albeitとは? わかりやすく解説

albeit

別表記:アルベイト

「albeit」とは、それにもかかわらず・そうではあるがという逆接意味する英語表現である。

「albeit」とは・「albeit」の意味

「albeit」とは、主に「~にかかわらず」「~ではあるが」「たとえ~でも」「~であろうとも」などを意味する英語表現品詞接続詞である。「Although」「Even though」などに相当する文語表現で、硬い文章用いられる。「albeit」の後は、独立した文章よりも名詞副詞節などが入り短くなることが多い。「albeit」は400年ほど前によく使われていて、古臭い言葉考えられてきたが、この数十年の間に復活して再び使われるようになったドイツ語由来の「arbeitアルバイト仕事)」とスペル似ているが、意味も発音も全く異な単語である。

「albeit」の発音・読み方

「albeit」の発音記号は「ɔːlbíːɪt」で、中間の「-be-」にアクセント置かれるカタカナ表記する場合、「アールビィーエトゥ」のような音になる。

「albeit」の語源・由来

「albeit」は14世紀後半には使われていた言葉で、「~ではあるが」を意味するフレーズal(though) it be (that)」の短縮形である。「although」は「all though」の短縮形で、「~を認めながら、~の事実にも関わらず」を意味する表現。さらに、「though」の語源は、古英語の「þeah(にもかかわらずしかしながら)」、古ノルマン語の「þo」、ゲルマン祖語の「*thaukh」であり、印欧語根は「*to-(それ)」である。

「albeit」の覚え方

「albeit」は、「although it be」の短縮形である。語順変わっているが、「although」に関連する表現として捉えることができる。また語呂合わせ覚えるとすると、刺繍をしている人が「A糸ではなく、いまある(al)B糸(beit)を使うが、良い作品になるだろう」と計画しているのをイメージするという方法がある。

「albeit」と「although」の違い

「albeit」と「although」はどちらも~にかかわらず」を意味する英語表現である。「although」は口語にも使用できるが、「albeit」は文語表現である。また「although」は主文先頭でも、文の途中で用いことがあるが、「albeit」は基本的に主文先頭には置かず、文の途中でのみ使用されるという違いがある。

それぞれ以下のような使い方になる。「Although he worked hard he could not pass the examination.(彼は努力したが、試験合格することはできなかった)」「I went out although it was raining.(降っていたが、私は出かけた)」「The project was completed, albeit with some delays.(多少の遅れはあったものの、プロジェクト完了した)」

「albeit」の使い方・例文

「albeit with ~(~ではあるが)」「albeit no ~(~ではないものの)」といった短い従属節表現では、次のような使い方がある。「It can be a therapeutic option, albeit with careful monitoring.(注意深く観察しながらではあるが、治療の選択肢なり得る)」「Major complications were more common, albeit not significantly, in children.(主要な合併症は、有意ではないものの、小児多くみられた)」

「albeit」は、次のように、後に形容詞動名詞伴って用いることができる。「The positive association was observed for both sexes, albeit more prominent among women.(男女ともに正の相関認められたが、女性でより顕著である)」「The audience at this week's gig seems to be a lot more subdued, albeit brimming with just as much enthusiasm for the three bands to come.(今週ライブ観客は、これから登場する3バンド対す熱意はあるものの、かなり控えめ印象である)」

主語についての注釈入れるために、文の途中に「albeit」を差し入れる表現は、次のうになる。「The changes, albeit still in the planning stages, don't appear to be for the best.(まだ計画段階とはいえ、この変化ベストなものではなさそうだ)」

副詞後で主語よりも前に置く使い方では、次のようなものがある。「On current reckoning - albeit with many uncertainties at present - the Met Office predicts the dry.(現在のところ、不確定要素が多いとはいえ気象庁予測では、乾燥した気候予想されている)」

「albeit」の英語での説明

「albeit」の英語での説明は、次のような文章になる。「"Albeit" is a conjunction meaning "even though" or "although". It's used to introduce a clause that qualifies the main clause of a sentence.("Albeit"は、"even though"や"although"を意味する接続詞である。文の主節修飾する節を導入するときに使われる)」

「You use albeit to introduce a fact or comment which reduces the force or significance of what you have just said. (albeitを使用して先に言ったことの威力重要性を減らすような事実コメント紹介できる)」「Albeit can never be used to introduce an independent clause, unlike although.(Albeitは、althoughとは異なり独立節導入に使うことはできない)」

上の内容から、「albeit」は、主節独立節に使うことはできないこと主節述べた内容注釈付け加えるときに使用する接続詞であることがわかる。



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