サイラス編関連
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「OCTOPATH TRAVELER」の記事における「サイラス編関連」の解説
テレーズ 声 - 櫻庭有紗 王立学院の生徒。シャモート家の令嬢。17歳。 貴族の間で「平原の月」と噂される美少女。メアリー王女とは家柄上遠縁で、幼い頃から親交があるため仲がいい。芯がしっかりした性格で、恋愛ごとになると思い切った行動力を見せることがある。 サイラスに片思いしており、メアリー王女への嫉妬心からイヴォンにサイラスとメアリー王女が恋仲になっていると告げ口するが、これによりサイラスが退職することになってしまいサイラスに謝罪した。その後、イヴォンがサイラスの暗殺を企んでいることを知り、サイラスに伝えるためストーンガードに向かう。イヴォンの生家の地下に閉じ込められたサイラスを助け、 その直後イヴォンに捕まってしまい殺されそうになったが、サイラスに救出された。 メアリー ウォルド王国の王女。25歳。 貴族の間で「平原の太陽」と呼ばれる美貌の姫。母親もフラットランド地方随一の美女と謳われるが、彼女はそれを超えると言われている。本人はそういうことにあまり関心がなく、将来女王として国を治めるため日々勉学に励んでいる。サイラスの授業にも熱心に取り組んでいる。 メルセデス 王立図書館の司書を務める女性。21歳。 その容姿と分け隔てなく優しい性格から学院の中に彼女のファンが多くいるという。幼い頃はクリアブルックに暮らしゼフと親しかったが、アトラスダムに引っ越してからは長い間会っていなかった。手紙を介して互いの想いを知り、休暇を取り久しぶりに再会した。 オデット 声 - 吉田麻実 王立学院の元学者。40歳。 学院時代はサイラスの先輩であった女性。権力争いに嫌気がさし、10年前に学院を去りクオリークレストに移り、一人で研究を続けている。サイラスとは腐れ縁で、観察していてとても楽しい後輩と見ている。そのためサイラスの性格を熟知しており、いずれサイラスが女性トラブルに巻き込まれることを予想し、学院を去る時サイラスに助言を書いた手紙を渡していた。後に自分の予想を超えた事態になったことを知ると大笑いした。 ジェフリーには過去に世話になったことがあり、レブロー男爵とも長い付き合い。今の自分があるのは二人のおかげと感謝している。ジェフリーが亡くなってから一度も墓参りに訪れなかったが、それは生前にジェフリーから「墓参りするぐらいなら自分が今やるべきことに集中しろ」と言われたからであった。 ドミニク ストーンガードに住む翻訳者。52歳。 優れた翻訳技術を持つ男性。15年前、イヴォンから辺獄の書の翻訳を引き受けた。辺獄の書が危険なものであることを理解していたが、娘が重い病にかかり治療費を稼ぐために大金が必要だった。だが、そのすぐ後に娘は亡くなり、以降罪の意識から誰とも関わることを避けるようになった。後にラッセルを弟子に迎え、前に進もうとするラッセルと共に自分も罪を償う方法を模索していく。 ラッセル 王立学院の学者。30歳。 子供の頃は「神童」ともてはやされたが、成長と共にその才は凡庸なものになっていった。守衛との賭け事に負け借金を背負い、王立図書館から貴重な本を盗むもサイラスに見破られる。その後は学者を退職してドミニクに弟子入りし、自らの贖罪のため本を作ることで誰かの役に立つことを目指していく。 ギデオン クオリークレストで起きた失踪事件の犯人。 辺獄の書の写本を持っており、下水道に人々を拉致し、魔術で血液を抜き血晶石を作っていた。事件を推理し現場を突き止めたサイラスに捕らえた人達を解放するよう促されるも拒否し、口封じのためサイラスを殺そうとするも返り討ちにあった。 イヴォン アトラスダム王立学院の学長。58歳。 過去最年少で学長の地位に就いた男性。知識の独占欲が強く、理念が異なるサイラスを何かと目の敵にしている。イヴォンが学長となってからはそれまでの「知の開放」の方針から、「知の蓄積」ひいては「知の独占」に主眼を置くようになった。強引な手腕に反発の声も多いが、結果を重視する学者からは支持は高い。 15年前、ルシアからの紹介でリブラックと出会い、「辺獄の書」を解読し選ばれし者に広めることができるのは今の学長よりも自分だと説得される。元々、当時の学長を疎んじ自分のほうが優秀だと思っていたため、彼女の提案に乗り当時の学長を証拠も残さずに暗殺し、学長の地位を手にする。辺獄の書を手に入れるとその解読に着手し、ルシアを通してリブラックから入手の難しい数々の書物を受け取り研究を進め、生と死の力を効率的に引き出す基礎理論を完成させた。 サイラスが辺獄の書を調べていることを知ると動向をルシアに調べさせ、彼を抹殺するためストーンガードにある自分の生家に誘い出す。サイラスを助けに来たテレーズを人質に取り、ルシアから受け取った血晶石で異形な姿に変貌するも、血晶石が不完全であったため肉体が耐え切れず消滅した。 ルシア イヴォンの秘書を務める女性。 イヴォンの教え子であり、イヴォン同様知識への独占欲が強い。15年前、リブラックと出会いイヴォンに彼女を紹介。イヴォンが学長になると辺獄の書の研究に協力。だがイヴォンのことは内心では見下しており、自分のために利用しているに過ぎなかった。イヴォンがサイラスに敗れた後、ダスクバロウの遺跡に移り追ってきたサイラスと対峙する。サイラスの知識、洞察力、探求心を評価し新たな同志に誘うも、知識を万人に広めることを信条とするサイラスに拒絶される。説得を諦め血晶石で異形な姿に変貌するも、サイラスに敗れ消滅した。
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