シオン一派とは? わかりやすく解説

シオン一派

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 07:10 UTC 版)

グローランサーIII」の記事における「シオン一派」の解説

シオン 声:子安武人 時空融合計画阻止しよう時空制御塔襲撃した青年謎の組織率い各地様々な悪事働いている。スレイン過去知る人物で、何故か倒されても倒されても何度も現れる彼の行動には不鮮明な部分が多いが、物語が進むにつれ、彼の真意見えてくる。 その正体は、三代前のダークロード本作ラストボス推定年齢200歳。受け継いだ秘術悪用し太陽異変招いた張本人でもある。普段自分肉体模造したホムンクルスを操ることで、自らの闇の波動隠し正体悟られぬように行動している。前作シュナイダー同様、最終決戦制限時間以内護衛退けて彼を倒すというミッションとなる為、人外の姿である第二形態存在しない太陽異変は、シオン悪用する「闇の秘術」によるもの使い続ければ使うほど、シオン肉体には闇の波動強く発せられてしまい、太陽の光を失わせてしまう。それを止める方法ただひとつ。波動の元となっているシオンを殺すしかない歴代の闇の精霊使いたちは、幾度もシオン戦い挑んできた。しかし、かりそめの肉体何度壊されようと、宿った魂はすぐに逃げてしまう。そのためシオンを『殺す』ことができず、今まで誰にも倒すことができずにいた。現代ダークロードであるスレインも、闇の総本山襲撃したシオンによって殺害されてしまう。この時にはモニカの父ピート・アレンシオンの手かかっている。 障害となる邪魔者始末したシオンは、各国抗争目を付け戦火拡大。ビクトル・ロイドに作成依頼した魂の壷」に5万の魂を集め最終目的である「不老不死秘術達成向けて行動する。 しかし、闇の精霊使いロードであるスレインには、シオン越え素質眠っている。肉体失ったスレインだが、そのうちに眠る素質だけはなくしていない。再び、闇の精霊使いとして覚醒したスレインによって、シオンジェームズ城の戦いで本体壊された。いつも通り秘術肉体と魂を分離させようとしたシオンだが、スレイン発動させた術によって闇の精霊達支配権奪われてしまい、秘術が行使できず死亡肉体消滅し、魂は冥界へと旅立っていった。その際に、スレイン成長驚き自分悲願達成できなかったことを悔いている。 最終決戦ではこの世界が「人が精霊の力を抑制しなければならない不完全な存在で、自分が手を下さずともいずれ滅びる」であろう事を語り、その前に自身が王となって導くと主張するが、アネット戦わせると彼が秘術悪用した根本的な動機語られる。それによると精霊使いという立場にあるだけで自由を奪われ、手にした力は抑圧され来る日も来る日も修行積み重ねることに嫌気差したという。なお、小説版では彼と母親の悲しいオリジナルエピソードがあり、彼の行動理由裏付けるものとなっている。そちらでは一人称「私」ではなく「僕」になっており、口調異なる。また、グローランサーIV Return』では彼の別の一面垣間見えるなど、元々悪人だった訳ではなく精霊使いシステム所為歪んでしまった事が伺える。 シオン各国の持つ三大宝珠集めていた理由は、ピエーネ湖の地下に眠る「アルティーメータ」を採取するため。不老不死秘術欠かせないもの。 クライヴ 声:志村知幸 年齢25歳二本の刃を扱う凄腕剣士何よりも戦闘好きな狂戦士で、行く先々何度も姿を見せては度々スレインたちの前に立ちはだかる初期強敵として何度も登場したヒューイ同じく風の精霊使いだったが、シオンに対して忠誠誓って彼の仲間となった扱いが高度だといわれるテレポート」を用いるなど、その技量は風のロード匹敵するほど。シオン配下中でも幹部クラス地位にある。 ジェームズ城にて、バーバラと共に陣形を展開。シオンを倒すために乗り込んできたスレイン一行最後交戦をすることとなる。 スタッフ曰く、彼がシオン仲間になった理由は「やりたい放題行動できるから」とのこと小説版では裏切ったバーバラ殺害し最終決戦弥生によって仇として討たれることになる。また、ゲームでは悪行手を染める一方で性格自体理性的だったが、こちらでは下卑た性格になっているバーバラ 声:吉田小南美 帝国宮廷魔術師外見年齢26歳胸元大きく開いたスリットの深いドレス巨大なショルダーアーマーといういでたち。ある目的持っているため不鮮明な行動が多い。人々洗脳し手駒として使う能力を持つ。 本名は「シモーヌ・リードブルグ」。オルフェウスミシェール実の母であり、弥生先輩にあたる月の精霊使いである。夫を愛していたが、月のお社に連れて行かれてしまい離れ離れとなってしまう。その後シオンから「子供達病気治す方法知っている」という勧誘受けて月のお社飛び出し以後バーバラ名乗ることとなった声優コメントによると実年齢50代最後ジェームズ城でスレイン達の前に立ちはだかるが、ミシェール病気治すことができていればオルフェウス加勢し改心してスレイン達に協力するミシェール病気治していない(=オルフェウス死亡している)場合クライヴ共々スレイン達に討たれミシェール助けられなかった事を詫びながら息を引き取る。 元々は子供思いの優しい女性で、子供達のためとはいえ悪行手を染めていたことを悔やんでいたが、組織に居る間は敢えて手を汚しオルフェウス説得するまでは非情な悪女徹していた。しかし生存させた場合でも悪行咎め受けた様子無く弥生と共に月の社に帰り数年後スカウトされミシェールと共に暮らす事が語られる。 『グローランサーIV Return』では生存しており、本名の「シモーヌ」を名乗るようになっている当時恥じている為、「バーバラ」と呼ばれる事は嫌悪している)。 小説版ではクライヴの手にかかり殺されてしまう。

※この「シオン一派」の解説は、「グローランサーIII」の解説の一部です。
「シオン一派」を含む「グローランサーIII」の記事については、「グローランサーIII」の概要を参照ください。

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