わ・る【割る】
読み方:わる
[動ラ五(四)]
1 強い力を加え固体の物をいくつかに分けて離す。「茶碗を—・る」「クルミを—・る」「まきを—・る」
2 ある物をいくつかの部分に分ける。「土地を三つに—・る」「部屋を—・って使う」
3 まとまっているもの、組織などを分裂させる。「党を—・る」
7 分けて与える。配分する。割り当てる。「それぞれに役を—・る」「頭数で—・る」
8 他の液体にまぜて濃度を薄める。「ブランデーを水で—・る」
9 心のうちを隠さずにすっかり出す。うちあける。また、白状する。「腹を—・って話す」「口を—・る」
10 一定数に達しないで下回る。ある水準以下になる。「志願者が定員を—・る」「仕入れ値を—・る」
12 (サッカーなどで)ラインをこえる。「ボールがタッチラインを—・る」
13 突き当たったり切ったりして傷をつける。できた傷の部分を開いた状態にする。「激しい申し合いで額を—・る」
14 (相撲で「腰をわる」の形で)足を開き膝を曲げ、体をまっすぐにした姿勢で腰を低くする。「腰を—・って寄る」
「—・っつ砕いつ𠮟れども」〈浄・冥途の飛脚〉
[可能] われる
[下接句] 川口で船を破(わ)る・口を割る・尻(けつ)を割る・腰を割る・尻(しり)を割る・底を割る・竹を割ったよう・土俵を割る・腹を割る・枕(まくら)を割る・水を割る
わる【悪】
わる
剖
割
割 |
「わる」の例文・使い方・用例・文例
- 我々はその月の一日にその不動産の所有者が変わることで合意した
- 代わる代わる続くインフレと景気低迷
- 彼女がいなくなったからといって世界が終わるわけじゃあるまいし
- 2本の線が一点で交わる
- 危険を覚悟でなら真夜中に街を歩きまわるのもいいさ
- 今学期が終わるときにはスミス先生は歴史を30年間教えることになります
- みぞれは今夜遅く雪に変わるだろう
- 演奏が終わると聴衆はしばらくの間拍手を送った
- ソファーにぐったりとすわる
- 彼がプレーに関わると,いっそうわくわくさせられた
- 彼の辞任は彼ら全員にかかわることだ
- それは公衆衛生にかかわる問題だ
- 終わる
- 彼は仲間に加わるべきかどうかじっくり考えた
- スクーターは町をあちこち動きまわるのに便利だ
- 国がいくつかあればその数だけ慣習がある;所変われば品変わる
- ふざけまわる
- あるカットから次のカットへ切り変わる
- 彼は,本の執筆が終わるまでずっと友人たちから完全に遠ざかった
- その病気は命にかかわる
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