「パープル・レイン」(Purple Rain)(2位)、「ダイ・フォー・ユー」(I Would Die 4 U)(8位)、「テイク・ミー・ウィズ・U」(Take Me with U)(25位)がシングルカットされている。また、「ビートに抱かれて」は年間シングルチャートでも1位を獲得している。
楽曲解説・評価
このサウンドトラック、及びアルバムは、ザ・タイムやアポロニア6などの名義ではなく、初めてプリンス・アンド・ザ・レヴォリューション名義としてリリースされた。このフルバンドのパフォーマンスを強調した結果、ギター、キーボード、シンセサイザー、ドラムマシンなどが複数の層で重なり合い、以前のワンマンアルバムより音楽的な深みが増している。音楽的には、前作からのエレクトロファンクとR&Bの要素に、ロックフィールなグルーヴを強調したギターが合わさっている。
サウンドトラックのレコードとしては、音楽の多くが壮大かつ複雑で、一部では演奏や音響効果に曖昧ながらサイケデリックな趣きがあると評された。後発のより実験的なポップ・サイケデリックなアルバムに繋がっていくような要素が多数盛り込まれているが、一般的にはプリンスの作品の中では最もポップを指向するものと考えられている。
様々なジャンルの要素をふんだんに盛り込んだクロスオーバー指向のアルバムの多くと同様、『パープル・レイン』はポップ・ロックからR&B、さらにダンス・ミュージックまで無数のスタイルをしっかりと結合させていることが、大きな人気を博した理由のひとつとして一般的に説明されている。レコードの飛躍的な売上高もさることながら、音楽評論家たちは、このサウンドトラックの音楽に盛り込まれた革新的、実験的な側面にも注目した。
中でもよく知られているのは、ベースギターのない「ビートに抱かれて」(When Doves Cry)であり、この曲は、最も前衛音楽(アバンギャルド)に近づいたポップだと、しばしば論じられた[3][4]。また、電子楽器と生楽器やフルバンドの演奏の融合(その一部は、ライブ演奏であった)と、ロックとR&Bの際立った結合が、このアルバムの特色であり、実験的な要素であるとも評された。
オールミュージックのスティーヴン・アールワイン(Stephen Erlewine)は、『パープル・レイン』においてプリンスは「自らのファンクとR&Bのルーツを固めながら、大胆にポップとロック、ヘヴィメタルへ乗り出した」と評し、このアルバムに収められた9曲が「妥協することなき...ポップの領域の侵犯」であり「スタイリッシュな実験」であると記したが、それは、『パープル・レイン』の音楽が、実験的な傾向を犠牲にすることなくプリンスの最もポピュラーな部分を引き出した、とする一般的な認識を反映したものであった[5]。
「テイク・ミー・ウィズ・U」(Take Me with U)は元々、アポロニア6のアルバムに用意した曲だったが、『パープル・レイン』への収録に変更された。この曲を入れる代わりに、組曲的な構成だった「コンピューター・ブルー」(Computer Blue)の2番目のセクションがアルバムから外された。結局、フルバージョンは公式にリリースされなかったが、「コンピューター・ブルー」の2番目のセクションの一部は、映画内でザ・レヴォリューションのメンバーがリハーサルをしているところへプリンスが歩いてくるシーンで聴くことができる。
「ダーリン・ニッキー」(Darling Nikki)のきわどい歌詞は、米国では当時の副大統領夫人ティッパー・ゴアとPMRC(Parents Music Resource Center)の槍玉に挙がり、アルバムはペアレンタル・アドバイザリー指定となった。
また、発売前は2枚組という噂も流れたが直前に1枚に変更された。[要出典]
映画およびサウンドトラックとしての『パープル・レイン』制作のエピソードについては、30周年を記念して刊行された書籍『LET’S GO CRAZY~Prince and the Making of Purple Rain』に詳しい。翻訳版はDU BOOKSから『プリンスとパープル・レイン 音楽と映画を融合させた歴史的名盤の舞台裏』として刊行されている。
トラックリスト
全ての作詩、作曲、編曲:プリンス
※「コンピューター・ブルー」のみ共作(プリンス、ジョン・L・ネルスン、ウェンディ、リサ)
サイド1
- レッツ・ゴー・クレイジー - "Let's Go Crazy" – (4:39)
- テイク・ミー・ウィズ・U - "Take Me With U" – (3:54)
- ビューティフル・ワン - "The Beautiful Ones" – (5:14)
- コンピューター・ブルー - "Computer Blue" – (3:59)
- ダーリン・ニッキー - "Darling Nikki" – (4:14)
サイド2
- ビートに抱かれて - "When Doves Cry" – (5:54)
- ダイ・フォー・ユー - "I Would Die 4 U" – (2:50)
- ベイビー・アイム・ア・スター - "Baby I'm A Star" – (4:24)
- パープル・レイン - "Purple Rain" – (8:42)
制作時のトラックリスト
※出典[6]
1983年11月7日作成
- Let’s Go Crazy
- The Beautiful Ones
- Computer Blue
- Darling Nikki
- Wednesday (「Piano & A Microphone 1983」収録)
- Purple Rain
- I Would Die 4 U
- Baby I’m A Star
- Father’s Song (2015年発売の本作のデラックスバージョンに収録)
-
1984年3月23日作成
- When Doves Cry
- I Would Die 4 U
- Baby I’m A Star
- The Beautiful Ones
- Darling Nikki
- Purple Rain
- Let’s Go Crazy
- Computer Blue
-
1984年3月23日作成
参加者
- プリンス - ヴォーカル、ギター、ベース、キーボード、ピアノ
- ブラウン・マーク - ベース
- リサ - キーボード、ピアノ
- ウェンディ - ギター
- Dr.フィンク - キーボード、オルガン
- ボビー・Z. - ドラムス
- アポロニア - ヴォーカル(テイク・ミー・ウィズ・U)
オールタイム・ランキング
出版媒体(国) | ランキング名称 | 位 | 発表年度 |
---|---|---|---|
ベンダー誌(米) (Blender) |
オールタイム・グレイテスト・アメリカンアルバム100 (The 100 Greatest American Albums of All time) |
18[7] | 2008 |
エンターテインメント・ウィークリー誌(米) (Entertainment Weekly) |
1983年-2008年・ベストアルバム100 (The 100 Best Albums from 1983 to 2008) |
1[8] | 2008 |
ローリング・ストーン誌(米) (Rolling Stone) |
オールタイム・グレイテストアルバム500 (The 500 Greatest Albums of All Time) |
8[9] | 2020 |
ビルボード200(米) (Billboard 200) |
グレイテスト・オールタイム・ビルボード200アルバム (Greatest of All Time Billboard 200 Albums) |
110[10] | 2019 |
ビルボード200(米) (Billboard 200) |
オール92ダイヤモンド認定アルバム・批評ランキング (All 92 Diamond-Certified Albums Ranked from Worst to Best: Critic's Take) |
1[11] | 2016 |
派生作品
- 「ビートに抱かれて」(When Doves Cry)のカバー、サンプリング。
- MCハマーが1990年に「"Pray"」(Pray)でサンプリング。
- ティンバランドのプロデュースによりジニュワインが1996年にカバー
- スティーナ・ノルデンスタム『まぼろしの世界』 - People Are Strange(1998年)カバー曲
- 映画『ロミオ+ジュリエット』のサウンドトラック(Romeo + Juliet)でQuindon Tarver(Quindon Tarver)が1997年にカバー。
脚注
- ^ Hoard (2004), p. 655.
- ^ PRINCE & THE REVOLUTION-PURPLE RAIN (SOUNDTRACK)(RIAA)
- ^ 「プロローグ――プリンスの魔法」(西寺 2015, pp. 16–19)
- ^ 「第2章 紫の革命――ビートに抱かれて(When Doves Cry)、パープル・レイン(Purple Rain)」(西寺 2015, pp. 78–84)
- ^ Purple Rain - Allmusic
- ^ “Album: Purple Rain - Prince Vault”. princevault.com. 2022年5月7日閲覧。
- ^ Blender Magazine's 100 Greatest American Albums
- ^ Entertainment The New Classics: Music Weekly's top 100 albums 1983-2008
- ^ The 500 Greatest Albums of All Time (Rolling Stone)
- ^ Greatest of All Time Billboard 200 Albums(ビルボード200)
- ^ All 92 Diamond-Certified Albums Ranked From Worst to Best: Critic’s Take(ビルボード誌、2016年9月29日)
参考資料
- パープル・レイン (Media notes). プリンス. Warner Bros. Records. 10 August 1984. 075992511025。 – 輸入盤
- 西寺郷太『プリンス論』新潮新書、2015年9月。 ISBN 978-4106106347。
関連項目
外部リンク
「パープル レイン」の例文・使い方・用例・文例
- ローズレッドまたはローズパープルの花を持つ、米国南部平原の州の多年生パピーアオイ
- 白からローズパープルの花を持つ、いくつかの変種に代表されるヨーロッパ西部の丈の低いばらばらに生える常緑低木
- 観賞植物として、浸食の制御において、そして野鳥の餌として広く使われる目立つ総状花序のローズパープルの花を持つアジアの低木
- 北米東部の多年生の草本で、掌状の複葉と通常ローズパープルの花をつける
- ヒメコウジに似た葉を持ち萼片に翼弁のあるローズパープルの花をつける北米東部の一般的なつる性の多年生ヒメハギ
- カナダのトロントから北東に約70キロのここパープルウッズでは,毎年3月中旬に開かれます。
- 今年,メープルシロップ・フェスティバルが3月1日から4月3日まで,トロントの約70キロ北東にあるパープルウッズ自然保護地域で行われました。
- そのレインコートには3色の色違いがある
- 私たちと製品開発部の少なくとも3 人ができるだけ早い日に会って、ブレインストーミングをするのがいいと思います。
- あなたはレインコートを着ていった方がよい。
- レイン・アウトはグラウンド・ゼロ付近で起こる。
- 彼がプレイングマネージャーとして職務を全うするのは難しいかもしれない。
- 新しい橋はレインボウブリッジと名づけられた。
- 君はレインコートを着たほうがよい。
- 君のレインコートがなければ、私はずぶぬれになっていただろう。
- 君のレインコートがなかったら私はずぶぬれになっていただろう。
- 外は寒いから、レインコートを着るべきだ。
- 黄色いレインコートを着ている女の子はだれですか。
- 雨が私のレインコートの下までしみとおった。
- ロールプレイングのテレビゲームは時間を食う。
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