アラーム_(バンド)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アラーム_(バンド)の意味・解説 

アラーム (バンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/30 03:24 UTC 版)

アラーム
The Alarm
アラーム(1984年)
基本情報
出身地 ウェールズ リール
ジャンル オルタナティヴ・ロックニュー・ウェイヴ
活動期間 1981年 - 1991年1999年 -
レーベル The Twenty First Century Recording Company、I.R.S.、Illegal
共同作業者 Quasimodo、PAX、The Toilets、Seventeen、U2ビッグ・カントリー、Dead Men Walking、Coloursound
公式サイト www.thealarm.com
メンバー マイク・ピーターズ
ジェームズ・スティーヴンソン
ジュールズ・ジョーンズ・ピーターズ
スティーヴ・バーナード
旧メンバー デイヴ・シャープ
エディ・マクドナルド
ナイジェル・ツイスト
クレイグ・アダムス
スティーヴ・グラントリー
マーク・テイラー

アラーム[1]The Alarm)は、1978年ウェールズのリールで結成されたロック・バンドである。

来歴

1978年に結成される。当初バンドは「セヴンティーン」、後に「アラーム・アラーム」と名前を変え、1981年に3度目の改名し「ジ・アラーム」となる。

ロンドンに向かった彼らは大量のライブをこなしながら実力を蓄え、1984年にアルバム『アラーム宣言』でデビュー。この年、U2のアルバム『WAR(闘)』発表に伴うアメリカ・ツアーにオープニング・アクトとして同行。

1984年、アルバム『アラーム宣言』は、全英アルバムチャートで6位、全米で50位となる。その後もバンドは精力的にツアーとアルバム制作を続け、中堅のロック・バンドとして活動を続ける。1989年には故郷であるウェールズをテーマにしたコンセプト・アルバム『チェンジ』を発表し、同時にウェールズ語歌唱バージョンのアルバム『チェンジ〜ウェールズ語ヴァージョン (Newid)』も発売する(アレンジや収録曲も若干の差異がある)。このアルバムは非常に高い評価を受けた。1991年にはアルバム『RAW』を発表。ボブ・ディランのサポート・アクトとしてアリーナ・ツアーに出る。ところがこのツアー中、ボーカルのマイク・ピーターズはステージ上で突然バンド脱退(正確には2年間の休養)を宣言。結局ソロに転向する。バンドは程なく解散となる。

2004年、マイク・ピーターズはオリジナル・メンバーとは異なるメンバーを集め、バンド名を「The Alarm MMVI」として活動を再開。これと前後してマイク・ピーターズは自身が癌を患っていること、1990年代にも癌を患っていたことを公表。しかし治療は順調に行われ、2006年にはアルバム『Under Attack』を発表。シングルカットされた「Superchannel」は全英ロックチャート1位。全英チャート23位を記録した。

またデイヴ・シャープもソロに転向して活動を続けている。

メンバー

現在のメンバー

  • マイク・ピーターズ (Mike Peters) - ボーカル、ギター、ハーモニカ
  • ジェームズ・スティーヴンソン (James Stevenson) - ギター
  • ジュールズ・ジョーンズ・ピーターズ (Jules Jones Peters) - キーボード、ピアノ
  • スティーヴ・バーナード (Steve "Smiley" Barnard) - ドラム、パーカッション

旧メンバー

  • デイヴ・シャープ (Dave Sharp) - ギター
  • エディ・マクドナルド (Eddie Mcdonald) - ベース
  • ナイジェル・ツイスト (Nigel Twist) - ドラム
  • クレイグ・アダムス (Craig Adams) - ベース
  • スティーヴ・グラントリー (Steve Grantley) - ドラム
  • マーク・テイラー (Mark Taylor) - キーボード

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム (アラーム名義)

  • 『アラーム宣言』 - Declaration (1984年)
  • 『アラーム・スピリット』 - Strength (1985年)
  • 『アイ・オブ・ザ・ハリケーン』 - Eye of the Hurricane (1987年)
  • 『チェンジ』 - Change (1989年)
  • 『チェンジ〜ウェールズ語ヴァージョン』 - Newid (1989年)
  • 『RAW』 - Raw (1991年)

スタジオ・アルバム (アラーム MM++名義)

  • Close (2002年) ∆
  • The Normal Rules Do Not Apply (2002年) ∆
  • Trafficking (2002年) ∆
  • Edward Henry Street (2002年) ∆
  • Coming Home (2003年) ∆
  • In The Poppyfields (2004年)
  • Under Attack (2006年)
  • Guerilla Tactics (2008年)
  • Direct Action (2010年)
  • Blood Red (2017年)
  • Viral Black (2017年)
  • 『イコールズ』 - Equals (2018年)
  • Sigma (2019年)
  • War (2021年)

∆ =「In the Poppyfields」ボンドの一部 (4アルバム + ボーナス・アルバム)

脚注

  1. ^ メーカ―表記では「ジ・アラーム」となっている。

外部リンク


「アラーム (バンド)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アラーム_(バンド)」の関連用語

アラーム_(バンド)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アラーム_(バンド)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアラーム (バンド) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS