龍安寺 龍安寺の概要

龍安寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/16 06:39 UTC 版)

龍安寺
RyoanJi-Dry garden.jpg
方丈庭園(石庭)
所在地 京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13
位置 北緯35度2分4.18秒 東経135度43分5.71秒 / 北緯35.0344944度 東経135.7182528度 / 35.0344944; 135.7182528座標: 北緯35度2分4.18秒 東経135度43分5.71秒 / 北緯35.0344944度 東経135.7182528度 / 35.0344944; 135.7182528
山号 大雲山
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 釈迦如来
創建年 宝徳2年(1450年
開基 細川勝元
義天玄承(開山)
文化財 方丈、太平記12冊(重要文化財)
方丈庭園(史跡・特別名勝)
庭園(名勝)
世界遺産
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山門

歴史

「石庭」として知られる枯山水の方丈庭園で有名な龍安寺は、室町幕府管領守護大名で、応仁の乱の東軍総帥でもあった細川勝元が宝徳2年(1450年)に創建した禅寺である。衣笠山山麓に位置する龍安寺一円は、永観元年(984年)に建立された円融天皇の御願寺である円融寺の境内地であった。円融寺は徐々に衰退し、平安時代末には藤原北家の流れを汲む徳大寺実能が同地に山荘を建立した。この山荘を細川勝元が譲り受け寺地とし、初代住職として妙心寺8世(5祖)住持の義天玄承(玄詔)を迎えた。義天玄承は師の日峰宗舜を開山に勧請し、自らは創建開山となった。創建当初の寺地は現在よりはるかに広く、京福電鉄の線路の辺りまでが境内であったという。

龍安寺は、開基細川勝元らと守護大名山名持豊(宗全)らが争った応仁の乱(1467-1477年)によって焼失するが、勝元の子の細川政元と4世住持・特芳禅傑によって、明応8年(1499年)に再興された。寺では特芳を中興開山と称している。その後、織田信長豊臣秀吉らから寺領を付与されている。

絵入りの名所案内書(現代の旅行ガイドブックに相当)である『都名所図会』(安永9年(1780年)刊行)を見ると、当時、龍安寺の鏡容池はオシドリの名所として知られており、今日有名な石庭よりも、池を中心とした池泉回遊式庭園の方が有名であった。 寛政3年(1791年)に京都奉行所へ提出された古地図には23か寺の塔頭があったが、寛政9年(1797年)の火災で方丈、仏殿など主要伽藍が焼失したため、塔頭の西源院の方丈を移築して龍安寺の方丈(本堂)とし、現在にいたっている。

その後、明治初期の廃仏毀釈によって衰退するが、イギリスエリザベス女王が1975年に日本を公式訪問した際、龍安寺の拝観を希望し、石庭を絶賛したことが海外のマスコミでも報道された。そのため、昨今では世界各地での日本のZEN()ブームと相俟って、世界的にも知られるようになった。

境内

鏡容池

寺の南側には広大な鏡容池(きょうようち)があり、周囲は回遊式庭園になっており、年間を通じて四季それぞれの花を楽しめる(国の名勝)。境内北側には庫裡、方丈(本堂ともいう)、仏殿などが建ち、これらの西側には「西の庭」がある。西の庭には開基細川勝元の木像を祀る細川廟がある。有名な石庭は方丈南側にある。なお、寺の背後には第66代一条天皇を含め5人の天皇の陵墓がある。

  • 仏殿 - 1981年の再建。
  • 方丈(重要文化財) - 元の方丈が寛政9年(1799年)の火災で失われた後、塔頭の西源院方丈を移築したもので、慶長11年(1606年)の建立である。本来ここには狩野派に手による襖絵があったが、それらは明治初期の廃仏毀釈の影響により、寺から出て散逸してしまった。現在のものは昭和30年頃に皐月鶴翁によって描かれたものである。





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