トビハゼ
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トビハゼ(跳鯊)は、スズキ目ハゼ科トビハゼ属 Periophthalmus に分類されるハゼの総称だが、日本では特にその中の一種 P. modestus を指す。干潟の泥上を這い回る魚として有名である。
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トビハゼ属
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ウィキスピーシーズにトビハゼ属に関する情報があります。 ウィキメディア・コモンズには、トビハゼ属に関連するカテゴリがあります。 南西諸島にはトビハゼと共にミナミトビハゼ P. argentilineatus Valenciennes,1837 が分布する。第一背鰭の前端が尖り黒線で縁取られることなどでトビハゼと区別できる。また、泥干潟を好むトビハゼに対し、ミナミトビハゼはマングローブ地帯を好み、木の根に登って生活することもある。環境省レッドリストには掲載されていないが、鹿児島県レッドリストで「分布特性上重要」として掲載されている。 トビハゼ属 Periophthalmus は、日本産2種の他にもインド太平洋および西アフリカの熱帯・温帯域に15種が分布する。 P. argentilineatus (Valenciennes,1837 - ミナミトビハゼ。インド太平洋熱帯域 P. barbarus (Linnaeus,1766) - 西アフリカ P. chrysospilos Bleeker,1852 - 東インド洋 P. darwini Larson et Takita,2004 - オーストラリア北部 P. gracilis Eggert,1935 - 東南アジア P. kalolo Lesson,1831 - インド太平洋熱帯域 P. magnuspinnatus Lee, Choi et Ryu,1995 - 朝鮮半島 P. malaccensis Eggert,1935 - 東南アジア P. minutus Eggert,1935 - 東南アジアからオーストラリア北部 P. modestus Cantor,1842 - トビハゼ。東アジア熱帯・温帯域 P. murdyi Larson et Takita,2004 - オーストラリア北部 P. novaeguineaensis Eggert,1935 - ニューギニアからオーストラリア北部 P. novemradiatus (Hamilton,1822) - 東南アジア P. spilotus Murdy et Takita,1999 - スマトラ島 P. walailakae Darumas et Tantichodok,2002 - 東インド洋 P. waltoni Koumans, 1941 - ペルシャ湾からパキスタン P. weberi Eggert,1935 - ニューギニアからオーストラリア北部
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