「ブラインドセーリング」プロジェクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/16 17:05 UTC 版)
「ブラインドセーリング」プロジェクトは、メンタルトレーナーでブラインドセーラーの岩本光弘(HIRO)とニュースキャスターの辛坊治郎が小型ヨットで太平洋を横断するプロジェクトである。
注釈
- ^ 目的地がサンディエゴに設定された理由は、HIROがサンディエゴ在住であるため。
- ^ 比企は2012年末によしもとデベロプメントを退職し、ランナーズ・ウェルネスに移籍。
- ^ 但し、『ウェークアップ!ぷらす』で8年、『たかじんのそこまで言って委員会』で10年近く経過しているため、『す・またん!』だけ前述に当てはまる。
- ^ 『す・またん!』番組開始時は、辛坊の次男が大学進学出来て無い時期で不安を持って仕事を続け、その結果テレビ・ラジオ番組と講演会で仕事が激増し、自身の夢含めて実行する時期を逸していた
- ^ 但し、後述の記者会見前に仕事の整理段階のリーク情報で、週刊誌記事にされ世間には発表された[10]
- ^ 記者会見は、辛坊の後輩である当時:同局アナウンサー、現・京都産業大学現代社会学部現代社会学科教授である脇浜紀子が研究テーマの一環として取り組んでいる、自身のニコニコ生放送のアカウントにてニコ生中継を実施した[13][14]。会見の際、辛坊が口にした『す・またん』の代役に脇浜の名前を出した事で、サンケイスポーツの翌日紙面に飾ってしまったと明かしている[15]
- ^ 後年、当該海難事故を扱ったバラエティ番組にて、ドーン、ドン、ドンと 3回音がして映像がその都度振動した映像が放送された[22]
- ^ 辛坊が船内に備え付けられている4台のカメラのSDカードを平時12時に12時間毎に交換する作業をしていたため、ペリカンケースに収納していたSDカードは死んでも持ち帰る意志を持っていた[21]
- ^ 辛坊は比企へ架電時にライフラクトの使い方を詳しく知らない旨は伝えており、また、辛坊がHIROからライフラクトの扱い方を聞かれた際、イラッとして「知らねぇよっ!」と雑な返答をしたことを、後刻反省している。しかし、ヨットの専門家からすると、HIROをサポートする辛坊が本来実行すべきトラブルシューティング手法を取っていないと指摘されており、風速が早く波高の状態ではあるが、最初にすべきであったジブとメインを降ろしてエオラス号の船足を止めることを実行せず、マッコウクジラと衝突した際に船底に開いた穴もしくはクラックを可能なら確認し、不可能ならば浸水の量と速さから船艇水没までの残時間を推測し、優先順位を決めた事態対処ができたケースであった。また、ライフラクトはマストの下部コンテナに収納されており、ロープでガチガチな状態でロープを切断しないとできない状態で、たまたま番組スタッフとの送別会で送られた万能シーナイフを所持していたため、ライフラクトを出すことに成功したと説明しているが、本来コンテナは上下に分かれる二つの箱型ケースから生成されており、ライフラクトは急速に気室が膨張するため、紐は膨らんでいく途中で切れる程度の強さの物が使われており、ナイフでの切断は必要はなく、前述の船足を止めないままデッキ上で赤いロープを引いた事で、ライフラフトの舫い綱である白いロープをクリート等に固縛する作業を行わなかったため、ライフラフトはすぐに船尾へ向かって流れ始めてしまい、辛坊自身が白いロープを掴んでクリートする羽目になり、流出は免れたが余計な労力を疲弊したと指摘されている[21][22]
- ^ 救助時、事案対応した第71航空隊隊員が『たかじんのそこまで言って委員会』のファンであったため、事前に漂流者が辛坊という情報が入っていた事もあり、ライフラクトのファスナーを開けて、辛坊と目が合った際の第一声が「あ〜、テレビと一緒」って発言された。その光景が余りにも冗談めいて説得力が失せるため、後刻、辛坊の著作では「あっ、辛坊さん」と脚色が入っている[25][26][27][28]
- ^ 但し、当時の生中継では古舘は辛坊に対してネガティブな主観は投げ掛けなかったと記憶していると回想した[34][35]。しかし、『報道ステーション』放送時間内では全て収まらなかった[36]
- ^ 囲みについては、辛坊は前述の様に主張したが、結城は事前に記者にはレクしていた。また、取材対応時の辛坊の本心は、「お前らの商売の為にやってんじゃねぇから来るなよ、当該プロジェクトの発表会見を無視した社までが、遭難したら報道しやがって」と思っていた[37]
- ^ 記者会見の場には辛坊と共演者という立場である飯田浩司(ニッポン放送アナウンサー)が同じく共演者である増山さやかを含めた部署の飲み会後に、会見に参加した。[9][38]
- ^ 後刻、この主張についても辛坊は「『国益に反して敵対国に入る(というのは問題がある)』という主張で不正確である」とコラムを連載していた写真週刊誌『FLASH』2013年7月2日号で説明している。
- ^ Ex:引用元のツイートリプライ欄参照[49]
- ^ 『たかじんのそこまで言って委員会』については降板扱いのため、復帰については番組頁を参照のこと。
- ^ 但し、東京オリパラは新型コロナウイルスによる社会・経済的影響に伴って翌2021年に開催延期された事で、前述のオファー時に2020年は大人しくしようと思慮したが、結果的に後述のきっかけのひとつになった[62][71]
- ^ 最初は、憧れだったゴールデン・ゲート・ブリッジが架っているサンフランシスコをゴールに設定していたが、HIROや比企から「サンディエゴにしないと前回の清算が出来ひんやろ」と指摘され、ゴールをサンディエゴに変更した
- ^ 読売テレビ時代からクルーザー(小型ヨット)を所持しており、辛坊のメイン収入は全て西岡が管理する銀行口座に入金されるシステムの為、辛坊が支出する際には小遣い制である事もあり、海上でも西岡を忘れないという意思を示すため歴代の船艇には「KAORIN」と名付けており、「KAORIN2」、「KAORIN3」と命名して来た[99]
- ^ 辛坊は横断再挑戦を決定した当時の主観として「ニッポン放送の社内の雰囲気を察すると、番組終了若しくは降板は無いだろう」と想定していた事を番組内で開陳していたが、事実聴取率の数字も2020年8月では時間帯1位を獲得しており、聴取率調査週間編成時ではニッポン放送の縦編成の複数の番組にゲストブッキングされている状態であった事もあり「アナウンス室長」の増山も「休演後、番組に戻って来て貰う」と発言していた[51]。また、当該会見に対しても、辛坊としては個人的な事なので会見する気は無かったが、ニッポン放送社長及び編成からの提案で実施された[93]
- ^ 辛坊は、『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』のパーソナリティである構成作家の高田文夫とニアミスして、代理パーソナリティの名を初めて聞いたと主張しており、同週に辛坊が同局代表取締役社長の檜原麻希とニアミスした際に、「辛坊さん、(休演)3ヶ月あれば大丈夫ですよね?!」と休演期間を逆質問され、早く戻って来る事を促される事態となった[106]
- ^ 火曜は基本的に小倉をベースに起用し、途中フジテレビの東京オリンピックリポーターを担当していた事もあり、その間は主に『ウェークアップ!ぷらす』のコメンテーターをしていた識者を代理パーソナリティに起用するケースが頻発した
- ^ 当該プロジェクトの読売テレビ側のチームリーダーである結城かアナウンサー志望を持っていた辛坊の座組み構成作家で自身のボランティアクルーである鍋谷直輝が辛坊のラジオ番組を開始させた張本人の為、代理パーソナリティをするでしょうと丸投げさせるネタを言及していた[71]
- ^ 再挑戦発表時のニュースを扱った民放キー局ワイドショー、バラエティ番組、はたまた『ズーム』を放送している、同じ放送局の他番組のパーソナリティから否定的意見のコタツ記事が発信されている[115]
- ^ 後に、辛坊が出港後、午後5時の定時連絡を、月 - 木曜は『ズーム』の番組内、残りの週末は鍋谷が加電し、辛坊のYouTubeチャンネルに音源としてアップロードしているが、動画のコメント欄に動画での発信が無い事、気象情報を自身で通信して取得せず陸上から取得している件や俗人的に加電する事、ニッポン放送が貸与したイリジウム携帯電話使用をしたタダ乗りついて指摘する声があったため、鍋谷が捕捉として辛坊との出港前に取決めたルールや通信環境について反駁するアナウンスを行っている[118]
- ^ 既に自身の業務復帰に伴う、帰国の算段を付けており、サンディエゴ国際空港から直行便を搭乗した成田国際空港に戻り、帰国後の自主隔離の為、レンタカーの乗捨てサービスを用いて自宅が所在する大阪市迄戻ると明かしている。また、往路開始時ならノリで同乗を思慮したが、航海後の辛坊の様子を注視していて、気軽に考える事が出来ないと考えを改めた事も影響した。
- ^ 吉田は、東京オリパラで同局リポーター(競技・街リポートのみでジャパンコンソーシアムの派遣では無い)を担当する事もあり、当初の方針と違い、双方やる事に対して困惑した為。また、月曜の代理パーソナリティである、志らくも往路ゴールでテンションが落ちた為、辛坊が航空機で帰国して、1、2回でお役御免になると想定してたのに…と吐露した[160]。また、辛坊の日本出港前に『ズーム』にゲスト出演した、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗は帰国時の航空便についてアドバイスをした時に反応が良くなかった事が合点が行ったと開陳した[161]。
- ^ 辛坊は往路航海中、『ズーム』のコーナーで能動的に航海中の日本の様子を尋ねる事は無く、往路終盤の同コーナーにて、新垣結衣と星野源の結婚や2021年の阪神タイガースの成績等を入れ知恵した位で、サンディエゴ到着後は鍋谷等のスタッフにコロナ禍の現状を尋ねるケースが目立った。また、日本出発前に東京スポーツのインタビュー取材に対して語った、新型コロナワクチンの接種後に、「高齢者が30万人亡くなる(但し、自然死だが)」と煽りを入れて、ワクチン接種後の副反応についての煽り報道や2020年東京オリンピックの有客[171]での開催や菅政権の政権運営についての見立てが、Twitterで当たっていたことが話題になり[172]、『ズーム』のコーナーで志らくが辛坊に指摘した事でコタツ記事として話題となった[173][174][175]。
- ^ 生活用水もサンディエゴから残り160km位でエンジン起動し出した時点で半分以上残っていた状態であった為、生活用水は出発前に補充し、保存食を食する為の牛乳や必要用品を充填させた
- ^ 入国手続き及び税関、検疫の手続き確認、新型コロナの検疫証明書の発行、自主隔離の有無[184]
- ^ 『ズーム』の8月19日放送分のコーナーにて、当初は大阪湾の潮流が強いため、到着時間の見込みを伝えた際に午前11時到着メドと伝えていたが、その時間は内包扱いとなっている『テレフォン人生相談』が編成されているため、中継を繋ぐ事が厳しいことを伝えており[187]、同局CP局と内包番組が無い時間帯で10時台頭の希望である事を辛坊に伝えて調整した[188][189][190]。
- ^ ただし、『ズーム』のコーナーでサンディエゴ到着前後時の注釈に記載した記述通り、サンディエゴ到着後には敢えて日本での時事情報を入れないようにしていたが、鍋谷に新型コロナの感染状況や2020東京オリンピックの開催可否等の状況を憂慮しており、復路でもリスナーから投稿されたニュースや五輪リポーターであった吉田からのセーリング日本代表の当該航海に対するコメントやメールマガジンスタッフとの執筆電話連絡で触りの話を聞いている部分はあるので、日本の事情を全く情報入れていない訳では無く、河村たかし名古屋市長のソフトボール日本代表である後藤希友(トヨタ自動車レッドテリアーズ)の名古屋市役所表敬訪問時の金メダル噛み付き事案を認知していた[191]
出典
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- 1 「ブラインドセーリング」プロジェクトとは
- 2 「ブラインドセーリング」プロジェクトの概要
- 3 再挑戦
- 4 特別番組
- 5 関連項目
- 「ブラインドセーリング」プロジェクトのページへのリンク