発出とは? わかりやすく解説

発出

読み方:はっしゅつ

発出の意味

発出とは、文書通知方針声明などを正式に外へ出すことを指す言葉である。とくに行政公的機関文書報道使われやすく、日常会話よりも役所ビジネス文脈見かけることが多い。 また、い語義では、物事や状態が外に現れ出ることを意味する場合もある。ただし、現在よく目にするのは、国や自治体組織何らかの文書情報正式に出すという使い方である。

発出の読み方

発出の読み方は「はっしゅつ」である。「発」は音読みで「はつ」ではなく促音化して「はっ」となり、「出」は「しゅつ」と読む。行政文書ニュースで見かける語であるため、文字では知っていても読み方迷いやすい言葉である。

発出の言い換え

発出の言い換えには、「出す」「公表する」「通知する」「通達する」「出すことを決める」などがある。どの言い換えが自然かは文脈によって異なる。 たとえば、文書外部に出すなら「通知する」や「通達する」が合いやすく、広く知らせるなら「公表する」がわかりやすい日常文では「発出」はやや固いため、読み手合わせて平易な表現言い換えたほうが伝わりやすいことも多い。

発出と発令の違い

発出は、文書通知などを正式に外へ出すことを広く表す言葉である。一方で発令は、命令法令辞令警報のように、一定の権限基づいて命じ性格のあるものを出すときに使われやすい。 そのため、発令のほうが命令性や制度的な重さ感じさせやすい。発出はそれより広い表現であり、行政文書では命令とまでは言い切らない場合にも使われることがある

発出基準の意味

発出基準とは、注意報要請通知方針などをいつ、どの条件で出すかを定めた基準を指す言い方である。行政組織判断恣意的にしないために数値状況被害程度社会的影響などを踏まえて基準設ける。 たとえば、感染状況災害リスク業務上の重大な変化などに応じて一定の条件満たした場合文書要請発出するという形で使われる。つまり、何をどの段階正式に出すかを決め目安発出基準である。

発出解除の意味

「発出解除」という形は、日常的な日本語としてはやや不自然であることが多い。通常は、発出した通知要請そのものを「解除する」「終了する」「取りやめる」と表現するほうが自然である。 たとえば、「宣言の発出を解除するではなく、「宣言解除する」「要請終了する」としたほうがわかりやすい。発出はあくまで出す行為を表す語であり、解除対象その後出され宣言措置そのものである。

発出通知の意味

発出通知とは、何らかの文書方針正式に出されたことを知らせ通知を指す言い方である。たとえば、組織内新し通達出た際に、その事実を関係者知らせ文面連絡これに当たる。 ただし、実際文章では「通知発出する」「文書発出する」という形のほうが自然なことも多い。「発出通知」という語を機械的に使うより、何を誰にどう知らせるのかが伝わる表現にしたほうが読みやすい

宣言を発出するは自然か

宣言発出する」という言い方は、行政報道では実際に用いられることがあるが、一般文章ではやや硬く役所言葉らしい響きが強い。意味としては通じるが、日常的な日本語では「宣言を出す」「宣言する」としたほうが自然である。 そのため、「発出宣言」という名詞の形よりも、「緊急事態宣言発出する」「方針発出する」のように、何を出すのかを後ろ置いて使うほうが実際の用法に近い。読みやすさ重視するなら、無理に「発出」を使わず平明に言い換えるのが無難である。

発出

読み方:はっしゅつ

発出とは、発出の意味

発出とは、ある物事や状態が生じて外に現れ出ること、また現し出すこと。発出を構成する漢字語源から意味を読み解くと、「発」は弓を引き放つさまから成り立ち、「はなつ」「現す」などの意味を持つ。「出」は「足がくぼみからでる」さまから成り立ち、「だす」「生じさせる」などを意味し、「発」とともに何かを出す意味を持つ。使用例としては、「緊急事態宣言に関する文書発出する」など。英語では issue a declaration宣言発出する)、release a statement声明発出する)などで表現する

発出の類語と使い分け方

「発出」は主にビジネスシーン使用され、特に役所などの行政機関から文書談話などを外に向かって出す際に使用されることが多い。似た表現としては「発令」が挙げられる発令法令辞令指示などの一定の規則法律に基づき発される指令意味する一方、発出は物事や状態が外に現れることを意味し意味する範囲が広い点が発令との違いである。また発令では命令としての意味を含み、発出ではそうした意味は含まない。発出の類語としては、「発表」や「通達」挙げられる発表は、世間一般広く知らせることを意味し、「研究結果世界向けて発表する」などの使い方ができる。どちらも外部発することを意味するが、発出では文書談話などを外に向かって出す意味合い強く発表では文書談話限らずさまざまな情報多くの人に向かって広く表に知らせるという意味が強い。通達は、告げ知らせることを意味し、特に行政機関文書通知することを意味する例文としては、「政府自粛要請緩和措置通達した」などが挙げられる。発出では外に向かって出すのは文章通知だけでなく、物事や状態など、意味する範囲が広い点に通達との違いがある。

はっ‐しゅつ【発出】

読み方:はっしゅつ

[名](スル)

国や自治体などが、広く世間知らせること。「ポツダム宣言の―」「公文書を―する」

ある物事や状態が現れ出ること。また、現し出すこと。

一大事変を―せんと」〈竜渓・経国美談

出発すること。

早々―して、地府に滞らしむる事なかれ」〈読・英草紙・三〉


発出

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/09 02:23 UTC 版)

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