コロムビア以後とは? わかりやすく解説

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コロムビア以後(戦中)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 22:52 UTC 版)

松平晃」の記事における「コロムビア以後(戦中)」の解説

コロムビアとの専属解消した松平は、1941年昭和16年)、タイヘイレコード移籍する。自らの作曲作品妹よ」などを吹込んだが、スローワルツ感傷曲は戦意高揚合わずヒットしなかった。1942年昭和17年)にはタイヘイキングレコード吸収されフリーとなった。 これ以降松平慰問活動重点を置くようになり、慰問団を結成してシンガポール中国大陸など海外にも赴いていたため、レコード1943年昭和18年)にテイチク吹込んだ「走れ日の丸銀輪部隊」の1枚戦前戦中では最後となった。 なおこの時に松平前唄務めたのが、当時新興キネマ女優であった森光子であった松平とともに外地国内軍需工場慰問活動行っていたのである

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コロムビア以後(戦後)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 22:52 UTC 版)

松平晃」の記事における「コロムビア以後(戦後)」の解説

松平内地終戦迎えた1945年昭和20年暮れの『紅白音楽試合』に出場、「花言葉の唄」を歌う。キングポリドールで数曲吹き込むがあまりパッとしなかった。 1949年昭和24年)、ポリドール6月新譜久しぶりだよ」、9月新譜伊豆スーベニヤ」「伊東音頭」の3曲を出した後、1950年昭和25年キングレコード移籍。ここで、江口夜詩再会した江口戦後岡晴夫小畑実津村謙らのヒット曲作曲していた。 同年江口作詞・作曲の「湖畔灯り」を吹込み新天地での再起はかろうとした。この年公演活動渡航したブラジル原因不明血液病にかかり、何度も手術受けた結果声が荒れ、さらに興行主ミス日本戻れなくなり、約1年半足止め食らうという不幸な事件見舞われるこのため帰国後にはせっかく結んだキングとの専属契約切れており、結局湖畔灯り」がレコード歌手として最後の曲となってしまった。その後は、ラジオ東京(現・TBS開局とともに始まった素人のど自慢」の審査員務めたりした。そして、後進の指導傾注するようになっていく。 1956年昭和31年)、東中野松平晃歌謡学院創立松平作曲である「風吹きがらす」でデビューしたテイチク寿賀太郎をはじめ、ビクター明石光司、東芝五月女ひかりなどを育てている。歌謡学院での歌手育成並行し作・編曲活動また、請われれば往年のヒット曲ステージ放送で歌うなど、細々活動続けていたが、その過労がたたり、1961年昭和36年2月歌謡学院帰途倒れ、翌3月8日心筋梗塞症による心不全49年生涯閉じた霊前では、愛弟子たちが往年のヒット曲花言葉の唄」を斉唱し、別れを惜しむ人々厳かな雰囲気のなか歌声聴きながら花束捧げた没後彼の業績を偲び、1969年昭和44年)、藤山一郎企画で、東京12チャンネル(現・テレビ東京)「なつかしの歌声」に松平晃偲ぶ特集放送され翌年にはコロムビア創立60周年企画としてLP松平晃偲んで」が発売されている。このLPによって松平晃の歌う「何日君再来」が初め日の目を見たであった1940年昭和15年)に結婚した夫人との間に生まれた長女は、作曲家福田和禾子。彼女は父の母校、東京藝術大学進学し、父の遺志継いで多くの人に口ずさまれる作品世に送り、「北風小僧の寒太郎」、卒業シーズン定番曲「ありがとう・さようなら」などの作曲手掛けている。亡父親友であった藤山一郎は、晩年まで自分演奏会には、ピアニストとして彼女を務めさせている。

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