『バトローグ』のあらすじ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 16:27 UTC 版)
「ガンダムビルドファイターズの外伝」の記事における「『バトローグ』のあらすじ」の解説
第1話「AIバトローグ」 三代目メイジン・カワグチことユウキ・タツヤと、その相棒であるアラン・アダムスは、ガンプラの操縦が不得意なビルダーにもバトルを楽しんでもらうための新システムとして、歴代「ガンダムシリーズ」に登場するキャラクターのAIデータに操縦を代行させる自動操縦システムの開発を進めていた。そのテストバトルとして、タツヤは自身の新作「バリスティックザク」にシャア・アズナブル(声 - 関俊彦)のデータを、アランは「リバーシブルガンダム」にリボンズ・アルマーク(声 - 蒼月昇)のデータを読み込ませて戦わせる。一進一退の攻防が続くなか、戦局は次第にバリスティックザクが優勢になっていく。追いつめられたアランは、AIデータをアムロ・レイ(声 - 古谷徹)のものに途中交代させ、『機動戦士ガンダム』本編さながらのライバル対決の末に相打ちに持ち込む。バトル終了後、ほかのキャラクターのAIも試してみたいと盛り上がるタツヤとアランの会話で物語は締めくくられる。 第2話「敵の秘密開発工場をたたけ!」 全世界のガンプラファンのために建設された公式ガンプラ総合施設「ガンダムベース東京」。そこでは、制限時間内に指定されたイベントを攻略するバトルアトラクション「G-クエスト」が開催されていた。アトラクション初の挑戦者として招待されたコウサカ・ユウマとサカイ・ミナトは、それぞれが製作した「ガンダムライトニングブラックウォーリア」と「ガンダムドライオンIII」で迫りくる敵ガンプラたちを蹴散らし、最終目標である「ヴァイスシナンジュ」の撃破に挑む。当初はライバル意識からいがみ合うユウマとミナトだったが、ヴァイスシナンジュの強さをまえに初めて連携し、やがて互いを認め合っていく。しかし、とどめの一撃をめぐって二人は再度争い出し、やがて時間切れでクエストは未達成となる。バトル終了後に二人が醜く罵倒しあう場面で物語は締めくくられる。 第3話「ふみなとギャン子の大冒険」 ガンプラを登場人物とした、絵本仕立てのストーリーで紡がれるエピソード。 「すーぱーふみな」と「はいぱーギャン子」は、宿敵「邪型(じゃがた)ミヤガ」の居城を目指して旅を続ける正義の戦士。その道中、2人はベアッガイとプチッガイが暮らす「ベアベア村」にたどり着くが、住人の1人である「チナッガイ」によると、村に住むベアッガイたち全員が何者かに拉致されたという。その元凶は、ベアッガイの余剰パーツであるアッガイの頭部パーツが、ガンプラとして完成させてもらえなかった怨念を募らせて作り上げた集合体だった。2人は「こまんどふみな」と「リック・ド・ギャン子」に強化変身して怨念たちに挑むが、なおも苦戦を強いられる。しかし、プチッガイとチナッガイの応援を受けてパワーアップした「ういにんぐふみな」は、その力で怨念たちをリサイクル材料に還元して倒し、静岡県のガンプラ工場へと送り返す。こうしてベアベア村に平和が戻り、2人は再びミヤガの居城を目指す。 第4話「俺たちの戦争」 『機動戦士ガンダム00』の作中世界という想定で展開される、レナート三兄弟のバトル模様を描いたエピソード。 マリオ・レナート操る「ストライカージンクス」1機と、弟のフリオ、セリオが操る「ジンクスIV」2機で構成されたレナート小隊は、敵対する私設武装組織の基地を捜索すべくジャングル地帯に派遣される。やがて移動中の敵の輸送コンテナを捕捉するも、そこに格納されていた「ケルディムガンダムサーガ」の攻撃を受ける。レナート小隊は苦戦しつつもこれを退け、目的の敵基地を発見するが、そこに光学迷彩を解いた1/60スケールのPG(パーフェクトグレード)「ガンダムエクシア」が立ちはだかる。敵の巨体を活かした猛攻に追いつめられるレナート小隊だが、マリオの奇策を用いた決死のトランザム攻撃でこれを撃破する。バトル終了後、勝利に喜ぶレナート兄弟たちのまえに、ケルディムとエクシアを操っていた三代目メイジン・カワグチことユウキ・タツヤが現れる。スケール違いのガンプラでバトルの世界観を壊されたと怒ったレナート兄弟が、「俺たちの戦争を返せ」とタツヤに抗議するところで物語は締めくくられる。 第5話「ガンプラは最高だ!」 三代目メイジン・カワグチことユウキ・タツヤは、翌週に控えたヨーロッパ遠征のまえにイオリ・セイの実家であるイオリ模型店を訪れる。その目的は、ヤサカ・マオから伝え聞いたセイの新型機「ビルドストライクギャラクシーコスモス」を、自身が遠征用に製作した「A-Zガンダム」と対戦させるためだった。その申し出を快諾したセイは、店内奥のバトルルームでタツヤとのバトルを開始する。対等な戦いを望むタツヤはあえてA-Zガンダムの機体特性をセイにさらし、対するセイもこれに全力で応える。次第にバトルはタツヤが有利となるも、セイは最後まであきらめず食らいつき、運にも助けられて引き分けに持ち込む。終了後、セイは限りなく自分の負けに近い引き分けと実質的敗北を認めるが、タツヤはそれも勝負というものだとセイの健闘をたたえる。
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