『ボクは新入生』(アニメ版第10話)登場分
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水木しげる 声 - 島田敏 漫画家で、その名の通りこの作品の作者水木しげる本人(をモデルにしたキャラクター)である。 自分が漫画に描いていた鬼太郎とねずみ男を喫茶店で発見して驚き、ネタになるだろうと自宅に招く。 その数日後に鬼太郎達と水木一家はブリガドーン現象の中に取り残されてしまう。脱出できずに妖怪社会に順応して暮らそうと思った矢先、鬼太郎親子によってブリガドーンは解かれ、街は元通りどころかブリガドーンも鬼太郎達も元々現れていなかった様子だった。水木は鬼太郎と会った日に異次元の扉を開いたのではないかと考えた。 上記の水木とは同姓だが無関係である(ただし小学館の「鬼太郎大百科」では、「鬼太郎の誕生」を作者の水木しげるが語るくだりで、鬼太郎を育てた水木とも関係があるかのような示唆記述もなされている)。 マガジン版『朧車』やそのアニメ第1作と第3作(劇場版)にも同じ役割で登場するが、第4作では独身に設定をアレンジした木水(きみず、声 - 田中秀幸)という人物が登場している。 高僧チンポ(アニメ版ではトムポ) 声 - 京極夏彦(特別出演) チベットに暮らす千里眼を持った三つ目のラマ僧。ブリガドーン現象の内部を透視して原因を確認したが、そこから出た結論は「現在の霊科学では解消も抑止も不可能」という事だった。 後に原作やアニメ版の「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズに同名かつ名前を特徴とした身体能力を持つ南方妖怪が登場する(アニメ版では第5作以降名前や表現がぼかされる)が、このラマ僧との関連などは不明。 カロリーヌ 声 - 江原詩織 ガモツ博士の娘。 大卒の男性でないと結婚しないと決めている。だらしない男が好み。 鬼太郎とねずみ男を虜にしたが、目玉おやじからは吸血鬼ではないかと疑われていた。 貸本版やアニメ版『墓場』では比較的鬼太郎に好意的だが、マガジン版『朧車』やそのアニメ第1作版では父同様に腹黒い。アニメ第3作の劇場版『ゲゲゲの鬼太郎 激突!!異次元妖怪の大反乱』では純真な美少女として描かれ、ねずみ男との悲恋を展開した。 ガモツ博士 声 - 銀河万丈 先祖代々ブリガドーン現象の研究をしてきたフランスの学者。この現象を人工的に起こす「妖気放出装置」を発明し、調布市を妖怪の世界と化して占領した。現象内と外界を隔てる闇は潜ろうとしても入った側へ戻ってしまい、装置を止めない限り外から入ることも中から出ることも不可能。装置のことを知った鬼太郎を止めるために目玉おやじを呑み込んだ(アニメでは更に鬼太郎を装置の燃料にしようとした)が、逆に脳を操られブリガドーンを解かされた。 少年マガジン版における改作『朧車』では、彼の役割は妖怪ぐわごぜに、妖気放出装置は朧車に置き換えられている(その際変更を忘れたのか、ぐわごぜ父子も妖怪なのに娘に妖怪との恋愛を反対する変な描写がある)。またブリガドーン現象は「怪気象」に改称(ブリガドーン現象の呼称は『妖怪大戦争』に登場。そちらも現象内に妖怪が現れるが、内外の出入りは可能)。 アドバラナ 声 - 高戸靖弘 ガモツ博士と共に来日した、仮面を付けた様な顔の南方妖怪。 おばけ大学に入学して番長格を務める。ねずみ男の密告でおばけの国建設に反対する鬼太郎が入学すると知り、彼を殴り倒しシラミ風呂に入れようとした。 『地獄の散歩道』でもすき焼きパーティーの入口で姿を見せており、また雑誌連載移行後も時々登場している(『おばけナイター』の内野手、『朧車』のおばけの国の国会議長、『吹消婆』のレフェリーなど)。
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