シェルフェングリフ帝国・テオドラ派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 07:10 UTC 版)
「グローランサーIII」の記事における「シェルフェングリフ帝国・テオドラ派」の解説
ケネス・レイモン 声:松本保典 シェルフェングリフ帝国後継者争いでテオドラ派に属する軍人で、出は平民。平民は小隊長までにしか出世させないとの貴族主義を貫くテオドラ派で唯一中隊長を任される異例の出世を遂げる。正式な肩書きは帝国軍第九大隊所属北東方面守備中隊長。豊富な戦術知識を持ち、奇抜な作戦で何度もテオドラ派を救う。だが民にとって無益な戦いを嫌う彼にとって、この後継者争いも心地よいものではない。その性格から、士官学校同期のヴィンセントに比べて戦闘能力は圧倒的に劣るものの、高い戦術知識は一目置かれており、ヴィンセントから名指しで勧誘をされるほどである。連邦と同盟を結んだ帝国により、僅か20人の部下と共に連邦へと派遣されるが、スレイン達の協力を得た奇策を以てアグレシヴァルと渡り合う。後のアグレシヴァル軍による帝都占拠の際には一時的に撤退しつつも、ゲルハルト帰国の隙を突いてカール第一皇子を救出し、アグレシヴァル軍を降伏・撤退させた。その後はグランフォード派と協力してシオンが裏で操るジェームズ派を追い込むも、オルフェウス率いる部隊に阻まれて手をこまねいており、以降はストーリーに絡まない。 テオドラ・ウェリントン 声 - 小林沙苗 シェルフェングリフ帝妃。皇帝死後に自身の子であるカール第一皇子の摂政となり帝権を握る。徹底した貴族主義を持ち、軍において平民は小隊長までしか出世させないとしている。そもそも高貴な貴族出身の彼女からすれば、平民とは支配の対象としか考えてはおらず、豊富な兵力を持ちながらも、自分の徹底した貴族主義が災いし、それを活かすことができずにいた。 皇帝暗殺犯に仕立て上げられたグレイ・ギルバートを殺したランドルフの実力を見込んだ彼女は、自分の専属にならないかと彼を勧誘する。しかし、ランドルフはゲルハルトから彼女の暗殺依頼を受諾してしまい、逆に暗殺されてしまった。 カール第一皇子 帝国皇帝オーギュストとテオドラの実子。まだ生まれたばかりの赤子であることが災いし、彼に継承権があることに納得のいかなかったジェームズ派の蜂起を引き起こしてしまった。ゲルハルトの策で人質に取られてしまったが、ケネスの策によって後に解放された。 ケネスの父 シュワルツハーゼにあるケネスの実家にて、ケネスの娘である孫娘と共に暮らしている老人。かつては商売をしていたが、商売に失敗して破産したことで生活が苦しくなり、ケネスが生活の為軍に入ったことを今も後悔している。 ケネスの娘 ケネスの実家にて祖父と同居している娘。普段は軍務で父ケネスと離れ離れながらも明るさを失わない少女だが、劇中の行動によってケネスが実家に寄り1泊した時はとても喜ぶ。闇の精霊使いの素質を有しており、ラミィの声を感知できる。
※この「シェルフェングリフ帝国・テオドラ派」の解説は、「グローランサーIII」の解説の一部です。
「シェルフェングリフ帝国・テオドラ派」を含む「グローランサーIII」の記事については、「グローランサーIII」の概要を参照ください。
- シェルフェングリフ帝国・テオドラ派のページへのリンク