チェリッシュペア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 17:48 UTC 版)
「金色のガッシュ!!の登場人物」の記事における「チェリッシュペア」の解説
チェリッシュ 声 - 永野愛 魔界時代、テッドと家族同然に過ごしてきた魔物の少女。帽子とウェーブのかかった長い金髪が特徴。宝石のような石を放つ術を使う。 テッドからは「宝石のように輝いている女」と称されている。原作とアニメ版では性格や設定が全く異なる。 原作では、途上国に住む孤児達の母親代わりとなり(彼女自身も孤児であるため)、世間や大人達を恨んで荒んでしまった子供達の心に希望を与えていた。心優しく気丈であるが、パートナーであるニコルがリオウによって呪いを掛けられてしまったため、止むを得ずリオウに協力していた。 ゼオンがファウードの支配者となった後は、ザルチム同様「ゴデュファ」の契約を受けなかった。ゼオンへの絶対的服従を拒むも、「バルギルド・ザケルガ」の激痛によって激しい呪縛を与えられ、戦いを無理強いさせられてしまう。挙句の果てにはようやく再会したテッドにまで攻撃を強制させられるが、彼の願いを受けて、苦痛と恐怖に屈しない心を取り戻し、ガッシュ達にゼオンへと繋がる道を示す。「雷の結晶」による呪縛で心が砕ける寸前まで追い詰められるも、テッドの捨て身の行動によって呪縛から解放され、テッドが魔界へ帰る直前に彼にキスをした。ガッシュ達の味方になって以降はガッシュ達のことを「坊や」と呼ぶようになる。そして彼の代わりにゼオンを倒すことを誓い、ゼオンとの戦いで絶体絶命となったガッシュ達の前に駆けつけ、ティオ・キャンチョメ・ウマゴンの解放を試みる。ゼオン相手に善戦するも、デュフォーの「答えを出す者」の能力により「グラード・マ・コファル」の弾丸軌道が読まれ、またゼオンへの恐怖が完全に消えていなかったことによりゼオンの「ジャウロ・ザケルガ」によって本を燃やされてしまう。しかし、テッドや魔界で世話をしていた子供達の幻に支えられて無事に3人を解放。ゼオンを哀れむような言葉を残して魔界へ送還された。最終話ではテッド・レインと共に孤児達の家を作っていた。 アニメ版ではテッドとの敵対理由が異なり、心を閉ざしやすい性格であったため両親の殺害犯をテッドだと思い込んでいた事による(真犯人はゾフィス)。テッドの説得により誤解を解き彼と和解するが、その直後に現れた心臓を打つ魔物に本を燃やされ魔界に送還される。 呪文 1. コファル 小さな宝石を放つ。 2. ゴウ・コファル 大きな宝石を放つ。上位呪文の「ギガノ・コファル」と比べ弾速と宝石の硬度がやや高め。 3. ガレ・コファル 指先から一個ずつ小さな宝石を放つ。10発同時に放つことも5発ずつ二度に分けて放つことも可能。 4. ガンズ・ゴウ・コファルガ 「コファル」よりもやや大粒な宝石を乱射する。「ガレ・コファル」より範囲が広く、回避しづらい。 5. ギガノ・コファル 巨大な宝石を放つ。 6. ディオガ・コファルドン チェリッシュの最大呪文。超巨大なダイヤモンドのような宝石を放つ。 7. グラード・マ・コファル スコープのついた巨大なライフル銃を出し、それを持って宝石の弾丸を撃つ。銃を構える術者の地点以外の離れた2箇所に鏡「射撃地点(ミラーサイト)」を設置し、そこから狙撃する事も可能。チェリッシュを守るテッドの姿によって目覚めた呪文。 8. シン・グラード・ガンズ・コファル 「グラード・マ・コファル」の強化版で「シン」の術の一つ。魔界へ戻り魂だけの存在になったが、ガッシュの「自分達を助けたい」という思いを感じ取り、ガッシュを助けたいと思った時に、ガッシュの金色の本に現れた呪文。 ニコル 声 - 相田さやか チェリッシュの本(シャトルーズイエロー)の持ち主である女性。髪型は金髪のロングヘア(アニメでは茶髪)。 チェリッシュとは仕事の最中に出会い、旅の中で彼女と友人関係を築いてきた 。 女の2人旅は何かと危険なためずっと男装していた。リオウに呪いをかけられ、止むを得ずファウード復活に協力することになった。鳥獣保護区でレンジャー(自然保護官)の仕事をしており、そのため銃の扱いに詳しい。ゼオン戦ではその狙撃の知識で、チェリッシュの「グラード・マ・コファル」をサポートした。 アニメでは呪いをかけられていたことを知ってたアリシエに説得されたが応じなかった。また、女性だということは明かされずアニメでは性別は不明。
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