stir
別表記:スター
「stir」とは、かき混ぜることを意味する表現である。
動詞としては「かき回す」「かき混ぜる」といったものが主な意味である。「She put three sugars in her tea and stirred it with a spoon.(彼女は紅茶に3つ砂糖を入れ、それをスプーンでかき混ぜた。)」のように使う。「(人を)奮起させる」「扇動する」あるいは「(感情を)起こさせる」「(気持ちを)かき立てる」といった意味でも用いられる。例えば「His tearful speech stirred people.」は「彼の涙ながらのスピーチは、人々を奮起させた。」、「A novel stirs a person's imagination.」は「小説は人の想像力をかき立てる。」と訳す。
また、「動く」「動き出す」「○○を動かす」といった意味も「stir」は持つ。そのため「Something stirred in the shadows.」は「何かが物陰で動いた。」となる。名詞としての「stir」は「かき回すこと」「動かすこと」「動き」のほか「(世間の)騒ぎ」や「評判」といった意味で使われる。なお、医療用語として「stir」が用いられた場合、それは「Short TI Inversion Recovery」を略したもので「非周波数選択的脂肪抑制法(stir法)」のことを指す。
「ス」の音は無声音だ。舌先を上前歯裏の根本あたりに付け、舌と歯の隙間から息を吐き出すようにして音を鳴らす。「タァー」の「タ」も上前歯裏の根本に舌先を触れさせて発音する。息で舌先をはがすようにして破裂音のような音を出すとよい。「ァ」は口をあまり開けない状態で、少し弱く息を漏らすように「ア」と発声し、その音を伸ばす。はっきりとした母音感がない「ア」とも「エ」ともつかない音を意識するとよいだろう。最後の「タァー」の音を伸ばす部分には「r」の音が含まれる。舌先を丸めるようにして口蓋に近づけた状態で「ア」と「ル」の間のような音を出す。
・原形(現在形) stir
・過去形 stirred
・過去分詞形 stirred
・現在分詞形 stirring
・mix 混ぜる・かき混ぜる
・blend 混ぜ合わせる
・agitate 扇動する・心をかき乱す
「Stir -fry」とは、「(食品などをかき混ぜながら)すばやく炒める」ことを意味する英熟語である。「He put the vegetables and meat in the pan and stir -fry.(彼はフライパンに肉と野菜を入れすばやく炒めた。)」のように使う
「stir up」とは、「(気持ちを)かき立てる」「扇動する」「(感情などを)刺激する」といった意味で使われる英語表現だ。「The man tried to stir up the riot.」なら「男は暴動を扇動しようとした。」となる。
「stir stick」とは、「ステアスティック」あるいは「マドラー」と呼ばれる、飲み物をかき混ぜる棒状のもののことである。カクテルでマドラーが使われたときはグラスにマドラーを入れたまま客に供する。
「stir画像」とは、主に医療現場で用いられている磁気共鳴画像の撮像法「stir法」で撮影された画像のことを意味する。なお「stir法」とはMRI(磁気共鳴画像装置)での処理方法の一種だ。ほぼすべての部位において撮像範囲内の脂肪成分を低信号として描出(脂肪抑制)することができる。その結果、クリアな画像として血腫や組織などの撮影が可能となる。
・He slowly stirred his coffee.(彼はゆっくりとコーヒーをかき混ぜた。)
・He stirred the soldiers to rob.(彼は兵士たちを扇動して盗みをはたらかせた。)
・The movie caused a stir.(その映画は物議をかもした。)
・The video of war-torn cities were stirring up sympathy around the world.(戦争で荒廃した都市の映像は、世界中の人の同情心をかき立てた。)
・The first is to heat a little oil in a frying pan, stir-fry the carrots and potatoes first.(まずはフライパンで少量の油を熱し、にんじんとジャガイモを炒める。)
「stir」とは、かき混ぜることを意味する表現である。
「stir」とは・「stir」の意味
「stir」とは、動詞あるいは名詞として用いられる英単語だ。動詞としては「かき回す」「かき混ぜる」といったものが主な意味である。「She put three sugars in her tea and stirred it with a spoon.(彼女は紅茶に3つ砂糖を入れ、それをスプーンでかき混ぜた。)」のように使う。「(人を)奮起させる」「扇動する」あるいは「(感情を)起こさせる」「(気持ちを)かき立てる」といった意味でも用いられる。例えば「His tearful speech stirred people.」は「彼の涙ながらのスピーチは、人々を奮起させた。」、「A novel stirs a person's imagination.」は「小説は人の想像力をかき立てる。」と訳す。
また、「動く」「動き出す」「○○を動かす」といった意味も「stir」は持つ。そのため「Something stirred in the shadows.」は「何かが物陰で動いた。」となる。名詞としての「stir」は「かき回すこと」「動かすこと」「動き」のほか「(世間の)騒ぎ」や「評判」といった意味で使われる。なお、医療用語として「stir」が用いられた場合、それは「Short TI Inversion Recovery」を略したもので「非周波数選択的脂肪抑制法(stir法)」のことを指す。
「stir」の発音・読み方
「stir」の読み方は日本語の表記では「スタァー」となる。アクセントは「ァ」の部分にある。「ス」の音は無声音だ。舌先を上前歯裏の根本あたりに付け、舌と歯の隙間から息を吐き出すようにして音を鳴らす。「タァー」の「タ」も上前歯裏の根本に舌先を触れさせて発音する。息で舌先をはがすようにして破裂音のような音を出すとよい。「ァ」は口をあまり開けない状態で、少し弱く息を漏らすように「ア」と発声し、その音を伸ばす。はっきりとした母音感がない「ア」とも「エ」ともつかない音を意識するとよいだろう。最後の「タァー」の音を伸ばす部分には「r」の音が含まれる。舌先を丸めるようにして口蓋に近づけた状態で「ア」と「ル」の間のような音を出す。
「stir」の活用変化一覧
「stir」の活用変化は次のとおりである。・原形(現在形) stir
・過去形 stirred
・過去分詞形 stirred
・現在分詞形 stirring
「stir」の語源・由来
「stir」はゲルマン祖語に由来する。ゲルマン祖語「sturiz(混乱)」は古期英語へと伝わり「styrian(かき回す)」が生まれた。「styrian」は中期英語に引き継がれ「stiren(かき回す)」へと変化した。その後「stiren」が語源となって「stir」が誕生する。「stir」の類語
「stir」の類語には次のようなものがある。・mix 混ぜる・かき混ぜる
・blend 混ぜ合わせる
・agitate 扇動する・心をかき乱す
「stir」を含む英熟語・英語表現
「Stir -fry」とは
「Stir -fry」とは、「(食品などをかき混ぜながら)すばやく炒める」ことを意味する英熟語である。「He put the vegetables and meat in the pan and stir -fry.(彼はフライパンに肉と野菜を入れすばやく炒めた。)」のように使う
「stir up」とは
「stir up」とは、「(気持ちを)かき立てる」「扇動する」「(感情などを)刺激する」といった意味で使われる英語表現だ。「The man tried to stir up the riot.」なら「男は暴動を扇動しようとした。」となる。
「stir stick」とは
「stir stick」とは、「ステアスティック」あるいは「マドラー」と呼ばれる、飲み物をかき混ぜる棒状のもののことである。カクテルでマドラーが使われたときはグラスにマドラーを入れたまま客に供する。
「stir」を含む用語の解説
「stir画像」とは
「stir画像」とは、主に医療現場で用いられている磁気共鳴画像の撮像法「stir法」で撮影された画像のことを意味する。なお「stir法」とはMRI(磁気共鳴画像装置)での処理方法の一種だ。ほぼすべての部位において撮像範囲内の脂肪成分を低信号として描出(脂肪抑制)することができる。その結果、クリアな画像として血腫や組織などの撮影が可能となる。
「stir」の使い方・例文
・I stirred the cocktail with a stir stick.(ステアスティックでカクテルをかき混ぜた。)・He slowly stirred his coffee.(彼はゆっくりとコーヒーをかき混ぜた。)
・He stirred the soldiers to rob.(彼は兵士たちを扇動して盗みをはたらかせた。)
・The movie caused a stir.(その映画は物議をかもした。)
・The video of war-torn cities were stirring up sympathy around the world.(戦争で荒廃した都市の映像は、世界中の人の同情心をかき立てた。)
・The first is to heat a little oil in a frying pan, stir-fry the carrots and potatoes first.(まずはフライパンで少量の油を熱し、にんじんとジャガイモを炒める。)
ステア(Stir)
材料と氷をミキシング・グラスに入れ、バー・スプーンで手早くかき混ぜる技法。混ぜ合わせる酒の比重があまり違わないとき、また、シェ-クするとカクテルが濁ったり、味がまるくなってドライな風味が得られない場合に用いる。
ステアの手順
※右利きの場合(左利きの場合は左右の手を逆にする)
(1)バー・スプーンでステアする時は、もう一方の手の指先でミキシング・グラスの下部を押える。一杯分のカクテルをつくるときなど材料の量が少ないときは、ミキシング・グラスの下に小指を入れて、混ざりやすくすることもある。グラスの注ぎ口は、ステアが終わってスピーディに注げるように、あらかじめ左側にむけておく。
(2)ミキシング・グラスに氷と材料を注ぎ入れ、バー・スプーンをミキシング・グラスの内側に沿って滑らせるような感じで、スピーディーに回 転させる。目安として、15~20回くらいバー・スプーンを回転させるが、あまり時間をかけると氷が溶けてカクテルが水っぽくなってしまうので、加減が大切。
(3)ステアが終わったらバー・スプーンを所定の場所に置き、ストレーナーをミキシング・グラスにはめ、グラスに注ぐ。注ぐときは、ミキシング・グラスの爪状の突起を人差し指でしっかりと押え、ストレーナーがグラスからはずれないようにする。
(4)グラスの下部に左手を添えてグラスを支えながら注ぐ。
ステアの手順
※右利きの場合(左利きの場合は左右の手を逆にする)
(1)バー・スプーンでステアする時は、もう一方の手の指先でミキシング・グラスの下部を押える。一杯分のカクテルをつくるときなど材料の量が少ないときは、ミキシング・グラスの下に小指を入れて、混ざりやすくすることもある。グラスの注ぎ口は、ステアが終わってスピーディに注げるように、あらかじめ左側にむけておく。
(2)ミキシング・グラスに氷と材料を注ぎ入れ、バー・スプーンをミキシング・グラスの内側に沿って滑らせるような感じで、スピーディーに回 転させる。目安として、15~20回くらいバー・スプーンを回転させるが、あまり時間をかけると氷が溶けてカクテルが水っぽくなってしまうので、加減が大切。
(3)ステアが終わったらバー・スプーンを所定の場所に置き、ストレーナーをミキシング・グラスにはめ、グラスに注ぐ。注ぐときは、ミキシング・グラスの爪状の突起を人差し指でしっかりと押え、ストレーナーがグラスからはずれないようにする。
(4)グラスの下部に左手を添えてグラスを支えながら注ぐ。
ステア
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