M_愛すべき人がいてとは? わかりやすく解説

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M 愛すべき人がいて

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/19 02:42 UTC 版)

M 愛すべき人がいて』(エム あいすべきひとがいて)は、ノンフィクション作家小松成美による「事実を基にした」フィクション小説。2019年8月1日幻冬舎から刊行された[1][2][3]。歌手・浜崎あゆみ1990年代後半から2000年代にかけスターダムに駆け上がるまでのデビュー秘話と、デビューのきっかけをもたらしたエイベックス株式会社代表取締役会長松浦勝人(当時専務)との出会い、大恋愛から別れまでを、2人へのインタビュー取材を元に浜崎の視点による一人称形式で赤裸々に描かれている[4]


注釈

  1. ^ ただし、制作協力している角川大映スタジオは1971年の大映テレビ分社化大映本体の系譜を踏んでいるため、本作は大映テレビ分社化の作品である「大映ドラマ」のカテゴリーには入らない。とはいえ服部も鈴木と共に本来の定義である「大映テレビの大映ドラマ」を意識したことを認めている。
  2. ^ 放送休止期間中は伊集院光古市憲寿ナイツ塙(6月6日のみ)が副音声で作品の実況解説を行うリミックスバージョンと称する本作の特別総集編(5月9日:第1話、5月16日:第2話&第3話、6月6日:第3話)と本作の脚本家・鈴木おさむが脚本し、本作と共通する俳優が出演する『奪い愛、冬』の傑作選(5月23日、5月30日)が代替番組として放送された。
  3. ^ 作中では「日本レコード大賞」ではなく、「アジアレコードCD大賞」という架空の賞にされている。
  4. ^ アユと交際する頃には、多忙による生活のすれ違いを理由にマサは離婚している。
  5. ^ 礼香とキスしている場面を故意にアユに見せつけアユを突き放す。
  6. ^ 中谷プロダクションのモデルは浜崎がエイベックスの前に所属していたサンミュージックとされるが、原作小説に中谷社長は登場しない。
  7. ^ 原作小説には登場しないドラマオリジナルのキャラクター。
  8. ^ 特定のモデルはおらず、複数人の逸話を織り交ぜたドラマオリジナルのキャラクター
  9. ^ 第1話ではTRFの「寒い夜だから…」、第2話ではELTの「出逢った頃のように」とglobeの「Can't Stop Fallin' in Love」、第3話ではKiroroの「長い間」、第4話では久保田利伸の「LA・LA・LA LOVE SONG」、第5話では椎名林檎の「ここでキスして。」、第6話では野猿の「Be cool!」、最終話では福山雅治の「桜坂」、鬼束ちひろの「月光」のサビの部分を歌唱している。
  10. ^ Every Little Thingをオマージュ[28]
  11. ^ TRFをオマージュ[28]
  12. ^ ユニット名のUSGはモデルとなったTRFをアルファベット順に一文字づつずらして命名されている(T→U、R→S、F→G)
  13. ^ 相川七瀬をオマージュ[28]
  14. ^ クリス・ペプラーは第6話と最終話の作中で流れるアユのCDを宣伝するCMでジングル部分の「A VICTORY」のフレーズも担当している。

出典

  1. ^ “あゆ激白 松浦エイベックス会長との秘められた恋、ノンフィクションノベルで赤裸々に”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年7月31日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/07/31/kiji/20190730s00041000328000c.html 2020年4月1日閲覧。 
  2. ^ ““歌姫”浜崎あゆみの誕生が明らかに…「身を滅ぼすほど、ひとりの男性を愛しました」”. ORICON NEWS (ociron ME). (2019年7月31日). https://www.oricon.co.jp/news/2141304/full/ 2020年4月1日閲覧。 
  3. ^ “浜崎あゆみ「身滅ぼすほど」松浦会長との交際を告白”. 日刊スポーツ. (2019年7月31日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201907310000658.html 2020年4月1日閲覧。 
  4. ^ a b c d 小松成美(インタビュー)「インタビュー中に涙も…浜崎あゆみ『M』著者が明かす舞台裏」『Smart FLASH』、光文社、2019年9月6日https://smart-flash.jp/showbiz/79897/2020年4月1日閲覧 
  5. ^ a b c “これは事実に基づくフィクション― 歌姫“浜崎あゆみ”誕生の軌跡『M 愛すべき人がいて』に大反響”. ダ・ヴィンチニュース (KADOKAWA). (2019年8月10日). https://ddnavi.com/news/557156/a/ 2020年4月1日閲覧。 
  6. ^ 松田広宣 (2019年10月2日). “浜崎あゆみの自伝的小説『M 愛すべき人がいて』が描く、身を焦がすような情熱と孤独な人生”. リアルサウンド ブック (blueprint). https://realsound.jp/book/2019/10/post-420938.html 2020年4月1日閲覧。 
  7. ^ a b 「歌姫誕生」までの軌跡を、文章と楽曲で振り返る。『M 愛すべき人がいて 豪華音源収録版』がApple Booksで発売開始!』(プレスリリース)幻冬舎、2019年11月8日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000486.000007254.html2020年4月1日閲覧 
  8. ^ a b c d e f g h “浜崎あゆみ「M 愛すべき人がいて」連続ドラマ化、安斉かれんと三浦翔平がW主演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年2月29日). https://natalie.mu/eiga/news/369154 2020年2月29日閲覧。 
  9. ^ “見城社長、浜崎あゆみ告白本「ドラマ化決定しそう」”. 日刊スポーツ. (2019年8月16日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201908160000210.html 2020年4月1日閲覧。 
  10. ^ “浜崎あゆみ自伝的小説出版は「覚悟の表明」著者が経緯語る”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2019年8月1日). https://www.sanspo.com/article/20190801-DIPM5CAWVNPF5KDU6FLR6HT3AQ/ 2020年4月1日閲覧。 
  11. ^ 「浜崎の顔では絶対に売れない」浜崎あゆみをカリスマにしたavex22年前の“逆転戦略”とは”. 文春オンライン (2020年4月18日). 2020年4月22日閲覧。
  12. ^ “浜崎あゆみ、自伝的小説『M 愛すべき人がいて』クライマックスシーンを初の映像化”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2019年11月8日). https://www.barks.jp/news/?id=1000174248 2020年4月1日閲覧。 
  13. ^ “浜崎あゆみ、自伝的小説『M 愛すべき人がいて』ビジュアル・オーディオブック続編がdTVで公開”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2019年12月27日). https://www.barks.jp/news/?id=1000176752 2020年4月1日閲覧。 
  14. ^ a b テレビ朝日×AbemaTV初の共同制作ドラマ『M 愛すべき人がいて』放送決定 2020年4月期毎週土曜よる0時05分より「AbemaTV」にて独占配信開始 安斉かれん・三浦翔平のダブル主演で描き出す音楽業界の光と影、そして愛 〜浜崎あゆみ誕生に秘められた出会いと別れの物語を鈴木おさむが初のドラマ化〜』(プレスリリース)サイバーエージェント、2020年3月2日https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=243872020年3月31日閲覧 
  15. ^ 令和の「大映ドラマ」 ドラマ「M 愛すべき人がいて」が「昭和過ぎる」と大人気!”. デイリースポーツ (2020年5月9日). 2020年5月7日閲覧。
  16. ^ “「M」第4話が延期に、代わりに第1話特別編を放送”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年5月3日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202005020000675.html 2020年5月3日閲覧。 
  17. ^ a b ドラマ『M愛すべき人がいて』待望の第4話 6・13から放送再開”. ORICON NEWS. 2020年6月6日閲覧。
  18. ^ “浜崎あゆみ ドラマ「M 愛すべき人がいて」に初言及「ほんとに最低で最高で、大嫌いで大好きでした」”. スポニチ (スポニチアネックス). (2020年7月5日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/07/04/kiji/20200705s00041000021000c.html 2020年7月5日閲覧。 
  19. ^ a b 安斉かれん,三浦翔平(インタビュー)「安斉かれん&三浦翔平、W主演ドラマに意気込み「僕たちならではのアユとマサの物語」<インタビュー>」『ザテレビジョン』、2020年4月18日https://thetv.jp/news/detail/229513/2020年6月28日閲覧 
  20. ^ a b レコード屋から全ては始まった!マサのA VICTORY創業話『M 愛すべき人がいて』第6話”. ABEMA TIMES (2020年6月28日). 2020年6月28日閲覧。
  21. ^ a b c d e 『M 愛すべき人がいて』登場人物のモデルとなった人物は? 90年代の音楽シーンとともに解説”. Real Sound|リアルサウンド 映画部 (2020年5月9日). 2020年5月8日閲覧。
  22. ^ 高嶋政伸(インタビュー)「<M 愛すべき人がいて>高嶋政伸、三浦翔平との対立関係に「悪役に徹しようと思っています」」『ザテレビジョン』、2020年4月25日https://thetv.jp/news/detail/231535/2020年6月28日閲覧 
  23. ^ 田中みな実(インタビュー)「<M 愛すべき人がいて>田中みな実、話題の“眼帯美女”礼香について「全ては鈴木おさむさんのアイデア」」『ザテレビジョン』、2020年6月13日https://thetv.jp/news/detail/235676/2020年6月28日閲覧 
  24. ^ a b c d e f g h “白濱亜嵐、田中みな実、高橋克典、高嶋政伸ら「M 愛すべき人がいて」に参加”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年3月18日). https://natalie.mu/eiga/news/371598 2020年3月18日閲覧。 
  25. ^ 白濱亜嵐(インタビュー)「白濱亜嵐、“愛くるしいチャラ男”流川翔を分析「仕事はちゃんとできる男」<M 愛すべき人がいて>」『ザテレビジョン』、2020年5月2日https://thetv.jp/news/detail/231945/2020年6月28日閲覧 
  26. ^ 久保田紗友(インタビュー)「<M 愛すべき人がいて>久保田紗友、アユを演じる安斉かれんについて「自然と元気にさせてくれるような人」」『ザテレビジョン』、2020年6月20日https://thetv.jp/news/detail/236328/2020年6月28日閲覧 
  27. ^ 『M 愛すべき人がいて』大反響 田中みな実、水野美紀…ツッコミつつ楽しみたい”. クランクイン! (2020年4月25日). 2020年4月25日閲覧。
  28. ^ a b c “ELT→OTF、TRF→USG、相川七瀬→冴木真希! ドラマ『M 愛すべき人がいて』に、歴代エイベックスアーティストが形を変えて続々登場!”. M-ON! Press. (2020年3月20日). http://www.m-on.press/music-news/0000248407?show_more=1 2020年3月30日閲覧。 
  29. ^ 水野美紀、『M 愛すべき人がいて』第2話に出演 「『セッション』の鬼コーチのエッセンスも」”. Real Sound|リアルサウンド 映画部 (2020年4月19日). 2020年4月25日閲覧。
  30. ^ haradamayumi. “浜崎あゆみのボイトレ/ Ayu's Voice Training”. 原田真裕美の魂ブログ/ Mayumi's Intuitive Blog. 2020年5月8日閲覧。
  31. ^ “あゆ大ファン”りんごちゃん、ドラマ「M」最終回に出演「本当に幸せ」”. SponichiAnnex. 2020年11月9日閲覧。
  32. ^ “ドラマ『M』脚本・鈴木おさむ氏、後半の見どころ語る 田中みな実は「すべてが見せ場」”. ORICON NEWS. (2020年6月14日). https://www.oricon.co.jp/news/2164534/full/ 2020年6月30日閲覧。 
  33. ^ “lol、Beverly、FAKY、FEMM、Yup'in、安斉かれんがavexヒット曲を“リバイバル””. 音楽ナタリー. (2020年4月18日). https://natalie.mu/music/news/375994#NA_shareCount 2020年4月25日閲覧。 
  34. ^ a b 服部宣之,川島彩乃(インタビュー)「【インタビュー】「M 愛すべき人がいて」プロデューサーが狙った懐かしさ×一周回った新しさ」『cinemacafe.net』、2020年4月27日https://www.cinemacafe.net/article/2020/04/27/66880.html2020年6月28日閲覧 
  35. ^ 服部宣之(インタビュー)「コロナ禍の人々を楽しませた2つの音楽業界ドラマ Side『M』」『ORICON NEWS』、2020年6月12日https://www.oricon.co.jp/news/2164399/full/2020年6月28日閲覧 
  36. ^ 該当各日 『朝日新聞』 テレビ欄。
  37. ^ “ドラマ『M』“記憶に残る最終回” 視聴率は世帯4.8%、個人2.2%”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年7月6日). https://www.oricon.co.jp/news/2166258/full/ 2020年7月6日閲覧。 
  38. ^ ドラマ『M 愛すべき人がいて』サントラがいよいよ発売! 初回盤は、安斉かれん、三浦翔平、白濱亜嵐、田中みな実の写真集付き|M-ON! MUSIC NEWS”. www.m-on-music.jp. 2020年5月27日閲覧。
  39. ^ みな実アナの眼帯で話題、博多銘菓「通りもん」ドラマ「M」のスポンサーに/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2020年6月13日閲覧。
  40. ^ 「博多通りもん」、初の「全国CM」で注文殺到 ドラマ「M」の田中みな実「通りもん眼帯」人気でブレイク”. J-CAST ニュース (2020年6月14日). 2020年6月14日閲覧。
  41. ^ “田中みな実演じる礼香の秘密が明かされる 『M』スピンオフドラマ『L』配信決定”. Real Sound映画部 (RealSound.jp). (2020年6月20日). https://realsound.jp/movie/2020/06/post-572130_1.html 2020年6月20日閲覧。 
  42. ^ ザテレビジョン. “「もう離れないよ!?」中川梨花“礼香”の暴走に視聴者絶叫「狂ってる!!」<L 礼香の真実(6)> (1/2) | 芸能ニュースならザテレビジョン”. ザテレビジョン. 2020年7月6日閲覧。


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