シェルフェングリフ帝国・ジェームズ派
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「グローランサーIII」の記事における「シェルフェングリフ帝国・ジェームズ派」の解説
ジェームズ・ウェリントン 声:松本保典 第二帝位継承権所持者にして、皇帝オーギュストの実の弟。 皇帝の死後、第一皇子のカールがまだ赤子であることから自分に帝位継承の権利があると主張しテオドラと対立する。自信家で才気溢れる青年で、民のことを真摯に考える姿に多くの支持者が集まった。身分を問わず有能な者を採用する制度が功を奏し、貴族主義のテオドラ派との戦いを有利に進めていく。一時は帝国の領土の半分を手中に収めた。 しかし、純粋に帝位奪還を志していたジェームズ派だったが、バーバラを同士として迎えたことでシオン一派に侵食されていった。知らないうちに内戦を長引かせ、多くの死者を出すことへの手伝いをさせられていた。裏切りに気づいた時には既に時遅く、ジェームズはシオンに就いた部下によって幽閉されてしまった。後にスレインたちによって救出され、シオンの元へ通じる隠し通路の存在を教えた。 ヴィンセント・クロイツァー 声:森川智之 24歳。帝国三将軍の中で唯一ジェームズ派に属している。部下のオルフェウスとは親友で、ケネスとは士官学校の同期。戦闘スタイルは二刀流で、戦いの最中に剣が折れても戦えるように予備を含めた4本の剣を背に差している。国内外に知れ渡るほどの圧倒的強さを持ち、部下思いで正義感も強いため、軍でも人望の厚い彼だが融通が聞かない性格なのが珠に瑕。 バーバラの精神操作を受ける上官の姿を目撃してしまい、彼はジェームズ派がシオンに傀儡となっていたことを知る。その後同僚であるオルフェウスを誘ってグランフォード派に合流を試みる。しかし、オルフェウスは既にバーバラの正体を知っており、母への情からヴィンセントに付いて行くことが出来ず、後に死を覚悟して戦う彼と剣を交えることになる。オルフェウスの生死に関わらず、戦闘後は事後処理に当たり、シオン打倒はスレイン達に託した。 任務に忠実な反面、堅物で融通の利かない性格で、彼は同僚であったケネスと対立したときも倒すべき対象としか考えていなかった。だが、普段は冷徹に任務を遂行する彼も、親友であったオルフェウスと対立したときは驚愕を露わにしていた。それでも死力を尽くして戦うあたりに信念の強さが見て取れる。 オルフェウス・リードブルク 声:吉野裕行 19歳。ミシェールの兄。ヴィンセントの部下でジェームズ派に属する。戦闘スタイルは高速の抜刀術。母が失踪し、父が病死した後一人で不治の病に侵された妹の面倒を見ており、内戦中も非番の折にはポーニア村へと足を運んでいた。しかし自身も肺病を患っており、本来の力が発揮できないでいる。軍規にとても厳しいが、優しい性格で自分のことよりも他人のことを優先して考える。 後にバーバラが母親だと知り、自分とミシェールの病を治す薬があると告げられて彼女の元へ下った。その後、妹がもう助からないと知った彼は、同僚であったヴィンセント・クロイツァーとの戦いが自身の最後にふさわしいと考える。ストーリー展開によってはヴィンセントとの対決で死亡してしまうが、ミシェールを助けることができた場合、オルフェウスの戦いを止めることが可能。その場合は、ジェームズ城でのバーバラ、クライヴ戦に参加し、母親を説得する。
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