ウンビニリウム
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外見 | |||||||||||
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金属(推定) | |||||||||||
一般特性 | |||||||||||
名称, 記号, 番号 | ウンビニリウム, Ubn, 120 | ||||||||||
分類 | アルカリ土類金属 | ||||||||||
族, 周期, ブロック | ?, 8, s | ||||||||||
原子量 | [ - ] | ||||||||||
電子配置 | [Og] 8s2 | ||||||||||
電子殻 | 2, 8, 18, 32, 32, 18, 8, 2(画像) | ||||||||||
物理特性 | |||||||||||
原子特性 | |||||||||||
電気陰性度 | < 1(ポーリングの値) | ||||||||||
共有結合半径 | > 200 pm | ||||||||||
ウンビニリウム(羅: Unbinilium)は、原子番号120にあたる超重元素の一時的な仮名(元素の系統名)である。この名称と記号はそれぞれ系統的なIUPAC名の記号であり、元素が発見され、確認され、恒久的な名前が決定されるまで使われる。ラジウムの下に位置し、「エカラジウム」(羅: eka-Radium)とも呼ばれる。2023年現在、発見報告例もない完全な未発見元素となっている[1]。
歴史
ウンビニリウムは長い半減期を期待され研究が盛んだが、複合核反応後の中性子過剰核から蒸発中性子が飛び出す前に自発核分裂を起こしてしまい、崩壊系列を利用した検出ができずにいる。
2000年から2008年にかけて、フレロフ核反応研究所でウンビニリウム302の核分裂特性が研究された。
プルトニウムと鉄から元素合成する実験が行われた[2]が、自発核分裂により検出できなかった。
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