albeit
別表記:アルベイト
「albeit」とは、それにもかかわらず・そうではあるがという逆接を意味する英語表現である。
それぞれ以下のような使い方になる。「Although he worked hard he could not pass the examination.(彼は努力したが、試験に合格することはできなかった)」「I went out although it was raining.(雨が降っていたが、私は出かけた)」「The project was completed, albeit with some delays.(多少の遅れはあったものの、プロジェクトは完了した)」
「albeit」は、次のように、後に形容詞や動名詞を伴って用いることができる。「The positive association was observed for both sexes, albeit more prominent among women.(男女ともに正の相関が認められたが、女性でより顕著である)」「The audience at this week's gig seems to be a lot more subdued, albeit brimming with just as much enthusiasm for the three bands to come.(今週のライブの観客は、これから登場する3バンドに対する熱意はあるものの、かなり控えめな印象である)」
主語についての注釈を入れるために、文の途中に「albeit」を差し入れる表現は、次のようになる。「The changes, albeit still in the planning stages, don't appear to be for the best.(まだ計画段階とはいえ、この変化はベストなものではなさそうだ)」
副詞の後で、主語よりも前に置く使い方では、次のようなものがある。「On current reckoning - albeit with many uncertainties at present - the Met Office predicts the dry.(現在のところ、不確定要素が多いとはいえ、気象庁の予測では、乾燥した気候が予想されている)」
「You use albeit to introduce a fact or comment which reduces the force or significance of what you have just said. (albeitを使用して、先に言ったことの威力や重要性を減らすような事実やコメントを紹介できる)」「Albeit can never be used to introduce an independent clause, unlike although.(Albeitは、althoughとは異なり、独立節の導入に使うことはできない)」
以上の内容から、「albeit」は、主節や独立節に使うことはできないこと、主節で述べた内容に注釈を付け加えるときに使用する接続詞であることがわかる。
「albeit」とは、それにもかかわらず・そうではあるがという逆接を意味する英語表現である。
「albeit」とは・「albeit」の意味
「albeit」とは、主に「~にもかかわらず」「~ではあるが」「たとえ~でも」「~であろうとも」などを意味する英語表現。品詞は接続詞である。「Although」「Even though」などに相当する文語表現で、硬い文章に用いられる。「albeit」の後は、独立した文章よりも名詞や副詞節などが入り、短くなることが多い。「albeit」は400年ほど前によく使われていて、古臭い言葉と考えられてきたが、この数十年の間に復活して再び使われるようになった。ドイツ語由来の「arbeit(アルバイト、仕事)」とスペルが似ているが、意味も発音も全く異なる単語である。「albeit」の発音・読み方
「albeit」の発音記号は「ɔːlbíːɪt」で、中間の「-be-」にアクセントが置かれる。カタカナで表記する場合、「アールビィーエトゥ」のような音になる。「albeit」の語源・由来
「albeit」は14世紀後半には使われていた言葉で、「~ではあるが」を意味するフレーズ「al(though) it be (that)」の短縮形である。「although」は「all though」の短縮形で、「~を認めながら、~の事実にも関わらず」を意味する表現。さらに、「though」の語源は、古英語の「þeah(にもかかわらず、しかしながら)」、古ノルマン語の「þo」、ゲルマン祖語の「*thaukh」であり、印欧語根は「*to-(それ)」である。「albeit」の覚え方
「albeit」は、「although it be」の短縮形である。語順が変わっているが、「although」に関連する表現として捉えることができる。また語呂合わせで覚えるとすると、刺繍をしている人が「A糸ではなく、いまある(al)B糸(beit)を使うが、良い作品になるだろう」と計画しているのをイメージするという方法がある。「albeit」と「although」の違い
「albeit」と「although」はどちらも「~にもかかわらず」を意味する英語表現である。「although」は口語にも使用できるが、「albeit」は文語表現である。また「although」は主文の先頭でも、文の途中でも用いることがあるが、「albeit」は基本的に主文の先頭には置かず、文の途中でのみ使用されるという違いがある。それぞれ以下のような使い方になる。「Although he worked hard he could not pass the examination.(彼は努力したが、試験に合格することはできなかった)」「I went out although it was raining.(雨が降っていたが、私は出かけた)」「The project was completed, albeit with some delays.(多少の遅れはあったものの、プロジェクトは完了した)」
「albeit」の使い方・例文
「albeit with ~(~ではあるが)」「albeit no ~(~ではないものの)」といった短い従属節の表現では、次のような使い方がある。「It can be a therapeutic option, albeit with careful monitoring.(注意深く観察しながらではあるが、治療の選択肢になり得る)」「Major complications were more common, albeit not significantly, in children.(主要な合併症は、有意ではないものの、小児で多くみられた)」「albeit」は、次のように、後に形容詞や動名詞を伴って用いることができる。「The positive association was observed for both sexes, albeit more prominent among women.(男女ともに正の相関が認められたが、女性でより顕著である)」「The audience at this week's gig seems to be a lot more subdued, albeit brimming with just as much enthusiasm for the three bands to come.(今週のライブの観客は、これから登場する3バンドに対する熱意はあるものの、かなり控えめな印象である)」
主語についての注釈を入れるために、文の途中に「albeit」を差し入れる表現は、次のようになる。「The changes, albeit still in the planning stages, don't appear to be for the best.(まだ計画段階とはいえ、この変化はベストなものではなさそうだ)」
副詞の後で、主語よりも前に置く使い方では、次のようなものがある。「On current reckoning - albeit with many uncertainties at present - the Met Office predicts the dry.(現在のところ、不確定要素が多いとはいえ、気象庁の予測では、乾燥した気候が予想されている)」
「albeit」の英語での説明
「albeit」の英語での説明は、次のような文章になる。「"Albeit" is a conjunction meaning "even though" or "although". It's used to introduce a clause that qualifies the main clause of a sentence.("Albeit"は、"even though"や"although"を意味する接続詞である。文の主節を修飾する節を導入するときに使われる)」「You use albeit to introduce a fact or comment which reduces the force or significance of what you have just said. (albeitを使用して、先に言ったことの威力や重要性を減らすような事実やコメントを紹介できる)」「Albeit can never be used to introduce an independent clause, unlike although.(Albeitは、althoughとは異なり、独立節の導入に使うことはできない)」
以上の内容から、「albeit」は、主節や独立節に使うことはできないこと、主節で述べた内容に注釈を付け加えるときに使用する接続詞であることがわかる。
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