unlike
別表記:アンライク
「unlike」とは、似ていないということを意味する表現。
たとえば、「He is unlike his brother.(彼は弟に似ていない)」のように、「unlike」のあとにすぐ「his brother」と名詞が来る場合は前置詞であり、「Unlike in elementary school, students have to bring their lunch in junior high school.(小学校と違って、中学の生徒は昼食を持参する必要がある)」のように、「unlike」のあとに「in elementary school」の「in」が来るケースでは接続詞の用法となる。「unlike in」「unlike with」などが接続詞的用法としてよく使われるフレーズとなる。「unlike」が文頭で使われ「, (カンマ)」で区切られる場合は、前置詞または接続詞として「~と異なって」という意味となる。「Unlike adults, children are very pure.(大人と違って、子どもはとてもピュアである)」のような使い方である。「unlike」が文中で用いられる場合は、「be動詞+unlike」の形で「~とは違う、異なる」の意味となる。「Japanese culture is unlike any others.(日本文化は他の国のものとは異なる)」がその例である。
また「unlike」の動詞としての用法は、SNSで「いいね!」を取り消す場合に「like」の逆を示す動作として使われる場合があるが、一般的な用法ではない。「like」を「好き」という動詞として捉え、その逆の「好きではない」という意味をいいたい場合は「unlike」ではなく「dislike」を用いる。
「unlike」を用いる構文では留意すべき点がある。それは本文が否定文の場合は「unlike」を文頭に置くということである。たとえば「君と違って私は泳げない」は「Unlike you, I can't swim」であり「I can't swim, unlike you」とはいえない。しかし肯定文であれば「私と違い、君は泳げる」なら「You can swim, unlike me」でも「Unlike me, You can swim」でも成立するという違いがある
「unlike」とは、似ていないということを意味する表現。
「unlike」とは・「unlike」の意味
「unlike」とは、「似ていない」という状態をコアイメージとして持つ英単語で、文法的には形容詞、前置詞、接続詞の用法を持ち、限定的ではあるが動詞の用法を示す場合もある。「unlike」を形容詞として用いる際は「似ていない」「異なった」という意味となる。前置詞として用いる場合は「~とは異なり」「~とは違って」、あるいは「(~するとは)~らしくない」などの訳があてられる。また接続詞として使う場合にも「~と違って」と訳されるが、前置詞としての使い方と接続詞としての使い方の違いは、そのあとに直接、目的語としての名詞を取るか、前置詞を名詞の間に置くかの違いである。たとえば、「He is unlike his brother.(彼は弟に似ていない)」のように、「unlike」のあとにすぐ「his brother」と名詞が来る場合は前置詞であり、「Unlike in elementary school, students have to bring their lunch in junior high school.(小学校と違って、中学の生徒は昼食を持参する必要がある)」のように、「unlike」のあとに「in elementary school」の「in」が来るケースでは接続詞の用法となる。「unlike in」「unlike with」などが接続詞的用法としてよく使われるフレーズとなる。「unlike」が文頭で使われ「, (カンマ)」で区切られる場合は、前置詞または接続詞として「~と異なって」という意味となる。「Unlike adults, children are very pure.(大人と違って、子どもはとてもピュアである)」のような使い方である。「unlike」が文中で用いられる場合は、「be動詞+unlike」の形で「~とは違う、異なる」の意味となる。「Japanese culture is unlike any others.(日本文化は他の国のものとは異なる)」がその例である。
また「unlike」の動詞としての用法は、SNSで「いいね!」を取り消す場合に「like」の逆を示す動作として使われる場合があるが、一般的な用法ではない。「like」を「好き」という動詞として捉え、その逆の「好きではない」という意味をいいたい場合は「unlike」ではなく「dislike」を用いる。
「unlike」を用いる構文では留意すべき点がある。それは本文が否定文の場合は「unlike」を文頭に置くということである。たとえば「君と違って私は泳げない」は「Unlike you, I can't swim」であり「I can't swim, unlike you」とはいえない。しかし肯定文であれば「私と違い、君は泳げる」なら「You can swim, unlike me」でも「Unlike me, You can swim」でも成立するという違いがある
「unlike」の語源・由来
「unlike」の語源は、「un」と「like」にそれぞれ分かれ、ゲルマン祖語で否定を表す「ne-」が語源となる「un」と、「似ている」ことを意味する「galikaz」が語源となる「like」が組み合わさった言葉に由来するものである。「unlike」の類語
unlike」の類語には、「異なった」「違う」などの意味を持った「different」、「別種の」「異なった」などを示す「diverse」、「例外的な」「並外れた」の意味の「unusual 」などの単語があるほか、「~とは違う」という意味の「different from~」、「~とは似ていない」を意味する「not like ~」、「~とは対照的に」などを示す「as opposed to~」といったフレーズがある。「unlike」の対義語
「unlike」の対義語には、「よく似ている」「同様な」の意味を持った「alike」、「まったく同じ」「同一の」を示す「identical」、「見分けがつかない」「区別がつかない」という意味の「indistinguishable」、「同類の」「同族の」を意味する「kindred」などがある。「unlike」の使い方・例文
「unlike」の使い方・例文としては、「Unlike her mother, she is tall.(母親と違って彼女は背が高い)」、「Unlike yesterday's rain, it's nice weather today.(今日は昨日の雨と違って良い天気だ)」、「Unlike in prewar days, university graduates are now a dime a dozen.(戦前と違って、今は大学卒業者が掃いて捨てるほどいる)」、「That was an earthquake unlike any I had ever experienced before.(それは私が今まで経験したことのない地震だった)」、「This 3D movie is set in a world unlike anything seen before.(この3D映画はこれまでに見たことのないような世界が舞台となっている)」、「Bitcoin has large volatility unlike anything else.(ビットコインは類稀な、大きなボラティリティを持つ)」、「It's unlike him to get so angry.(あんなに怒るなんて彼らしくない)」などを挙げることができる。- unlikeのページへのリンク