alarm
「alarm」とは・「alarm」の意味
「alarm」は、警告や警報を意味する英単語である。時計のアラーム機能や、火災や侵入者を知らせる警報システムなど、さまざまな状況で使用される。また、「alarm」は動詞としても使用され、警告を発することや、人々を警戒させることを意味する。さらに、「alarming」という形容詞も存在し、驚くべき、心配な、危険なといった意味を持つ。「alarm」の発音・読み方
「alarm」の発音は、IPA表記で/əlάɚm/である。カタカナでは一般的に「アラーム」と表記される。「alarm」の語源・由来
「alarm」の語源は、古フランス語の「alarme」であり、これは「警戒する」や「警告する」という意味を持つ。さらに遡ると、古イタリア語の「all'arme」に由来し、これは「武器へ」という意味である。「alarm」の類語
「alarm」の類語には、warning(警告)、alert(警戒)、caution(用心)、notice(通知)などがある。これらの単語は、似た意味を持ちながらも、それぞれ微妙にニュアンスが異なる。「alert」と「alarm」の違い
「alert」と「alarm」は、どちらも警告や警報を意味するが、その使い分けが異なる。「alert」は、注意を喚起するための警告であり、緊急性が高い場合に使用される。一方、「alarm」は、危険や異常な状況を知らせるための警報であり、緊急性が高い場合もあれば、低い場合もある。「alarm」を含む用語・関連する用語
「ALARM (ミサイル) 」とは
「ALARM」は、イギリスが開発した対レーダーミサイルの名称である。ALARMはAir Launched Anti-Radiation Missileの略で、敵のレーダー施設を破壊することを目的としている。「/alarm(FF14)」とは
「/alarm」は、オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」で使用されるコマンドであり、特定の時間になった際に通知を受け取ることができる機能である。「Online alarm」とは
「Online alarm」は、インターネット上で提供されるアラームサービスである。設定した時間になると、音や画像でユーザーに通知する機能がある。「alarm(C言語)」とは
「alarm」は、C言語で使用される関数のひとつであり、一定時間後にシグナルを送ることができる。これにより、プログラムの実行を一定時間停止させることが可能である。「alarm」の使い方・例文
1. The fire alarm went off in the middle of the night.(真夜中に火災警報が鳴った)2. I set my alarm clock for 6 a.m.(私はアラーム時計を午前6時に設定した)
3. The news about the earthquake was alarming.(地震のニュースは驚くべきものだった)
4. The security system will alarm if an intruder enters the building.(侵入者が建物に入ると、警備システムが警報を発する)
5. The teacher alarmed the students about the upcoming deadline.(先生は、迫っている締め切りについて生徒たちに警告した)
6. The car alarm started to sound when someone tried to break into it.(誰かが車に侵入しようとしたとき、車のアラームが鳴り始めた)
7. The flood alarm was activated due to the heavy rain.(大雨のため、洪水警報が作動した)
8. The alarm system detected a gas leak in the building.(アラームシステムが建物内のガス漏れを検出した)
9. The bank installed a silent alarm to notify the police in case of a robbery.(銀行は強盗の際に警察に通知するための無音アラームを設置した)
10. The weather alarm warned of a possible tornado in the area.(天気警報は、地域で竜巻が発生する可能性について警告した)
アラーム【alarm】
ALARM (ミサイル)
ALARM(アラーム)は、MBDA社によって開発された対レーダーミサイルである。「ALARM」とは「空中発射対レーダーミサイル」(Air Launched Anti-Radiation Missile)の略であり、主に敵防空網制圧(SEAD ; Suppression of Enemy Air Defence)のためにレーダーを破壊することを目的としている。
概要
イギリス空軍のマーテルの後継としてMBDA社が開発し、サウジアラビア空軍でも使用されている。1986年にロケット・モーターの不具合が発見されたため、配備は1990年まで遅れ、湾岸戦争の勃発により改修の終了とともに配備された。湾岸戦争ではトーネード GR.1に搭載、使用された。
1997年からは延命措置とロケット、シーカーなどを改修したALARM IIの研究が始まった。ALARM IIは2001年に配備がなされ、イラク戦争ではトーネード GR.4と少数のトーネード F.3が使用した。
特徴
役割的にはアメリカ製のAGM-88 HARMと酷似しているが、作動方法が異なる。ALARMは撃ちっぱなし能力に加えて、滞空能力が備わっている。滞空モードでALARMが発射されると、たとえ目標のレーダーが機能停止していても、高度13kmまで上昇してパラシュートを展開し、レーダーが再始動するまでゆっくり降下・滞空する。レーダーが再始動されれば、ALARMはパラシュートを切り離し、2個目のロケット・モーターを点火して目標を攻撃する。
ALARMには先端と中央、後部の3箇所にフィンを持ち、後部の可動式フィンによって操舵および姿勢制御を行う。中間飛翔では慣性航法を用い、終末誘導ではパッシブ・レーダーが使用される。滞空モードを含めて全部で5つのモードがあり、通常モードと制圧モードではALARMを連続発射しても自動的に同一目標への命中を避ける。
搭載機
- トーネード GR.4
- トーネード F.3
- SEPECAT ジャギュア
ユーロファイター タイフーンに搭載されるとされていたが、退役によりこの要件は削除された[2]。
仕様
脚注
- ^ UK retires ALARM missile
- ^ Major Projects Report 2008, page 149(155) -UK Ministry of Defence, 2008
参考文献
- 青木謙知 『軍用機ウエポン・ハンドブック - 航空機搭載型ミサイル・爆弾450種解説』 イカロス出版、2005年、ISBN 4-87149-749-6
関連項目
外部リンク
アラーム
(alarm から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 08:53 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動アラーム(英: alarm)
- 警報、警告(ウォーニング)、警告音
- 置時計の一種で、目覚し時計
- ALARM (安室奈美恵の曲) - 安室奈美恵のシングル曲。
- alarm (Silent Sirenの曲) - Silent Sirenのシングル曲。
- ALARM (ミサイル) - イギリス製対レーダーミサイル。
- アラーム (バンド) - ウェールズのロックバンド。
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