マインドコントロールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > マインドコントロールの意味・解説 

マインドコントロール


マインド‐コントロール

《(和)mindcontrol自分感情制御すること。また、他人の心を自分意のままに操ること。例えば、宗教などが独自の手段によって信者人格精神変革統制すること。


マインドコントロール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 15:58 UTC 版)

マインドコントロール: Mind control)とは、操作者からの影響や強制を気づかれないうちに、他者の精神過程や行動、精神状態を操作して、操作者の都合に合わせた特定の意思決定・行動へと誘導すること・技術・概念である[1][2]マインドコントロール論とも。不法行為に当たるほどの暴力や強い精神的圧力といった強制的手法を用いない、またはほとんど用いない点で、洗脳とは異なるとされる[3]


  1. ^ 西田公昭 科学研究費助成事業 研究成果報告書「マインド・コントロール防衛スキルの構造とその心理特性の測定法の開発」 科研費による研究 平成27年6月19日
  2. ^ a b c d 山根寛 2001.
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 大田俊寛 (2018年9月28日). “社会心理学の「精神操作」幻想 ~グループ・ダイナミックスからマインド・コントロールへ~”. 科研基盤研究A「身心変容技法の比較宗教学-心と体とモノをつなぐワザの総合的研究」(2011年度-2014年度)身心変容技法研究会. 2020年5月18日閲覧。
  4. ^ 岡田尊司「マインド・コントロール 増補改訂版」文藝春秋、2016年。ISBN 4166610740
  5. ^ a b c 郷路征記『統一協会マインドコントロールのすべて 人はどのようにして文鮮明の奴隷になるのか』p7~19
  6. ^ a b 紀藤正樹『決定版 マインド・コントロール』アスコム、2017年、ISBN 9784776209423
  7. ^ D・E・コーワン、D・G・ブロムリー 著、村瀬義史 訳『カルトと新宗教』キリスト新聞社、5月25日、124頁。ISBN 978-4873955674 
  8. ^ 岡田尊司「マインド・コントロール 増補改訂版」文藝春秋、2016年。ISBN 4166610740 p52~53
  9. ^ "旧統一教会の被害者救済法案 専門家から「十分な救済ができない」と指摘される「抜け道」". 東京新聞. 2022年11月20日閲覧
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 櫻井義秀 1996.
  11. ^ a b c d e f g h i 櫻井義秀 2003.
  12. ^ 三菱総合研究所,全国大学生活協同組合連合会「最新対応版 大学生が狙われる50の危険 (青春新書プレイブックス) 」青春出版社、2020年。ISBN 4413211596 pp.111-119
  13. ^ 三省堂『大辞林』
  14. ^ 西田公昭 講演『マインドコントロールとは何か』 1995年、カルト被害を考える会
  15. ^ a b c d e f スティーヴン ハッサン(訳:浅見定雄)『マインド・コントロールの恐怖』p103~p128
  16. ^ a b 西田公昭 「マインド・コントロールとは?」 第5回「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」平成30年5月25日開催、消費者庁
  17. ^ ロバート・ジェイ・リフトン思想改造と全体主義の心理学英語版』、1981年ISBN 9780807842539ISBN 9780393002218ISBN 9781614276753
  18. ^ スティーヴン ハッサン(訳:浅見定雄)『マインド・コントロールの恐怖』p27
  19. ^ a b c d e f g h i j 櫻井義秀 1997, p. 115.
  20. ^ 紀藤正樹(著)『21世紀の宗教法人法』(朝日新聞社 1995年11月 ISBN 978-4-02-273068-8
  21. ^ 宗教社会学の会(編) 『新世紀の宗教―「聖なるもの」の現代的諸相』(創元社 2002年11月)ISBN 978-4-422-14022-3
  22. ^ a b スティーヴン・ハッサン浅見定雄 (訳) 『マインド・コントロールの恐怖』(恒友出版 1993年6月) ISBN 978-4-7652-3071-1
  23. ^ 岡田尊司「マインド・コントロール 増補改訂版」文藝春秋、2016年。ISBN 4166610740 p46
  24. ^ 西田公昭・黒田文月 2003.
  25. ^ 櫻井義秀 2012, p. 8.
  26. ^ 櫻井義秀 1997, p. 117.
  27. ^ “旧統一教会と政治 「難しい憲法の問題ではない」 憲法学者が指摘”. 毎日新聞. (2022年8月30日) 
  28. ^ 反カルト」を掲げるフランス。人権侵害を許さないシステムとは?”. IDEAS FOR GOOD. 2022年12月12日閲覧。
  29. ^ a b 広岡裕児 (2022). “特集 カルト問題に揺れる 日本の宗教と政治一創価・公明&自民 フランスのカルト対策を歪曲して自己正当化を図る創価学会”. FORUM21 2022年10月号: 6. 
  30. ^ 青春を返せ訴訟判決文
  31. ^ 小林惠智『マインド・コントロールのすすめ―そのメカニズムと積極的活用法』(1995年11月)ISBN 978-4-7698-0737-7
  32. ^ マデリン・ランドー トバイアス (著), ジャンジャ ラリック (著), Madeleine Landau Tobias (原著), Janja Lalich (原著), 南 暁子 (訳), 上牧 弥生 (訳) 『自由への脱出―カルトのすべてとマインドコントロールからの解放と回復』(中央アート出版社 1998年9月) ISBN 978-4-88639-870-3
  33. ^ 榛 2010, pp. 20–21.
  34. ^ 『統一教会の検証』
  35. ^ 『週刊金曜日』1994年5月13日号 p20~25
  36. ^ 『週刊金曜日』1994年5月20日号 p36~40
  37. ^ 『「マインド・コントロール理論」その虚構の正体ー知られざる宗教破壊運動の構図』
  38. ^ 赤旗社会部pp.30-35「ライフトレーニング」
  39. ^ a b c d e f g 赤旗社会部pp.25-30「合宿セミナー」
  40. ^ a b 赤旗社会部pp.78-86「献身生活」
  41. ^ a b c d コーワン・ブロムリー 2010, pp. 123–125.
  42. ^ コーワン・ブロムリー 2010, pp. 116–119.
  43. ^ a b c d e f g h i コーワン・ブロムリー 2010, pp. 120–125.
  44. ^ a b c 櫻井 2005.
  45. ^ a b c d e f 米本 2010, pp. 62–69.


「マインドコントロール」の続きの解説一覧

マインドコントロール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 13:55 UTC 版)

アメリカン・ヒーロー」の記事における「マインドコントロール」の解説

心理働きかけ他者を操る。

※この「マインドコントロール」の解説は、「アメリカン・ヒーロー」の解説の一部です。
「マインドコントロール」を含む「アメリカン・ヒーロー」の記事については、「アメリカン・ヒーロー」の概要を参照ください。


マインドコントロール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 02:30 UTC 版)

ポラリス (X-メン)」の記事における「マインドコントロール」の解説

ローナシーア帝国デザインである、以前の彼女のコスチューム受け取った。このとき、彼女の精神は、エリック・ザ・レッドとして知られるシーア帝国エージェント、デバン・シャカリの支配を受けるようになったX-メン#971976年)において、彼はローナ新たなコードネームポラリス与えた当時シャカリは、現在追放されているシーア銀河系皇帝ディケンに仕えていた。これはディケンの妹リランドラの治世よりも前の出来事である。シャカリはアレックス・サマーズとローナ誘拐し、彼らを強力なマインドコントロールの力で服従させた。二人X-メンに対して敵意抱きエグゼビア暗殺しようとした。この激し戦いケネディ国際空港で、X-メンと戦うローナアレックスによって起こったポラリスストームによって破られたが、シャカリは彼女とアレックス連れて逃げることができた。のちに、チャールズ・エグゼビアはシャカリによるマインドコントロールから彼女を自由にした。 ローナアレックスX-メン援助するために時々チーム戻ってきた。彼女はその後何年にも渡って一般人としての人生歩みローナアレックス幸せな生活を送った。彼らはニューメキシコ移住して申し分のない生活を送っていたが、マロウダーズがミュータント大虐殺をした前後に彼女とアレックス待ち伏せて攻撃しローナ精神マリス呼ばれる邪悪な生命体襲われた。マリスのエネルギー・マトリックスはローナの持つ力と非常に適合し、その二つ融合して分離できないものになったマリスとして、ローナ数年の間マローダーズとしての日々送った。ミスター・シニスターが死んだように見えたあと、ポラリス対すマリス支配弱められオーストラリアローナX-メン助け求めて電話をかけることができた。しかし、彼らが来るのがあまりに遅すぎた。ローナはサヴェッジランドのサン族の女司祭で、彼女の姉とされるザラデインと一緒にいた。X-メン到着したとき、彼らはザラデインがローナ連れて逃げていくのを目撃するX-メンが彼女を追跡するまでの間に、ハボック変装してザラデインの軍隊になんとか紛れ込んだ。その地で、X-メンはザラデインがサヴェッジランド・ミューテイツの一人ワーム命じてサヴェッジランドの先住民精神的に操って軍隊寄せ集めていたのだと分かった。ザラデインは自分ローナ事実上の姉であり、High Evolutionary機械用いてポラリスから磁気を操る能力奪い自分のものにしようとしていることを明らかにした。その過程において、ついにローナマリス切り離すことができた。ザラデインと彼女の軍隊は、ローナ自由にようとしていたケイザーやX-メン衝突。それらが交戦している間に、ポラリスセカンド・ミューテーション起こった。彼女は身長伸び(アレックス・サマーズよりも抜きん出て高くなった)、不死超人的な筋力手に入れた。そして、最後にはザラデインの軍隊ワーム支配から解かれローナは自由の身となった居場所なくなったローナミューア島に向かった。その途中で、彼女のセカンド・ミューテーションが再び起こり始め明らかに身体の大きさ増加していた)、自分新たなミュータント能力周囲影響与えていることがわかった怒り憎しみのような人々ネガティブな感情増幅させていたのである検査結果、ザラデインがローナ能力取り去ることができたただ一つ方法が、彼女が生物学的姉妹であったかどうかであることがわかった。しかし、ローナの新突然変異についてはモイラ・マクタガートでさえ説明がつかなかった。ウルヴァリン探してリーヴァーズがミューア島を攻撃したとき、ローナモイラバンシー研究所を守るのを手伝ったAt the time it was not clear that she drew her strength from being a nexus for negative emotional energies. Lorna's new status as a nexus however was perceived by the villainous Shadow King. The Shadow King used Polaris as a gateway to allow him access to the physical world from the astral plane, causing a world-wide increase in anger, hatred, and violence in the process. Lorna was freed of his influence with the help of X-Factor and the X-Men during the Muir Island Saga. Upon the defeat of the Shadow King, Lorna's powers returned due to a combination of Zaladane's death a short time before and the neural-disruptive psionic blade of the X-Man Psylocke leaving no trace of her increased size, strength or emotion control powers.

※この「マインドコントロール」の解説は、「ポラリス (X-メン)」の解説の一部です。
「マインドコントロール」を含む「ポラリス (X-メン)」の記事については、「ポラリス (X-メン)」の概要を参照ください。


マインドコントロール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:46 UTC 版)

スカーレット・ウィッチ」の記事における「マインドコントロール」の解説

テレパシーをかけた者の行動感覚記憶などを操る能力

※この「マインドコントロール」の解説は、「スカーレット・ウィッチ」の解説の一部です。
「マインドコントロール」を含む「スカーレット・ウィッチ」の記事については、「スカーレット・ウィッチ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「マインドコントロール」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マインドコントロール」の関連用語

マインドコントロールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マインドコントロールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマインドコントロール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのアメリカン・ヒーロー (改訂履歴)、ポラリス (X-メン) (改訂履歴)、スカーレット・ウィッチ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS